魔王と勇者
金属バット
異世界的な組み合わせのコンビが盛りだくさんの異世界漫才 IS M1グランプリィィイ!
本日のゲストは、魔王&勇者のコンビ、矛盾だられぇぇぇえ
ツッタッタータタータラ♪ ツッタトタッタター♪
「どーもー 勇者です!」
「控えろ魔王である」
「二人あわせて矛盾だらけです」
「やーいバカの魔王!」
「魔王になんと無礼な!我、博識であるぞ」
「なわけあるかい!徐々に敵のレベル上げてくれる親切設計しといて」
「我、博識、理由があるのだ」
「嘘だぁ漫才全身黒甲冑でやるやつは大体アホだよ」
「否、黒甲冑カッコいいアホじゃない」
「なら理由を言ってみろよ理由を」
「貴様らのパーティーに我の親族混ざりがちなのだ、さすがに親族殺すのはちょっと」
「親心からの親切設計かよ」
「全く卑劣なやり方をする。先代魔王が勇者息子でビビる、なる書物も残されておる」
「まあ俺らの設定ももう頭打ちだしな」
「先先代に勇者パーティーに娘がいることに気がつかず、我が子達がまた貴様の前に立ち塞がるだろうと宣言されたそうだ」
「カッコ悪!娘半笑いだよそんなの」
「散々、勇者に殺られてきた我らは既に人手不足。仲間を地方にばらまくのではなく効率的に配置したのだ」
「確かにダンジョンの途中の敵とかいらないかも、苦戦しねーし」
「善き案だ、新しいダンジョンを我がやる」
「まあ俺はダンジョン配置知れたら特しかないからな」
「すまんな頼む」
「わぁーここがダンジョンかぁ
なんか変なおばさんの看板たってるけど」
「我、ダンジョン受付である」
「ダンジョンの受付?しかも魔王自ら」
「人手不足だたくさん入られると滅びる」
「受付書類は、年齢と職業だけか33才勇者と」
「貴様おっさんだったのだな」
「ここで魔王討伐してやろうか」
「では参加料金100ゼニーだ」
「金とんのかよ、ちっ!ほれ!」
「歯科と受け取った」
「なんでお医者さんと受け取ってんだよ」
「業務提携だ」
「誤字を認めろよ」
「消すのめんどくさかったのだ」
「結果書く量ふえてめんどくさくなってるじゃねーか」
「うるさいやつだ!なぁ歯医者さん!」
「頑な!」
「ここはトロッコ乗り場だトロッコに乗るのも100ゼニーだ」
「またかよ!ほら100ゼニー!」
「あれぇあのおっさん一番安い木のトロッコ乗ってんですけど、マジダサァ、木のトロッコが許されんのは小学生までよね」
「めちゃくちゃ非難されてるし魔王キャラ変えすぎだろ!」
「人手不足故、トロッコの種類は銀のトロッコと金のトロッコ、旅のモロッコがある」
「なんだよ旅のモロッコって!」
「一番人気だ」
「戦えよ!しかもモロッコなんかに何があるんだよ!」
「魔王や魔物をなめてもモロッコをなめるな!!青の街シャウエンは街全体が青で統一されており美しくインスタ映えがする、誰でも知っておるサハラ砂漠で日の出を見るのも良いかもな、迷宮の街フェズはかつて王都だったため侵入を防ぐべく複雑な作りで、道には物を運ぶロバ等も見受けられる。アイト・ベン・ハッドゥは山脈の麓にある要塞都市でな、いかにも悪いやつらが寝床にしてそうな雰囲気はハリウッドの撮影等で使われることもある。マラケシュのスークで買い物も良いだろうモロッコ特有のお土産もたくさんあるぞ。フナ市場の大道芸や屋台なども楽しんでほしい。屋台ではぜひタジン鍋やクスクスも味わってほしいものだ。夜はリヤドに泊まってはどうだろうか?昔の富豪の邸宅をプチホテルに改装したのだ映画ア◯ジンのような雰囲気も楽しめるかもな。旅の夜はミントティーで落ち着いてほしいものだ猫にも触れあえる国モロッコ30万ゼニーから!!」
「いきてぇよぉ旅のモロッコ!!だが敵を倒さないとな金のトロッコだ」
「あい!毎度!10万ゼニー」
「だからキャラ!よしトロッコ乗り込むか」
「こんばんは!ここは魔王様のブラッドハント!魔王様が大好きな人間の血液を探してね?」
「プ◯さんのハニ◯ハント!!」
「人っ血♪人っ血♪人の血♪甘くて美味しい人の血♪見つからないなら君のでも♪もちろん私は大歓迎♪」
「どんなBGMだよおっかないわ」
「ついたぞボスの間だ」
「道中金とられた気しかしねぇ」
「ボス戦の前にしっかりセーブするカプセルホテルもあるぞ」
「親切設計!一応いっとくか」
「あれぇあのおっさん一番安いカプセルホテルいってるんだけど、マジダサァ、カプセルホテルが許されんのは小学生までよね」
「一番高いのをよこせぇ!」
「うちはカプセルホテル、ビジネスホテル、アパホテルがあるぞ」
「だから入り口に社長の看板たってたのか」
「アパで休んだらいよいよボス戦いだ」
大悪魔プリーサが現れた
HP530000
「なんだよアレェ!めちゃくちゃな強さだ!俺のHPなんて400だぞ!」
「私のHPは53万ですよ!」
「くそぉやけくそだ!食らえ滅魔切り!」
「私のHPは52万9997ですよ!」
「魔王なんだよこの化け物は!勝てるわけないだ!魔王より強いじゃないか!」
「仕方ない9997ゼニー近くの箱にみるがよい」
「訳わからないがこいつを倒さないと世界が終わる!いっけぇー」
「私にホコリをつけたのは、親以外では君が初めてだよ」
プリーサは9997ダメージを受けた
「まさか!?いけ!30万ゼニー!」
「今のは痛かった……痛かったぞーーー!」
プリーサは30万のダメージを受けた
「おい!心なしかプリーサも魔王も嬉しそうじゃねーか!」
「我、そんなことはない早くの残りの22万ゼニーをだせ!」
「チッ!持ってけ泥棒!!」
「ち……ちくしょーーーーちくしょおおおおおおーーーー」
プリーサは、倒れた
「言動と表情が合ってないめちゃくちゃ笑顔じゃねーか!」
「我の右腕財政担当プリーサがやられるとわ」
「魔王もめちゃくちゃ笑顔、人材不足の次は財政難か!ひどい連中だ!っておい!どうした魔王ぷるぷる震えだして!」
「人材不足も財政難も勇者のせいじゃないか!仲間を殺したあとに死体を漁って金や道具まで取って残された遺族は金も遺品もないんだぞ!だからここで稼いで家族をなくした人たちに富をあたえてるのではないか!こっちは貴様らが死んだあと可哀想だから近くの教会まで運んでやってるのになんか生き返るし!!」
「なんか、ごめん……」
「この腐れ外道!悪魔!魔王!」
「魔王はお前だろもういいぜ」
「「どうもありがとうございました」」
すきです