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Tender ∈ Wonder  作者: VaBideBoo
12/22

第12話 「一番人気はハッピーターン」

12話 「一番人気はハッピーターン」


作者から読者へ

読者の皆様は、なんかいい感じに物語が進行していて、ほのぼのとした雰囲気を感じてるかも知れませんが……、残念でした。作者はそんな皆様の期待を裏切るのが大好物です。勘のいい読者は気がついているかも知れませんが、この世界には、天使見習いがいる……、ということは……、そうです。悪魔見習いもいるのです。ダークサイドです。暗黒面です。殺人、暴力、虐待、拷問の世界です。ほのぼのタイムはもう終わり?です。ドロドロの紫色の液体がグツグツと煮えたぎっています。壁一面に血しぶきが広がっています。床は不潔でネズミが駆け回っています。そんな世界のお話です。

どこから始めるか……、というと、やはり悪魔見習い学園からお話しなければならないでしょう。

優良な悪魔を育てる誉れも高き名門校です。名門校……、いい響きです。

さて、沙月、シエラ、グラビス、アイカの運命はどうなってしまうのでしょうか?

そうです。嵐の前の静けさ……、なのです。


---


ゴツゴツした岩の間を這うようにドロドロの溶岩がゆったり流れている。地獄みたいなところだ。そんな中に少し小高い台地があって、真っ黒な建物が建っている。両端に尖った塔があって、中央に如何にも不吉そうな真っ黒な扉がある。その扉の上に、悪魔見習い学園と書かれている。


教壇に立つ女性は白髪の目立つ年配の女性で、長身で痩せていて骨でゴツゴツしている。真っ黒なロングコートは地面にまで伸びていて、足は全く見えない。目はつり上がっていて細く、見下すような視線だ。

女性の目の前には机が並べられていて20人ぐらいの生徒が座っている。生徒の服装はバラバラだったが、全員が黒を基調とした服を着ている。

「皆さんに、重要なお知らせがあります。昨日、一昨日の2日間に渡って、緊急理事会が開かれました。私も出席しました。」

クラスが静まり返って緊張感が伝わってくる。重要なお知らせ……、ただ事じゃない……。クラス全員が緊張した面持ちで女性を凝視する。

「……やる必要なんてまったくないんですけどね……、偉そうなジジババは暇なんですよね、やることがないんで集まったわけです。お菓子も出ましたね。一番人気はハッピーターンでしたね……、甘辛くて、おいしいんで、あっという間に無くなってしまいました。途中で、ビンゴ大会もやりましたね、私は、マフラーが当たりましたね、……この地獄でマフラー……、いつ使えばいいんでしょうね……、昨日の夜はそのことばかり考えていました。」

教壇に立つ女性が話を止めると、生徒が一斉にノートを取る。カリカリという音が教室に響く。

最後列に座っている女の子だけが、ポカーンと口を開けている。

ゴツゴツした女性が話を続ける。

「2日目のお昼寝の後でしたね、ある人がね、そろそろ家に帰りたいって言い出したんですよね、それにお二人が同調しましてね、ネコに餌をあげなきゃいけないとか、もう飽きた、とかって言ってましたね。私は家から持って来てたジグゾーパズルをやってましたね……。1000ピースのやつです。1/4も完成してませんでしたね……。」

教壇に立つ女性が話を止めると、生徒が一斉にノートを取る。カリカリという音が教室に響く。

最後列に座っている女の子だけが、ポカーンと口を開けている。

ゴツゴツした女性が話を続ける。

「そしたらね、事務局の人がこういうんですよ、"地上界に天使見習いが派遣されたので、悪魔見習いも派遣するかどうか決めてくれ" ってね。そしたら、ある人が"いいんじゃない? 今日は見たいテレビもあるしそろそろ帰りたいわ" って言うんです。そしたら、みんなうんうんってうなずいて、満場一致になりましたね。ものの1分もかからずに結論が出たんですよね。……2日間、私達は何をやってたんでしょうね……。ああ、でもそう言えば、3丁目のお肉屋さんの犬が赤ちゃんを生んだって言ってましたね、6匹だそうですよ……。みんなでね、祝杯のシャンパンを飲みましたね、結構、高級なやつですよ。ちょっと得した気分でしたね……。」

