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前線組  作者: 井谷詩度地位
下準備
10/59

本当のボス戦

俺は今、禍々しい扉の前に立っている。

その扉は装飾過多とも取れるほど華やかだった。俺はその扉を恐る恐る開けた。


だってめっちゃ怖いんだもん!まじで禍々しすぎるんだもん。何あれ、おかしんじゃないの?


中に入ると半径20メートルほどの円型のドームがあった。

そのちょうど中心に立っていたのは、俺が散々、倒してきた硬化騎士と容貌が似ていた。

俺が彼、?の前に立つと彼(もう彼でいいや)がこう言った。


「よくやってきた。それは褒めてやろう。しかしな、ここへ来るやつは、大体雑魚が集まってやってくる。

俺はな、もっと強い奴と戦いたいんだ。お前はどうなんだ?」

「へっ、俺だってそんじょそこらの奴らよりは強いと思ってるぜ。」

「それが口先だけではないのを願うのみだ」


そんな会話をしている間に鑑定をしておこ。


恨怨の剛化騎士LV、40   ダンジョンボス


HP:1000000 MP:10000

物攻;100   魔攻:1

物防:100000   魔防:200000

速度:20   幸運:10000

SP100


スキル

『硬化:LV、10』『従者召喚:LV、15』『意識分割:LV、50上』


ステータスを見て、超うざい事が見て取れた。

しかもスキルの『意識分割』ありゃなんぞや?レベル数の横に「上」がついとる。


まぁ、いい。潰すのみ。


俺は奴が何かする前に反応を試してみた。

具体的には、俺が奴の後ろに回り込み上段からの切りを入れてみた。…が


ギィィィン


硬い。とてもじゃ無いが初心者の剣ではダメージを入れられない!

しかも、奴が従者召喚を使ってきた!

俺はその場から離れた。もちろん奴に背中を見せず。


すると何も無いところから俺が倒した硬化騎士よりも、断然強い硬化騎士が現れた。しかも50体ほど。

その硬化騎士は俺へと突進をしてきた。

俺は絶対に喰らいたく無いので全力で避けまくる。

硬化騎士の厄介なところはそこだけでなく、50体全員が完璧な連携をしてくるところだ。


(厄介な野郎どもが!)


なぜ彼らがこんなにも完璧な連携をできるのか突き止めなければならない!

こんなステータスでも、このままではやばい。


まず考えるんだ。奴のステータスから、攻撃を喰らう気がないのは確かだ。

逆に考えれば攻撃する気もない。

次に、スキルだが、少し見て思ったのが意識分割を用いて大規模な軍隊もどきを作っているのでは思う。


ならばどうするか、本体を攻撃するまでだ。


でも奴には攻撃が通らない。


(はぁ、しょうがない。)

俺は仕方がないので少しあったSPをあるスキルに注ぎ込む。

そのスキルは、『防御無視』こいつめちゃくちゃSPを使いまくる。

その分強いのだけれども。


硬化騎士が邪魔なので一度自分を囮に使いながら、一箇所に集める。

そこから、硬化騎士に殴られると共にダッシュをする。なぜなら奴らの一撃が重いので、それなりに吹っ飛ぶ事ができるから。

そして近づいてから思いっきり鳩尾あたりに殴りを入れる。


そうすると、奴の体力バーがグンッと下がった。

これはもういけると思い思いっきり殴りまくる。

幸い奴が『意識分割』を使っている間、意識はないらしく殴られっぱなしだ。


こうして奴の体力を十発殴って完全に無くした。


『ダンジョンボスが倒されました』



そう聞こえた

でけた

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