1話 神人族の王子に転生
気づいたら俺は、神々しく何も無い場所にいた。
「え!ここはどこ俺は...本当に誰!」
「日本人だよな?記憶がぼんやりとしてる!!」
と一人で焦っていると話しかけてくる者がいた。
「いやー初めての試みだったから記憶が少し無くなったみたいだね、メンゴ!!」
記憶が無くなってメンゴだけってかるぅ〜この人が元凶なんだよな?てか、
「子供?」
「失礼だね君!これでも神だよ!」
「え!!」
てことは異世界モノでよくある「お前はもう、死んでいる!」的な?
「そう!君はこれから転生してもらうよ!」
「マジか!」
てか、普通に心の声聞こえてる怖!しかし、転生かー。
「何か不満かね?ファンタジーな世界だぞ!」
「いや、だって転生ってことは親がいますよね」
「当然!」
「前世の記憶持った子供ってバレたら即殺されたり家から追放とかなっちゃいますよ!」
普通に意思があるからどんな親元に生まれるか不安だ。
「大丈夫!!ちゃんと家族達全員から了承貰ってるし!」
「え?」
「それに、君は僕の曽孫になるから!」
「は!?」
何言ってんだこの神は俺は人に生まれるんだよな?
「厳密に言うと神人族だね!しかも、王子だよ!」
「王子!!!」
おいおい!神人族に王子!!荷が重いよそれによくある王位継承争い!暗躍!暗殺!
「かみちゃま!転生先変えられませんか?泣」
「無理だよ。もう転生完了してるし、次の王も決まってる。それに優しくて愛してくれる家族だぞ!目の前の曾祖父見て信じられないかい?」
不安だ!記憶を無くして「メンゴ!」で済ませる神(曾祖父)
「ま!大丈夫だから!」
「はぁ」
そういえば、俺の転生が初めて的なこと言ってたよなそもそもなぜ転生することになったんだ?
「あーそうだね」
「君は、死んだそれはいいね?」
「はい」
「なぜ、君を選んだかそれは僕の後継者になってもらいたいからだよ」
「神の後継者!?」
「そう!って言ってもう何万年後だけどね」
「は?」
「君は神人族だから寿命はないよ」
「ほは?」
「まっ神になりたいかはゆっくり決めればいいよ第二の人生自由に生きればいいよ!」
おぉ一瞬だけカッコよかった!
「曾祖父に向かって失礼だな!僕いつだってカッコイイよ!キラ」
「.......」
とりあえず、第二の人生を謳歌しよ!
「最後にスキルを与える!」
おお!ゲーム好きだった俺からしたら超ワクワクする!
「一つ目は【テイム】二つ目は【知恵の本】」
「チートスキルじゃね?」
「ワハハハ!これから君が行く世界は甘くないよ」
この2つのスキルを持っても甘くない!?
なんだ、この感覚はワクワクしてるのか?
前世では、何となく生きていたけどゲームに没頭することが生きがいだったけど転生先の世界はゲームじゃあなく現実だ!なのに恐怖心があるのにワクワクする!
「これから、君の第二の人生が始まる困難もあるだろだが君なりに生きてみてよ!」
「はい!!」
「時間だ!我が子孫よ、また相見える時もあるだろ」
「神様、ありがとうございました!」
そして、視界が暗く包まれた。
............
.......
...
.
知らない天井だ。
本当に赤ん坊になってる!!転生しちゃってる!!
てか、緊張するなぁ〜あの神の子孫なんだよなぁー不安だ!一応俺もか!
そう一人で困惑していると部屋に入ってくる者がいた。
「お目覚めになられたようですね」
白髪でロングの女性がそう言う。
メイドさんだよね?モノホンのメイドさんやー!!
「今すぐ国王様方をお呼びいたします」
そう言ってメイドは部屋から出て行った。
普通に赤ん坊に丁寧だったな、神様が言ってた通り前世の記憶持ってるって知ってるってことだよな?
それより今赤ん坊だけど喋れるのか?
「あぅーだぁー」
「おお!しゃべれる」
と言っても悠長には喋れないな。
そう、一人でやっていると部屋の外が騒がしくなってきた。
「目覚めたのね!!」
ドカンッ!!
と声と同時に扉を壊してやってきたのは金髪でポニーテールで耳が長い女性だった。
「えりゅふ?」
「ハイエルフよ!そして!貴方の母ルシアよ!」
「にゃにゅ!」
そう話していると、壊れた扉から三人が入ってきた。
「ルシア!!いきなりドアを壊して我が子が怖がるだろ!」
そう話すのは優男で長髪で白髪の水色の瞳を持つ男性だ。
「そうですよ母上!弟よ大丈夫か!? 怪我は無いか!?」
白髪でマッシュの水色の瞳の男性がそう言う。
「てへぺろ」
「「てへぺろ!じゃあなーい!!」」
「全く、奥様は」
ため息を吐きながら言うのは先程のメイドだ。
てか、俺だけ置いてけぼりだし!第一声どうしようええい勢いじゃあい!!
