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俺はガチで中二病なんかじゃない!!  作者: のとに館長
結愛、安海、顋・修学旅行編
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恋する男の悩み。by風間←何か気持ち悪!by響←気持ち悪言うな!by圭介←そうですよ失礼ですよ。by阿倍野←男だって恋するんだよね。by天馬←マジ気持ち悪!by響

東影太秦映画村(とうえいうずまさえいがむら)

京都の有名観光スポットの一つ。修学旅行生が結構居るものだ。


そんな映画村にただならぬ雰囲気を出す女性達が居た。


「あれ任に映ってた江戸の街並みかしら?」


「ホントだぁ~、北方先生~!ペニシリンがぁ~」


「そんなシーンねぇだろ…」


圭介が微笑んで言った。右腕に安海、左腕に零が腕を組んで歩いていた。よしねはその後ろを歩いている。


「付け入る隙が無い!」


よしねは色々と頑張ってるみたいだ。

大坂はそんな4人を嫉妬の目で見る。いや、圭介を見る。


「何故だぁぁぁあああ…何故神は…作者は…こんな酷い事を…悪行を我に与えるのだぁぁぁあああ!!!」


目から血が流れそうな勢いだった。


「四郎じゃねーか!どうしたんだ?」


大坂の親友拓斗が表れた。


「拓斗殿…あれを見ろ」


大坂は圭介達の方を指差した。其処には両腕を女の子に組んで歩いている圭介が拓斗には見えた。


「四郎…どうして神は…作者はこんな理不尽を俺達に与えるのかなぁ…」


「分かりませんよ…」


二人は憂鬱になった。














映画村は昼過ぎには去り二条城に向かった。二条城は大阪城や姫路城等のような高い城ではなく屋敷のような城である。


「此処で大政奉還が行われたのでござるな。ふっ侍の時代が終わった忌まわしき城でござるよ」


二条城に着いてから大坂のテンションが高くなった。

しかしよしねのテンションは未だ上がっていない。何故ならまだ圭介と腕を組んでいないからだ。


「青葉さん代わる?」


零が気を利かせて言った。


「あっいや、結構です…」


代わりたいのだが照れがでて中々代われない。


「なら私が代わろ」


何故か響が手を挙げる。零は響と代わった。


「さあて圭介。手始めに彼処に売ってある団子と八ツ橋買ってこい」


狙いは圭介に奢らせる事だったらしい。















なんやかんやで2日目の自由行動が終わった。












そして圭介達の居る大部屋にて。


「それじゃあ第一回暴露祭開催!!!」


「イエーイ!」


テンションを上げる大坂と拓斗。




説明しよう。暴露祭(ばくろさい)とはクジを引き暴露と書かれた紙を引いた者は恥ずかしい話しをしなくてはならないのである。


この会に参加するのは、圭介、大坂、拓斗、風間、天馬、阿倍野、顋の計7名である。


まぁ無理矢理参加させられたらしい。


「さぁさぁ、ジャジャン溢れる暴露!ヘビー暴露を言って貰いましょう!」


何故こんなにテンションが高いのかは不明。


「さぁクジを引いてください!」


各々はクジを引いた。


「げっ俺様かよ…」


最初に暴露するのは、小笠原 拓斗だ。


「そうだな、じゃあ軽い暴露をするかな。実は昨日俺様と四郎とで女子風呂を覗きに行ったんだよ!」


さほど皆驚かなかった。


「拓斗殿、それは秘密ですよ!」


「イヤーすまんすまん。他に無くてよ」


笑いながら言う拓斗。


「はいでは次行きますよ!」


大坂は皆のクジを集めて再びゲームを始めた。


「んっ俺か…」


クジを当たりを引いたのは風間だった。


「何言えばいいんだ…」


考える風間。圭介がからかって言う。


「好きな女子の名前でも言えよ」


「好きな女子か…居ないな」


頷いて言う風間。其を見た阿倍野は風間に向かって言う。


「でも最近、桜田小春さんの事気になり始めてますよね」


「なっ!?んな事ねーよ」


慌てる風間。完全に脈有り。そんな照れる風間に圭介はキレた。


「お前襲ったくせに何が気になり始めてるだぁ!!」


「襲った!?あのイケメンビッグスリーの一人が女子を襲うなんて信じられ亡いぜ!」


驚く拓斗。


「いや違うんだ、違わないけど違うんだ!」


風間の言い訳は挽回出来そうになかった。









その後も暴露話しは続いた。

そして最後のクジが行われた。


「俺か…」


始めて圭介の所に当たりが来た。


「これは楽しみですね…手始めに生徒会長が何故小野田殿にお弁当を作ってるのか聞きましょう」


「そして次は生徒会長と付き合ってんのか聞きたいもんだな。キスしてるなら夜の営みもしてんのかぁ?」


圭介に嫉妬をぶつける大坂と拓斗。


「言わなきゃ駄目?」


苦笑いして言う圭介。


「「当たり前だぁぁあ!!!」」


その時の大坂と拓斗の声が非常に煩くて副担任の宇佐山が現れた。


「いつまで起きてんだ!消灯時間過ぎてるぞ!さっさと寝ろ!」


こうして強制的に暴露祭は終わった。










「なぁ小野田。お前島田の事好きなのか?」


暗く成った部屋、布団の中に入っている圭介に聞く風間。風間は圭介の右隣に寝ている。


「俺は今小春の事が好きだ。最初はそんな事無かったのによ…いつの間にか一緒に居ることが楽しくて嬉しくてよ…」


一人暴露する風間。圭介は風間を背に向けて話しを聞く。


「お前はどうなんだ?」


風間の問に圭介は渋々答える。


「零の事は好きだよ。アイツが居ないと何も出来ないし…でも付き合うかと言われたら簡単には答えはでないんだよな」


「何故だ?」


「本当にもう幸せに成っても良いのかって思うんだよ…」


圭介は真剣に言った。


「アイツと付き合うのは俺自身凄く嬉しい事だとは思うんだよ。でもいつか居なく成るんじゃないか、いつか俺の前から消えるんじゃ無いのかって考えたら怖いんだよ…。だから付き合えない…」


圭介の弱音を聞いた風間は何処か悲しくなった。



風間は天使の総司令官である。だから任務である圭介の持っている神器デス・サイズを回収すればきっと天界に戻るであろう。その時小春は哀しまないのか。そんな不安が彼にもある。


「本当にどうすりゃ良いんだろうな…」


そして二人は深い眠りについた。














一方北海道に居たサリエルは着々と南下していった。




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