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おまけ
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……でも、物語は多分、これで終わらない。
顔を伏せた綾乃の背後で、何かがぼんやり光っている。
そこにあったのは本だった。
その本の表紙には、こう書かれていた。
『なんでも願いを叶える本』。
物語の最後はハッピーエンドに決まっている。
たとえどんな試練でも、打ち勝つのがセオリーだ。
それがどんなに難しくても、泣きたくなるほど辛くても。
たとえ、悪い魔法使いが相手でも。
だから、きっと。
綾乃はまだ気づかない。
――物語は、まだ終わらない。
お読みいただきありがとうございました。
この物語はハッピーエンドです!




