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前線組  作者: 井谷詩度地位
遺跡探索
32/59

遺跡探索3

モンスターの大群を倒したクランの皆と俺は少し奥に来ていた。

どうも、ここの時点でリタイアしていたらしくとても喜んでいた。


さらに奥に行くと、一辺20メートルほどの正方形の部屋に行き着いた。

その部屋は壁全体にモザイクがかかっているような部屋だった。


「何だい、この部屋は」

「結構狭くないか?」

「テンプレで扉が閉まるやつって無かったっけ」

「いやまさかな」

「hahahahaha」

「hahahahahahahaha」

「おい、それフラグだぞ」


その会話が聞こえた瞬間後ろにあった扉が閉まり、前の扉からあるモンスターが現れた。

そのモンスターとは馬だった。

これがただの馬だったら良かったのだろうが、生憎そんな訳が無く、立髪(たてがみ)が青い炎で出来ており尻尾は鎖で出来ている馬だった。


もはや癖にもなってしまった鑑定を神眼でをする。


ダークホース  LV、120


HP;10000 MP;50000

物攻;11000 物防;900000

魔攻;435627  魔防;50000

速度;120000 幸運;36908


スキル

『神速LV、23』『魔力波動LV、49』『地響きLV、18』


俺にとっては普通のステータスだが周りのみんなは違うようで、青色の顔を通り越し土色の顔をしていたのを見てひどく驚いた。

一応協力をする事になっているのでどうするのかをガンプさんに聞いてみた。


「ガンプさん。これどうするんですか」

「一度戦ってみて、どうしてもダメだった場合これを使います」


そういって見せてきたのは一枚の紙だった。


「これは何ですか?」

「使い捨ての転移紙です。範囲型なので私しか持ってないですが。」


え?何それ?そんなの聞いてない!

使い捨てだからクールタイムも無いしめっちゃ使い勝手良さそうやん。


改めてダークホースの方を見てみると舐め腐った顔をこちらに向けていた。

うっざ。

まあ、確かに負けた事ないんだろうけどよ。


そんな事を考えていると、ガンプさんがクランのメンバーに指令を出していた。


「前衛は相手を視界から外さないようにしていなさい!後衛の人は前衛の後ろから牽制の魔法を打ち込んで!」

すると前衛は後衛の人の邪魔にならないように動き、後衛の人はそう動くのが分かっていたかのように魔法を打ち込んでいた。


アヒージョに関しては何もしていない。本当に何もしていない。

……俺もだけど。さっすがに何もしないのもアレなので何をすればいいか聞いてみた。


「あの……俺どうすればいいですか?」

「NARUさんにはこの後、魔法を打ち込んでください」

「わかりました」


そんな会話を終えたのでクランの人たちの方を見ると蹴っ飛ばされているものや、魔力波動で吹っ飛ばされているものがちらほら見える。


これで一階層なのだからまだまだ遺跡探索は続く。気を引き締めていこう

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