教壇に立つ女性が話を止めると、生徒が一斉にノートを取る。カリカリという音が教室に響く。

最後列に座っている女の子だけが、ポカーンと口を開けている。

教壇に立つ女性が振り返って黒板に書き始める。

--なぜ、地上界に悪魔見習いも派遣するのか?--

書き終わって振り返る。

「この問題、分かる人いますか……、そうですね……、悪魔っ子Aさん。……分かりますか?」

一通り、教室を見渡して、悪魔っ子Aで視線を止める。教室の全員が悪魔っ子Aを見る。

教室の中が静まり返って、緊張感が伝わる。

悪魔っ子A「うっせーよ、ババア、気安く話しかけてんじゃねーよ!!」

教室全員がゴクリとツバを飲み込む。

教壇に立つ女性がニッコリと笑顔になって言う。

「すばらしいです。悪魔っ子Aさん。さすが、成績優秀者ですね。」

そう言うと、クラス全員で、"うぉー"というどよめきと拍手が巻き起こる。

最後列に座っている女の子が慌てて拍手に加わる。

悪魔っ子Aは褒められて、照れている。いやー、それほどでもないのよ……、という感じだ。

教壇に立つ女性が教室を見渡しながら、

「そうですね……、別の人にも答えてもらいましょう。……ポポさん、……分かりますか?」

そう言うと、最後列に座っている女の子の動きが止まる。教室の全員がポポを見る。

ポポは顔を赤らめながら、恥ずかしそうに答える。

「……えっと……、善と悪のバランスを保つため?……。」

教壇に立つ女性の顔が明らかに落胆へと変わる。

「まったく、あなたは、いつになったら……、ほんとに、がっかりだわ……。」

教室全員がクスクス笑う。

ポポは顔を赤らめながら、下を向いてつぶやく。

「ごめんなさい……」


さて、以上がポポの登場シーンになる。

ただ、時系列的には沙月たちがペロスの家に行った日の出来事だ。筆者の都合でここになったことをご了承頂きたい。沙月の目的が決まって、未来に希望が広がる……。その一方で、暗雲が垂れ込めている?……。まあ、世の中というのはそういうものなのかも知れない?……。


---


さて、沙月達に戻ろう。今日のトレジャーハントのターゲットは薬草だ。そして、今日の目的地は1つ目の崖を登って、森の中を30分程歩いたところだ。前回と同様に、朝早くに起きて出発する訳だが、述べるべきところだけを抜粋した形で見て行こう。


翌日の沙月達のトレジャーハントは順調だった。それに、新しい発見があった。

沙月が試しにファイに聞く。"出来るかどうかはファイに聞くべき"を早速、実践した訳だ。

「ねえ、ファイ、この辺りの状況を見ることって出来る?」

「はい。出来ますよ。」

グラビスは、え?……、という表情だ。沙月はファイの続きを待っている。

「パーソナルステータス画面を表示して下さい。右上に画面というボタンがあります。」

沙月が指示に従う。

「……画面、……これね。」

沙月がボタンを押すと、画面が切り替わって、沙月が画面に映る。思わず沙月が"あっ"と声を上げる。

「見てて下さい」

そう言うと、ファイが空高く上昇していく。パーソナルステータス画面が目まぐるしく変わって、止まる。ファイの視点からの景色が画面に表示されている。

ファイの声がスピーカ越しのように聞こえる。

「画面右下に、十字カーソールがあります。これで、方向を変えられます。その下にスライダーバーがあります。それで、倍率が変えられます。私に指示してくれてもいいです。」

シエラが画面を覗き込みながら言う。

「おー、すごいわね。」

沙月が試しに十字キーを押すと、画面が回転して、ぐるっと辺りを見渡せる。

スライダーバーを押すと拡大したり縮小したりだ。

グラビスがつぶやく。

「眺望……、ね。眺望っていう魔法なの。……眺望も使えるのね……。」

グラビスと沙月がお互いを見て、ニコリと笑う。"これは使えるわね……。"という顔だ。

ファイの可動範囲は沙月を中心としておよそ100mくらいまで、という制限があったものの、実際に目で確認できるのは重宝した。

「沙月、眺望お願い。」

というのが、合図になった。


---


地獄みたいなところ。悪魔見習い学園だ。

教壇に立つ骨でゴツゴツした女性が話しはじめる。

「昨日は……、そうですね……、緊急理事会の話をしましたね。偉い人たちの生態が垣間見れましたね。偉い人はとてもおいしいですよ、特に何もしなくてもいいんです、それでいてお給料はいいですからね、みなさんもなれるように頑張ってくださいね。」

教壇に立つ女性が話を止めると、生徒が一斉にノートを取る。カリカリという音が教室に響く。

ポポは、ポカーンと口を開けている。

「今日はもっと具体的な話をします。人間界に派遣されるのは8人だそうです。天使見習いが8人派遣されたようですからね。でも、書類上はそんなことは書かないですよ、必要性があるってことをアピールする必要がありますからね。」

