2話 始まりは突然に
夏実sideです
誰?って感じですけど、前話で話に出てきた少女のことです
それでは本編どうぞ
〔夏実side〕
私が転生して半年がたった。はじめまして相沢 夏実よ。まあ今の名前はキャロライン・シンディ=アクロイドなんだけど、気分の問題ね。
この半年で分かった事といえば、私が美し過ぎるという事くらいかな。...いや、自惚れてるとかナルシストとかそんなんじゃないから!?むしろもっと普通の顔がよかったよ。だってこの美しさのせいで他の令嬢から命を狙われてるんだもん。女の嫉妬ってホント醜いよ...。あ、言い忘れてたけど私も貴族よ?そこ!ダウトとか言わない!
「キャロラインお嬢様、また差出人不明のお届け物でございます。如何なされますか?」
ほら来た。どうせまた虫の死骸とか入ってんでしょ。まだこの程度なら可愛いもんよ。暗殺者向けられた事だって1度や2度じゃないんだから
「ハァ...セバス、悪いんだけど処分しておいて」
「よろしいので?」
「どうせいつもの嫌がらせでしょ」
「かしこまりました」
ああもう!朝っぱらからテンション下がったじゃない。あれもこれも全部神様が悪いのよ!何が「楽しい世界じゃぞ」よ!命狙われてばっかじゃない!何で貴族に転生させるのよ!
...はあはあはあ、ちょっとは落ち着いたかな。こんな時は馬車で遠出に限る!こらそこ、フラグとか言わない!...大丈夫よね?
~山道~
あーっもう!フラグとか言うんじゃなかった!!!ちっくしょー!暗殺なら兎も角、こうも堂々と襲ってくるなんて思わないじゃい!
「くそっ!どこ行きやがった!」
チッもうすぐそこまで来てるね。セバスも殺されたし、打つ手無しかなあ
「へっ漸く見つけたぜ!手間掛けさせやがって」
やっぱ見つかっちゃったか
「見つかってしまいましたわね。一思いに殺ってくださる?痛いのは苦手ですわ」
本当は死にたくないけれど、1度日本で死んだからか不思議と怖くはない。怖くはないんだけれど、問題は...
「へへっ、どうせ殺すならちょっとくらい楽しんだって問題ねえよな?お嬢様だって男を知らないまま死ぬのは可愛そうってもんだろ。俺ってば優しいよなあ?」
やっぱりこうなったか!ああもう、男ってのはどいつもこいつも!!!いっそのこと崖から飛び降りた方がマシだった!
「ふむ、それは少々困りますね」
スキル紹介
・プログラム
そのままの意味。事前設置型のスキル。
発動の仕方は
「"プログラム開始
対象名:
発動条件:
内容:
プログラム終了"」




