新たな装備
恨怨の剛化騎士を倒した俺は、今大の字で寝っ転がってる。
そんな俺の上に現れた宝箱は、俺を押しつぶした。
「へぶぅ、いてぇ〜。なんだこれ。宝箱か?これ。」
その宝箱は、なんか無骨な感じの宝箱だった。
これだけの事をしたんだ。きっといいものが出てくるに違いない。
そんな期待を膨らませ。俺は宝箱を開けた。
「おぉ〜」
中から出てきたのは、程よく装飾された剣だった。
俺はどんな剣なのか知りたいから、鑑定をかけた。
希望の剛化剣 レア度:★★★★★
耐久力:2000 防御力:+0
攻撃力:+1000 速度:100
付与スキル
『硬化LV、3』
説明
この剣は、恨怨の剛化騎士が置き忘れていった、感情によって作られた剣。
この剣を持ったものは、いつでも希望を持っていられるだろう。
こんな内容の剣だった。……これ、普通の人が持ったら結構強くない?
まず、このダンジョン自体が桁外れに強いし…
多分、二階層もあるだろうし。
まっ。いっか。
次行こ〜
『これにて、ダンジョンの探索が終わりました。地上へ送還します。』
へ?
あっ、これで終わりなんですね。
一回、街にも戻りたいし、ちょうどいいかも。
急に視界が白み始めると、そこにはダンジョン前の、鬱蒼とした森があった。
ここに転移なのかよ。ひでぇな。
さて、帰るか
ーー十分後ーー
やっと城まで帰ってこれた。
やっぱ見返すとこの城、とてもつもなくデカイな。
受付の兄さんにギルドカードを見せながら、街に入る。
ピコーン
おっ、なんかメッセージが来たぞ。メッセージが来るとなるようなシステム、やっぱり良いな。
なになに、「試行版終了に伴い、最後にイベントを行います。詳細に関しては後日連絡いたします。」
もう、終わってしまうんだね。試行版の人はそのまま、正規版もできるから良いけど。
一度、セーフティエリアにもなってる、宿に泊まろう。
……いや、けど待て。まずお金足りるかね?
いや、この取っておいた素材を売りに行こう。なくなると怖いし。
素材は、ギルドで売る事ができるので、大至急ギルドへ向かう。
ギルドに入ると、この前のように、受付の人が立っていた。
「こんにちは」
「こんにちは……非常に、申し訳ないのですが、名前ってなんでしたっけ」
「そういえば、何も聞かずに出て行ってしまいましたからね。私の名前はキエラです。以後、よろしくお願いしますね」
人の名前を聞かずに行ってしまうとは、情けない
「よろしくお願いします。要件に入りますが、素材を売りたいのですが。」
「はい。では、ここに売る素材をおいてください。査定をしておきますので。」
そう言われたから、俺はスピード・ウルフを50匹ほど置いた。
「ッ!これだけの量のスピードウルフをどうやって…」
「いや、ただ倒しただけですけど」
「スピードウルフは特別に、村を滅ぼすほど…言い換えればC級の魔物ですよ!」
「えっ、攻撃力結構少なくなかったですか?」
「いえ、その速さから、捕らえる事ができなく、一方的にやられてしまうのです。」
なるほど、確かにめちゃくちゃ早かったもんね。
「まぁ、お願いしますね。」
「……はい。わかりました。30分後に来てください。」
さて、何をするもんかね。
一回ログアウトしたいから、セーフティーエリアの確保へ行くか。
近くの、宿へ寄ってみよう。
「いらっしゃいませ。食事でしょうか、それとも宿でしょうか?」
「宿で。それから、次元の旅人だから長期間の宿泊で。」
「わかりました。具体的には、どのくらいでしょうか?」
「じゃあ、1ヶ月で。」
そう言ってきたのは、猫耳のついた少女だった。
ギャー!猫耳じゃー!猫耳が現れたぞー!
落ち着いているようだけれども、心の中は、こんな感じ。
ちなみに、この世界ではプレイヤーは次元の旅人と呼ばれている。
そんな会話の末、部屋の鍵を渡された。ちなみに後払い。
えっと、1125室だっけ。
自分の部屋に入ると、特に何もない部屋に通された。
まぁ、セーフティエリアだしこんなもんか。
じゃ、ログアウト!
「フー、疲れたー」
時間を見てみると、すでに、23時だった。
携帯を見てみると、五十件ほどの通知が来ていた。
「ヒッ!」
恐る恐る見てみると。全部、佐藤、江だった。しかも通話。
電話をかけてみる。
プル…
早っ!
「オイッ!お前、どうだったんだよMCWオンラインは!早く答えを聞かせろや!」
「とても楽しかったよー。じゃ、お休み」
「オイ、ゴゥラ!待てぃ。感そ…」
さて寝よ
ーー翌日ーー
おはようございます!!
さて、昨日の悪夢は置いといて。始めますか。
白いアイマスクを被り。ログイン!
ちゃんとあの宿から、ログインができた。
今日は街の探索でもしよう。
街には城、露店、ギルドなどがあるが、今日は露店に行こうと思ってる。
昨日獲得した装備が、どれ位の性能なのかを見てみたかったから。
露店は、宿から20メートル先という何気に近いところにあった。
早速防具たちを見てみる。鑑定してみると。
値段:10000ウィン
毒ガエルの剣 レア度:★★☆☆☆
耐久力:500 防御力:+20
攻撃力:+150 速度:10
付与スキル
『毒牙LV、1』
説明
「エリア:毒沼」にいる毒ガエルから確率でとれたもの。使えば使うほどレベルが高くなっていく。
しかし、いつかその毒は自分へ向くであろう。
値段:12000ウィン
俊足の杖 レア度:★★★☆☆
耐久力:750 防御力:+80
攻撃力:+170 速度:600
付与スキル
『瞬間移動LV:1』
説明
「エリア:始まりの地」に居るレッサー・スピード・ウルフから確率で取れるもの。
やっぱり、相当強いね。それも結構。
これ譲らない方がいいね。バランス崩壊を起こしかねない。
バランス崩壊している俺が言えることではないけれど。
いやー。けど、どうしよう。もうこれ以上する事がない。
しょうがない。レベル上げをやっていよう。
そんなこんなで近くの森でレベル上げを5時間ほどしていた。
NARU LV,55
種族:蒼天族
職業:魔剣士 LV、6
HP:250000 MP:250000
物攻;30250 物防;24750
魔攻;30250 魔防;24750
速度;30250 幸運;13000
SP;400
スキル
「鑑定LV、20」「防御無視」「未定」「未定」「未定」「未定」「未定」「未定」「未定」「未定」「未定」etc…
特殊スキル
「追撃 LV、8」「範囲化LV、5」「未定」「未定」「未定」「未定」「未定」「未定」「未定」「未定」「未定」etc…
奥義スキル
「未定」
種族スキル
「経験値所得10倍」「我天独暴」
近くの森だと、やっぱりレベルが上がりずらくなっている。
どうしたもんかねー。
……もっと、奥へ行くか。しょうがねぇ。
ゼンゼン、四千字モカケナカッタ。
ごめんなちゃい。




