あれ?
仕事の再開と共に忙しさから文字数が減ってしまう…。最初はもう少し書けてたと思うんだけど…。
やっぱり戦闘シーンは書くの難しいですね!ではどうぞ!短くてすいません!
戦闘音の場所へと到着するが、それは僕が望んでいた状態ではなかった。
「いやだぁーーー!」
「助けて、誰か、誰かーー!」
「アァァァーー!」
今まで見た中で一番状態の悪い現場だった。周りには死屍累々の屍達、それも魔獣より人が多かった。何故そんな状態になっているかと言うとジェネラルクラスが率いる軍勢に当たってしまったようだ。
このスタンピードの軍勢は統率者であるキングやロードが動かしているが、それ以外にも複数体のジェネラルやそれに近い個体達がその手足となり動いている。
そして直接その上位個体達に率いられる魔獣達はより高い戦闘力を発揮するようになる。遠隔での命令よりもより精度が高い命令を下され士気が上がりジェネラル以上が持つ特殊なスキルで強化されるのだ。
それにその率いている魔獣も厄介だった。オークジェネラルである。つまりそのジェネラルが率いているのはオークの軍勢だ。ジェネラルの周りにはナイト以外にも多数の高ランク魔獣が侍っておりその戦闘力が異常なのだ。
ただでさえオークのランクはE級上位、その上位の個体ならD級、ジェネラルならC級だ。騎士達の戦闘力は総合的にはD級程度はあるがそれも魔獣達のランクと同じくピンキリだ。
まだ完全には瓦解していないがいつ総崩れになるかわからない危険な状態だった。一部の騎士の奮戦で成り立っている不安定さだ。
正直無視してユミルの安全を優先したいが見捨てるのも寝覚が悪い…。合流してユミルを内側に隠してもらうか…?
「ユミル、助けに入るよ。」
「しょ、承知、しました。」
ユミルの体力がそろそろ不味い。僕の鑑定はスタミナは観ることが出来ないがそれが無くても分かってしまうレベルでユミルの状態は悪い。
生命力こそ減っていないがこのまま走り続ければ遠くないうちに進めなくなりそうだ。なら、少しでも彼らの内側に入れさせてもらって体力の回復を図る方がいいだろう。
「こちらはDランクパーティ、白銀の翼!助太刀する!」
「こちらは討伐軍千人隊!助太刀感謝する!」
僕が声をかけるとすぐ了解の返事が返ってくる。この軍が瓦解するのを防いでいる騎士の一人からだ。判断が速くて助かる。
「メンバーを一か所に集めてくれ!周りを一掃する!後メンバーの保護を頼む!」
「了解した!」
またすぐに返事が返ってくる。正直、子供二人のパーティーなのに何故そこまで信用してくれるのかわからないが今考えている余裕はない。ユミルを騎士達に押し付けると周りのオークに飛びかかった。
「邪魔だぁーー!」
わざと大きい声を上げて他の魔獣達の気をこちらに向けさせながら槍を振るう。
やはりゴブリンやコボルトと違い一体倒すのに時間がかかる。前までは一撃で複数体吹き飛ばしていたはずがオークは一撃程度では倒れない。
「チッ!」
舌打ちしながら槍に更に魔力を込める。僕はユミルと違い技より力で武器を扱うタイプのため鋭い突きや払いが出来ない。だが格の上昇で更に力の増した僕の膂力は並のオークに負けていない。
薙ぎ払う一撃でオークに致命傷を与えるがそれでも構わず木の棍棒を振るってくる。だが大雑把な一撃なため余裕を持ってそれを回避し、さらに突きを放つ。
その一撃はオークの顔へと直撃し頭部を完全に破壊する。今まで苦戦すらせずに戦えていたため少しし焦りが出るが勤めて冷静に行動する。
騎士達は僕の言われた通りに一塊に陣形を変えて守りにはいっている。子供の指示にすぐそこまで反応出来る練度があるのに何故ここまで苦戦していたのかわからないがフレンドリーファイアーの心配が無くなった以上は好きに出来る。
騎士達の方向には注意しながら魔法を構築する。その間中も次々とオークは殺到してくるが僕は逃げに徹する。無駄に集中を乱すとファンブルした時危ないからだ。
「マルチプル、ファイアーボール!」
マルチプルは一度発動させた魔法を複数同時に発生させる魔法である。ファイアーボールは合計五つになると僕の周囲へと飛び散る。
ファイアーボールにはオークを焼き殺すのに充分な量の魔力が込められており、着弾するとその場で大きく爆ぜた。
ファイアーボールをまともに受けたオークは断末魔と共に崩れ落ち、その火の粉に触れたオークが何体も負傷する。勿論負傷したオークは大して火傷を気にせず僕に襲いかかって来るが構わず次々と魔法を発動させる。
「マルチプル、ファイアージャベリン!」
今度は五つに増えた炎の槍だ。これはファイアーボールよりも威力があり撃ち出すとオークを数体巻き込んで破裂する。勿論巻き込まれたオークはその威力に身体を灰に変えた。
だが周りにはまだまだオークがひしめき合っている。女に生まれてオークに生殖相手として認識してされるようになったが正直男だろうが女だろうがこれだけのオークを見ると生理的に受け付けない。肉は美味しいが。
「次から次へとうざいなぁ!豚ども!」
今度は魔法ではなく投擲へと攻撃手段を変える。僕の魔法でオークとの間に少し間が出来たためだ。
再び槍に魔力を込めるが今度はその魔力の多さに槍から金色の光が漏れる。僕の攻撃手段の中で広範囲の敵に攻撃を行わないのであればこれが一番威力があった。
「らぁ!」
かけ声と共に槍を投擲する。槍の通った箇所に金色の跡が残り何体ものオークの身体を槍が貫いていく。普通なら槍を投擲に使えば得物がなくなってしまうが僕の槍は特別製だ。勢いが衰えた瞬間僕の手元に戻って来る。
次々槍を投擲してオークを沈めていく。勿論オークもただ投げられるのを見ていない。僕を危険視して投げさせまいと迫って来るが寧ろ僕はその方が当て易くて助かる。
狙わなくても投げれば当たるため移動して投擲、近づき過ぎれば槍で薙ぎ払って距離をとる。距離が開けばまた槍を投擲する。その繰り返しでオークの数を減らしていった。
オークが減れば騎士達の負担も減り彼らの体制を整えるだけの余裕が出来る。ある程度オークの数を減らすと騎士達が再び攻勢に出始めた。
「彼女だけに戦わせるな!騎士の意地を見せろ!突撃ー!」
「オォォォーー!」
誤字報告、感想お待ちしてます!




