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奈落曲――罪と理解の巡礼  作者: 羽赤(はあか)
1章[罪とトミノ]
3/3

渡し守

門の先には一つの道があった。


暗い一本道を進む。

震えた足で少しずつ、振り返らず、

足が痛み始めた頃、赤い川に出た。

暗く底の見えない深い川。


周りを見渡すと、

少しボロいように見える船と、老人がいた。


「あの、川を渡りたいのですが」


老人は品定めするように、僕を見る。

「何を出せる」


なぜかこれだと思った。

不思議と確信があった。


「僕は……僕だけの[道]を出します」



何かはわからないけど、

そうしないといけない気がした。

ただ口から自然に出てきたんだ。



老人は慣れた手つきで船を出した。


「船に乗れ、もうそれ以外できないだろう」


「それ以外できない?」


「罪…自身の原罪を理解すればわかるさ」

その言葉の意味が少しわかる気がする。


船に乗る前に振り返ると、

先ほどまでの景色は巨大な影で覆われ、

見上げても青い星は見えなかった。

ポケモンチャンピオンになってました圧倒的不定期です

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