教壇に立つ女性が話を止めると、生徒が一斉にノートを取る。カリカリという音が教室に響く。

ポポは、ポカーンと口を開けている。

「8人は多分、適当に選ばれますよ……。ああ、でも書類上は優秀な生徒8人を厳正に選んでって書きます。いろいろ、大人の事情があったりしますからね、偉い人のご子息だからっていう理由が理想的ですね、私達にとっても得ですからね、ああ、でも大丈夫ですよ、厳正に選んだって書いておけばバレっこありませんからね。フフフフフッ」

今度は生徒が一斉にフフフフフッと笑う。ここはノートのタイミングではないらしい……。

ポポは、ポカーンと口を開けている。

「選ばれた人は、定期的に連絡を取ることになっています。これは天使さんのところはやってないようですよ、うちはやってますね、天使さんのところがやってないことを独自にやっている……、っていうのは"やってる感"がありますからね。この"やってる感"はとても重要です。人によってはね、"結果を出すこと"なんて言う人もいるかも知れませんが、そんなことはありませんよ。結果なんて出さないでトップに居座り続ける人なんて掃いて捨てる程いますよ。"やってる感"さえ出せばいいですよ。」

教壇に立つ女性が話を止めると、生徒が一斉にノートを取る。カリカリという音が教室に響く。

ポポは、ポカーンと口を開けている。

「そうですね、連絡は私がやります。特に話すことはないんですけどね。私も"やってる感"を出さないとダメですからね。ええ、面倒くさいですよ、でもしょうがないですね。……ああ、でも安心してくださいね、書類上はいいように書いておきますからね。まあ、実際は書くのも面倒くさいので、前回のをコピーするんですけどね。」

教壇に立つ女性が話を止めると、生徒が一斉にノートを取る。カリカリという音が教室に響く。

ポポは、ポカーンと口を開けている。

「ああ、そう。重要なことを言うのを忘れていました。昨日、3丁目のお肉屋さんの犬が赤ちゃんを6匹生んだって言いましたけど、2匹はすぐに死んじゃったみたいですね、なので4匹みたいですね。この4匹は元気にお乳を飲んでるそうですよ。」

教壇に立つ女性が話を止めると、生徒が一斉にノートを取る。カリカリという音が教室に響く。

ポポもとうとうあきらめてノートを取る。真っ白なノートに書く。

"子犬は4匹。"


---


3人が無事に東門を抜けて街に入る。結局、今回も順調で、魔物に一切出会うことはなかった。グラビスのデータ + ファイとシエラは完璧だった。さっそく、カラカスさんのところに薬草を売りに行く。

沙月が思い出したように聞く。

「カラカスさんが交易の人の面倒を見てるのね、、」

グラビスも思い出したように答える。

「うん。そうなの。……そ、そう、そういえば、昨日、言うのを忘れちゃったんだけど、今は、カラカスさんがチス国通商協会の代表なの。」

「え?……、そうなの?」

沙月はカラカスの小さな事務所を思い出す。……あそこで、やってるのかな?……。怪訝な表情だ。

グラビスが沙月の思っていることを悟って続ける。

「カラカスさんの事務所の裏側にチス国通商協会があるの……、昔はたくさんの人がそこで働いていたんだけど、今は1人か2人……、かな。……それで、カラカスさんのお父さんか?おじいさん?が頼まれたのね。元々、チス国通商協会の場所を提供したり、理事を務めたり、関係が深かったからね。それで、カラカスさんはそれを継いだってことね。」

「ふーん。」

グラビスはカラカスのところに向かう前にチス国通商協会を沙月とシエラに見せる。とは言っても、ほんの10m程度行き過ぎる……、ぐらいでその建物は確認できた。2階建てで、横長の立派な建物だった。確かに、昔は沢山の人がそこで働いていたんだろうな……、と沙月は想像した。


「カラカスさん、こんにちわ。来たわよ。」

カラカスが顔を上げて笑顔になる。

「おお、グラビス様……、いらっしゃい。……おお、今回はヤナズナキ草ですかな……。いいタイミングですなー。……確か、品薄で相場も上がっておったような……、はっはっは。……おーい。これ、目方頼む。」

そう言って、奥にいる男に声を掛ける。

「ウーイ。」

という声が奥から聞こえる。いかにも業者らしい声だ。

「ちょっと、調べますな……、ささ、グラビス様、こっちへ。」

そう言って、事務所に入っていく。

前回とほとんど同じパターンだ。沙月とシエラもカゴを下ろしてグラビスの後に続く。

カラカスがペラペラと書類をめくって調べる。

「あー、やっぱりですなー……、うーん……。特に根っこが値上がりしとりますなー……。はっはっは。」

沙月たちはグラビスの指示で根っこごと引き抜いていた。土が柔らかかったので、すっぽりと抜ける感じだ。葉の部分は食用や薬の原料。根っこの部分は調味料として使われるらしい、塩分を多く含んでいて海のないチス国では貴重だとグラビスから聞いていた。