「ば.....ぶぅ」
「「...........」」
ミスったぁぁぁー全員こっち向いて固まってるよー
一人で葛藤していると。
「クス」
メイドは微笑んだ。ウィルが口を開く。
「おじい様から聞いているよ」
「前世の記憶を持っていても君は僕たちの息子だよ」
「そうよ!私がいっぱい愛してあげるんだから!︎」
「いつでも頼ってくれこの兄にね!」
なんだ、心配してたけどいい家族じゃん!
優しく迎えてくれた家族のためにもこれから頑張ろう!
「そうだ!自己紹介がまだだったね」
「私はシュトラス国王、 ウィル・シュトラスだ」
「私は貴方の母、ルシア・シュトラスよ!」
「僕は君の兄、レイツ・シュトラス次期国王 現宰相だよ」
あ、俺も自己紹介をしなきゃ!
「シンでしゅ」
「シンちゃんね!」
「いい名前だ!」
「よろちくよねがいちます」
「もちろんよ!いっぱい可愛がって あ ・げ・る」
そうだメイドさんの名前聞いていないと思い視線を向けると。
「私の名前は、セリリアル・シュトラス ウィル兄様の妹でメイド長をしています」
父上の妹ってことは叔母様じゃん!
「せりりあるおばちゃま!」
「セリーで構いませんそれに、私はシン様の専属メイドですから」
「「え?」」
なんで全員が驚いてるの?まさか、国王なのに知らされてないの?ダディ大丈夫?
「セリーそんな事いつから考えてたの!!」
「今ですよ兄様」
「セリー貴方はメイド長なのよシンちゃんのメイドは他の子にお願いするわ」
「嫌です!」
「あのメイド長が今日は感情的だなー」
セリリアルとルシアが言い合っていると国王が言った。
「じゃあメイド長兼シンの専属メイドでいいだろ」
「チッ」
「今舌打ちした!僕国王だよ!」
「仕方ありませんね」
「シン様のメイドとしてお世話をさせていただきます!」
「教育係としても頑張ります」
おお!セリーさんがこれから色々と教えてくれるのか!
ありがたい!
「よろちくよねがいちまちゅ」
「お任せ下さいませ」
そう言いセリリアルは笑った。
「本当は僕以外にも弟妹がいるけど何せ多忙でね」
「次男はすぐに会えると思うけれど残りのふたりに会うには数年後ね」
早く会ってみたい!
「一段落したところでシンに合わせたい方々がいる」
「目覚めるのを心待ちにしておられたからね」
どんな人だろーやっぱ異世界だから獣人とか?ワクワク
「今から準備するからシンちゃんはここで待っててね」
「あい!」
そして、部屋から全員出て行った。
よし!方針でも決めよう!やっぱりゲーム好きとしてはやり込みたいよなぁー
まずは、魔法とこの世界の常識を知ろう!
方針は決まった!
とりあえず、やり込みます!!
――その時、胸騒ぎがした。
とひとりの世界でキメてると俺の周囲が光出した。
「にゃんだこれ!」
魔法陣!!かっこよ!キラ
そして、部屋に国王達が駆け込んでくる。
「「シン!!!」」
その瞬間視界が変わった。
そこは、暗い部屋で魔法陣を囲むように黒いローブの者たちがいた。
「おおお!召喚に成功したゾイ!」
そう言うのは派手な衣装の中年の男性だ。
「未来の勇者を召喚することができたゾイ」
「此奴を利用するため我が子としてやろうゾイ」
「やがては周囲の国々に攻め込む!ワハハハ」
えええーーーーー嫌だ!!
しかも、ゾイゾイうるさいし!デ●●大王かよ!
いい家族に出会えたと思ったのにい!何してくれてんだこのおっさん!てか、勇者?嫌なんですけど!!国を攻め込むとか言ってるし絶対嫌だ!!
一人で葛藤していると部屋がガタガタと揺れだし次第に揺れが大きくなり勢いよく壁がドカンと壊れそこから見えるものは。
「どらごん!」
水色の鱗を持つドラゴンが壊れた壁から見えた。
「おらっちの未来の主はどこだァ〜」
とドラゴンが言う。
「我のことかゾイ!」
「違うに決まってんじゃん!その赤ん坊だよ!」
ドラゴンは指で示す。
「うぉ??」




