第九十三話
どうも最近妙におなかが減る朝廷です。
後これから一週間程少し用事が入っているため投稿できません。すみません。
それでは気を取り直して第九十三話スタートです!
さて蟹を倒してフィールドを歩いている俺だがそろそろカルポトの町に着くところだろう。
ここら辺までくるとプレイヤーの数もどんどんと増えてきた。
攻撃の仕方から初心者はやはり居ないようだ。
プレイヤー達は俺の姿を見ると少し驚いたような反応をするけど王都にいるプレイヤー程反応は大きくない。
やはり慣れているって言うのもあるのだろうけど、そこまでとやかく言う暇無いのだろう。
なんせワールドクエストなんて物が発動しているしこれに負けたらHerun world onlineの世界が終わる位と認識しているのだろう。
さてそんな事を考えているといつの間にか町の中に着いていた。
先ずはトールのところに向かってみるとするか……
「おぉこっちだアレン!」
「病院なのだから静かにしろよトール。」
幸い病院の場所もすぐ分かりトールが入院している場所にもすぐ案内された。
しかし部屋に入ってみるとこの有り様。
トールはとても元気に返事をしているが全身に包帯を巻かれあちこちに薬に浸かったシートみたいな物が貼られている。
手も足もぐるぐるにされており容易には動かせなさそうだ。
そんな中首だけ動かしてトールはこちらを見てくる。
その状態で声をかけられてもどう反応したらいいのか分からないんだけどな……
「それにしてもアレンは白ランクになったのか。おめでとう。」
「あぁありがとうトール。それでお前の白ランク昇格はどうなるんだ?」
「それはだな、一応別のクエストは受けないといけないが今の段階で白ランクとして認めると言う方針をとるみたいだ。」
「なるほど。それと冥界種の話は……」
「あぁ聞いている。俺の怪我もそれまでに治れば良いのだが……」
そう言いながらトールは視線を下に向ける。
俺は元々用意していた薬の蓋を開けながら問いかける。
「トール。今すぐその怪我を治したいか?」
「あ、あぁ治るものならな。」
「じゃあ口を開けておけ。今からポーションを流し込むから飲み込めよ。」
俺は何か言わせる暇も与えずにポーションの中身をトールの口の中に流し込んだ。
トールはその味にしばらく顔をしかめていたがどんどんと明るくなってくる。
そして立ち上がり動き始める。
「おぉ体の痛みがなくなっている。更に前よりも体の調子が良いぞアレン!ありがとうな!」
「おぅ喜んで貰えてなによりだ。」
「と言うことで俺は少し外を走ってくるぞ!」
そう言うとトールは病室の外に飛び出していった。
更に看護師さんたちの制止する声も聞こえる。
俺は溜め息をつきながらこの病室を後にした。
次に向かったのはギルドだ。
ここでカレンに会えると良いんだけど……
「アレン?」
「おぉカレン。久しぶりだな。」
「うん、ダンジョン攻略ぶり。それとアレン白ランク昇格おめでとう。」
「なんだ知っていたのか。」
「風の噂で王都で炎を纏って戦う冒険者が白ランクに昇格したって聞いたから。」
なるほど噂としてこっちにまで聞こえてたのか……
「それでカレンはなにしてるんだ?」
「私は今は師匠の手伝いでギルドに納品しに来た。それと白ランク昇格試験はまだ受けてない。」
「なるほど冥界種の話は聞いているか?」
「聞いているよ。私も参加するつもり。」
「そうか……それと師匠って何の師匠だ?」
「師匠は私の魔術の師匠。元宮廷魔術士で今はこの町の離れたところで研究をしている。最近は古代魔法に手を出してるみたい。」
うーんなるほど……これは少し話を聞いてみるとするか。
「すまないカレン。その師匠の場所に案内してくれないか?少し喋ってみたくなった。」
「良いよ。師匠も前にアレンの話をしたときに凄い食いついてきたから。」
よし。これで使っている俺も良く分かっていないこの【古代魔法】について何か分かれば良いんだけど……
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