第百四話
どうも最近たまに脇腹が軋む朝廷です。
皆さん遂にこの作品の累計PVが100万を超えました!
ありがとうございます!
いやー久しぶりなのに見ていただけてとても嬉しいです。
それでは第百四話スタートです!
さてそう言った俺は直ぐに【帰還】を使ってカルポトへとんぼ返りする。
そのまま俺は空を飛び遺跡へと向かう。
遺跡の中は先程のままになっており、誰かがあの後入った痕跡もない。
まぁ直ぐ戻ってきたから誰かが入った痕跡があったら怖いのだが……
レン君が見つけた隠し扉もそのままになってる為そのまま入る。
そこには先程と同じようにランプが壁に並んでいる。
俺はその内の一つが取れてるのを見て、バーナクさんの為に取ったランプを渡すのを忘れてしまった事を思い出した。
まぁ機会があったら渡せば良いだろ。
「それでマスター?どうしてここに戻ってきたんですか?」
あのホールへの階段を下っているとイウがそう訪ねてくる。
「あぁ色々考えたんだが、もしさっきの俺の一部の側面である……便宜上アレンオルタとしようか。そのアレンオルタが防衛機構だとするとおかしいところがある。」
「おかしいところ……ですか?」
「あぁ、自分で言うのもどうかと思うが俺はレン君よりも強い。その点から考えて何で俺の分身とは別にレン君の分身なんて用意したのか?」
「確かに……」
「色々考えられるが俺の考えは一つ。ここが【禁忌】から逃げるための場所で、ここに攻めて来るのを【禁忌】と考えた。一つだけあるじゃないか?【禁忌】に対抗するために古代の人達が考えた技が……」
「分かりました!【古代魔法】ですね!」
「その通り!」
そう俺が考えたのは、【古代魔法】が俺達に作用して居たと言う考えだ。
何だかは分からんが、その魔法が俺とレン君にかかり、二人の分身がそれぞれの目の前に出てきたって事だと思う。
そんな事を考えてると下のホールにたどり着いた。
先程の様に進んでも何処かに飛ばされたりはしない。
もう魔法の効果が切れたと言う事なのだろうか……
俺は真ん中や周りの壁など色々な所を探ってみるが特に何もない。
「マスター。こっちにも何もありませんでした……」
【人化】して調べてくれていたイウも力無く肩を落として報告してくれる。
「そうか……やっぱり考えすぎだったのか?」
俺はそう言いながらホールの真ん中で座り込む。
俺はそこでふと床の感覚に違和感を感じた。
何処と無く浮いてるような感じだ……
俺はそのホールの床を叩いてみる。
すると俺が座ったところだけ若干音が高い。
「イウ」
「了解ですマスター。」
俺が声をかけると直ぐにやることに気付いたのか剣の状態に戻ってくれる。
そのまま俺はイウを構えてその床を十字に切りつける。
するとその床は十字に割れ、下から大きい石板が出てきた。
やはり下は少し空洞になっておりその空間にこの石板が嵌められていたらしい。
その石板には文字が書いてある。
同じような長さの文章が様々な言語によって書かれているが一つだけ読むことの出来るものがあった。
「これは【龍語】か……」
だとすると他の言葉は違う種族の言語だったりするのかな……
これを作った人は色々な種族がこれを読むことを想定していたんだな……
……気を取り直して読むかえーっと
【それは反転した者、君とは真反対の者。
それは相克した者、君とは相容れない者。
それは反逆せし者、君とは敵となる者。
しかしそれは君自身の物である。
我は毒を制すために毒を用いるとしよう。
禁忌を滅ぼすその時まで。
禁忌魔法:呪術反転召還】
【古代魔法禁忌:呪術反転召還を習得しました。】
そのアナウンスと同時に目の前が強く光り、人型が形成されていく。
それは最初荒ぶっていたが次第に大人しくなり、一人の姿をとる。
そうそれは先程俺と戦ったアレンオルタの姿だった。
そして
「なんだよオリジナル!まさか呼んでくれるとはなぁ!俺と立場を交換する気にでもなったか!あーこんなに嬉しいことはねぇ!剣王術/裏炎帝流イグナイトオルタナティブ!」
そう言いながら顔に満面の笑みを浮かべ、斬りかかってきた。
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