人物紹介 I
まさかの二日連続です。
《説明》
『(創作)』となっているのは作者が創作した人物です。『(実在)』となっているのは史実をもとにアレンジを加えた人物です。
「……」の後の数字は通し番号です。
☆「本家」
○ 忠氏(創作)……001
・本名 足利新太郎源忠氏
・英名 Tadauji Shintaro Ashikaga
・呼称 太郎、若、殿
・生誕 A.D.1453、京
・死没 (未公開)
・配偶者 京子……002
・子女 (未公開)
・父親 足利義忠……003(足利義教の子)
・母親 ……004
『五代記』の初代。
生まれは京だったが、突如現れた刺客から逃れるため逃避行。飛騨の山中で両親を亡くすが、京に戻らず北進することを決意。そこで京子に出会う。
○ 京子(創作)……002
・本名 近衛京子 → 足利京子
・英名 Kyoko Konoe → Kyoko Ashikaga
・呼称 お京
・生誕 A.D.1454、京(一条左三坊)
・死没 (未公開)
・配偶者 忠氏……001
・子女 (未公開)
・父親 近衛教基……201
・母親 正親町三條實雅……202 の女
『五代記』の初代正室。
忠氏と同じく生まれは京。五摂家の近衛家との血縁関係が深い。趣味、特技は多岐にわたり、若いわりに教養人。
○ 義忠(創作)……003
・本名 足利義忠
・英名 Yoshitada Ashikaga
・呼称 父上
・生誕 (不明)、京
・死没 A.D.1467、飛騨の山中
・配偶者 ……004
・子女 忠氏……001
・父親 足利義教
・母親 (不明)
室町幕府六代将軍・足利義教の子だが謎の事情で存在は秘匿され、京でひっそりと暮らしていた。ところが刺客の登場により京を脱出。刺客の手は逃れたものの、飛騨の山中で賊に囲まれた。彼は囮となるが善戦し、あと一歩で首領に勝利するところだった。尚、首領は忠氏によって首を落とされた。
○ 忠氏の母(創作)……004
・本名 (不明)
・英名 (不明)
・呼称 母上
・生誕 (不明)、京
・死没 A.D.1467、飛騨の山中
・配偶者 義忠……003
・子女 忠氏……001
・父親 近衛の家の者
・母親 (不明)
近衛の家の生まれということ以外の生い立ちは詳しくわかっていない。義忠の名が表舞台から抹消されたあとも彼の名を追い、嫁ぐ。飛騨の山中では運悪く流れ矢に当たり亡くなった。
☆「高」家
○ 忠師 (創作)……101
・本名 高忠師
・英名 Tadamoro Ko
・呼称 爺
・生誕 (不明)、京
・死没 (未公開)
・配偶者 (不明)
・子女 直師……102
・父親 (不明)
・母親 (不明)
主・義忠の偏諱を受け忠師となった。代々義忠まで仕えてきた。先祖は高師直ともいう。
○ 直師(創作)……102
・本名 高直師
・英名 Naomoro Ko
・呼称 (特になし)
・生誕 (不明)、京
・死没 (未公開)
・配偶者 (未公開)
・子女 (未公開)
・父親 忠師……201
・母親 (不明)
忠師の子。後に忠氏の側近となる。
☆主要人物
○ 近衛教基(実在)……201
・本名 近衛教基
・英名 Norimoto Konoe
・呼称 後九条右府、陽明右大臣
・生誕 A.D.1423、京
・死没 A.D.1462、京
・配偶者 (不明)
・子女 京子……002
女子(御霊殿)
・父親 近衛房嗣
・母親 播磨局(家女房、父不詳)
足利義教より偏諱を受け、教基となる。死去は春日大明神の神罰によるものとも。家督は弟の政家が継いだ。
○ 正親町三條實雅……202
・本名 正親町三條實雅
・英名 Sanemasa Oogimachisanjo
・呼称 (特になし)
・生誕 A.D.1409、京
・死没 A.D.1467、(不明)
・配偶者 (不明)
・子女 女子(京子……002 の母)
公綱
公治
女子(三条実量の妻)
・父親 正親町三條公雅
・母親 (不明、家女房)
足利義教の側近であったといわれ、嘉吉の乱では数か所の傷を負ったという。
(作者注)この人物の薨去はA.D.1467/10/1となっていますが、忠氏と京子の婚儀に参席するため、もう少しだけ長生きしていただきました。実子の公治卿には次の人物紹介には番号付きで出てきます。
○ オオカシラ……203
詳細は不明。
○ 神保長誠……204
・本名 神保長誠
・英名 Naganobu Jinbou
・呼称 越前守、宗右衛門尉、孫三郎
・生誕 (不明)、(不明)
・死没 A.D.1501
・配偶者 (不明)
・子女 慶宗
長茂
・父親 神保国宗?
・母親 (不明)
放生津に居城を構え、射水郡、婦負郡の守護代。応仁・文明の乱の発端に大きく関わるなど、歴史にも大きく関与。もう一つ、大きなことをするのだが…………
○ 喜代
京子……002 の侍女。
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基本的には、以下の情報を羅列しています。
・本名
・英名
・呼称
・生誕
・死没
・配偶者
・子女
・父親
・母親
ヨーロッパ編は本編との兼ね合いの都合上、ペースを落とします。
中華編は『鼓腹撃壌』を読んでから書きたいので三章末になると思います。
というわけで次回は第十四話です。