しばらくして、男がやってきて紙切れをカラカスに渡して、カラカスが計算する……、ここも同じ流れだ。

「えーっとお……、17.7……、ですな……。……18にまけましょう……、18シート。」

「ありがと。それでいいわ。」

グラビスが即答する。

グラビスが18シートを受け取る。商談成立だ。

「今って、交易の人はいるの?」

グラビスが歩きながらカラカスに質問する。交易の人がチス国に滞在しているか?という意味だ。

「いや、今はおりませんなー。……1ヶ月ほど前に出ていって、その後、来てませんからなー、……まあ、そのうち来るでしょうなー、……はっはっは。」


家に帰って、グラビスがお金を分配する。両替を用意していて、一人あたり4シートと5コインずつ配られる。グラビスがニッコリして言う。

「思ってた以上に、高く売れたわ……、ついてたわね。」

シエラが満面の笑みで言う。

「おー、やったー。……これで、たらふくお酒が飲めるわ……。食らってやるわよー……。」

沙月とグラビスの動きが止まる。シエラを横目で見る。

「……」

「……」

2人は無言だ。シエラが2人の視線に気が付いて慌てて訂正する。

「冗談よ!、冗談っ!!」

「……」

「……」

2人は無言だ。シエラを横目で見る。笑いを噛み殺している。

「……」

「……」

「……」

訂正が効かない?……、シエラが困ったような顔になってつぶやくように言う。

「冗談……、なのに……」

2人が笑いを抑えきれなくなって、笑い出す。


前回よりも近かったということもあって、まだ夕食には十分時間がある。3人は先にお風呂に入ることにする。沙月がいつものように、今日一日……、ではなく、昨晩のことを思い出しながら言う。

「5日か……、難しいわね……。」

「はい?」

「え?……、ああ、ファイヤーラビットの件……。乗組員がチス国にたどり着くまで5日かかった……、って書いてあったでしょ。……つまり、相当、遠いってことだわ。」

「ああ、はい。そうですね。」

「どうやって行くか?も、問題ね……、普通に考えると馬車?って思うんだけど……。ねえ、ファイ。……なんで、チス国にはバスがないのかしら?」

「バス……、は知らない言葉です。すみません。」

「、そ、そう……、えっと……、馬車で人を運ぶの。定期的に馬車が走ってて、乗りたい人が乗るの。」

「なるほど。定期的ですか。……バスがあると歩かなくていい訳ですね。時間も早くなります。」

「うん。でも、確かに馬車自体、めったに見ないのよね。グラビスも持ってないみたいだし……。」

「はい。馬を見たのはカラカスさんの3頭だけですね。」

「そ……、そうなの?」

「はい。大通りですれ違ったのはカラカスさんのところの馬でした。チス国に来て見た馬は3頭だけです。」

「そ……、そうなんだ……。つまり……、かなり貴重……、だから物資を運搬するのが優先されてる……。」

「はい。そう考えるのが妥当でしょう。」

「……ということは、馬車を入手するのは難しそうね……。歩きってことかな……、それに、どうやって泊まるか?も大問題ね……。都合よく、魔物が近づかない崖があるとは限らないし……。」

「はい。……でも、魔法の可能性は無限……、は言いすぎですけど、かなり、色々なことが出来ます。多分、グラビスさんはアイデアを持っていると思いますよ。」

「ふーん。……そう。……移動して、泊まって、監視して、データ取って、金を奪い返して、運んで帰る……。ちょっと、私には無理ね……、見事に何も思い浮かばないわ……。うーん。つまり……、勉強しないとダメってことね……。」

「勉強ですか?……」

「うん。……どういう魔法があって……、とか、どういう魔道具があって……、とか。あと、仮に馬車を買うとしていくら位するのか?……、とか。こういうことを知ってないと、何も考えられないでしょ?」

「はい。勉強は必要ですね。」

「うーん。……でも……、何か不思議だわ。」

「何がですか?」

「うーん。普通、勉強っていうとテンションが下がりそうでしょ?。異世界に来てまで勉強?って。でも、何か……、そこまでではないのよね……。ちょっとおもしろそう……、っていう気持ちもあるの。」

「そうですか。それは良かったです。おもしろそうって思うことはとても重要です。」

「ふーん、そう。……グラビス先生とファイ先生のおかげね。」

「……」


夕食を食べた後は結局、"トレジャーハント。2ndミッション達成記念パーティー"になった。

いつもお菓子は購入したものやコックが作ったものだったが、それに加えて今回はエリスも用意したようだった。パイのようなお菓子で、中に甘酸っぱい果物が入っている。沙月は食べたらマズイ……、と思いながらも、ちょこちょこと口に放り込んでいった。


12話完

挿絵(By みてみん)


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