さよならのプラットホーム
僕は時折、謎の夢を観る。それは経験則から言って、必ず現実になるのだ。――小学生の時のあの事故も、そしてあの事故も――。
夏休みも目前に迫ったある日、彼女は教室へやってきた。初日から発狂した彼女との距離を置こうとする僕。しかし彼女を取り巻く環境に、彼女に、僕は徐々に引き寄せられる。
そんな時、彼女は僕にある悩みを打ち明ける。彼女の悩みの種は、どうやら僕の過去と繋がっているようで……。そして疑念に抱かれた僕は、彼女との関係を断ち切ろうとする。
季節は流れて冬へと向かい、無関係は終わりを迎える。
夢と事故と、僕と彼女がさよならをプラットホームで告げる。
(縦書きPDFで読むことをお勧めします)
夏休みも目前に迫ったある日、彼女は教室へやってきた。初日から発狂した彼女との距離を置こうとする僕。しかし彼女を取り巻く環境に、彼女に、僕は徐々に引き寄せられる。
そんな時、彼女は僕にある悩みを打ち明ける。彼女の悩みの種は、どうやら僕の過去と繋がっているようで……。そして疑念に抱かれた僕は、彼女との関係を断ち切ろうとする。
季節は流れて冬へと向かい、無関係は終わりを迎える。
夢と事故と、僕と彼女がさよならをプラットホームで告げる。
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プロローグ
プロローグ
2012/08/11 22:50
(改)
第一章 然れども僕にあるまじ
潰れたトマトと
2012/08/11 22:56
(改)
裸踊りは羊のように
2012/08/12 21:44
(改)
水の流れとセミの声と
2012/08/13 00:26
(改)
祭囃子は入道雲と
2012/08/13 21:31
(改)
芽生えるは情と推理力
2012/08/14 17:34
(改)
伏兵は探究心
2012/08/15 20:08
(改)
暗雲は使命による
2012/08/16 19:34
(改)
知るは自制を
2012/08/17 23:22
(改)
差す日差しは単純明快
2012/09/12 21:01
(改)
前途は立つ
2012/09/14 23:21
(改)
迷い箸すら払われて
2012/09/30 00:01
(改)
不安にご留意ください
2012/10/03 23:04
(改)
第二章 約束破りの臆病者
ガラパゴスウイルス
2012/10/06 21:47
(改)
カンカク不全
2012/10/08 22:47
(改)
頻出理論と苦いもの
2012/10/10 20:54
(改)
所詮不安は自分の為で
2012/10/13 22:47
苦くて熱くてそれでいて
2012/10/15 21:44
疑問と疑問と羞恥と
2012/10/20 20:16
普通で異様なアルバムの
2012/10/23 21:01
アルバム不明のマスタリング
2012/10/24 21:18
始末の挙句が苦悩だとしても
2012/10/26 21:44
(改)
丸くなって翌日
2012/10/30 19:02
無為に夏を投げ捨てて
2012/11/01 19:27
第三章 夢の中に倒る
季節は流れて
2012/11/01 20:49
(改)
曖昧黄色の点滅信号
2012/11/06 20:50
繰り返して倒れて
2012/11/08 20:27
車内の多彩な感情変化
2012/11/08 22:08
(改)
能動的に言葉にして
2012/11/10 19:40
夢読本に誘われて
2012/11/17 15:19
無気力へ演技っぽく
2012/11/29 19:46
焦りほどけて
2012/12/01 21:41
足すべき用は
2012/12/05 21:59
空いた間がいた
2012/12/08 22:08
不調に回想
2012/12/11 21:16
再現不十分
2012/12/14 21:54
(改)
十六の夢の中で
2012/12/18 19:04
うきうき空元気
2012/12/23 19:53
第四章 困惑は止まないまま
懐疑の発端
2012/12/28 15:24
(改)
カチカチと近づく
2013/01/09 20:25
小猿のひとり立ち
2013/01/16 21:18
踏み込んで近付く
2013/01/26 19:05
溝
2013/02/02 18:15
珍しくもないお話
2013/03/14 07:00
ワケもなく
2013/03/15 21:26
兎角言っても
2013/03/29 21:44