よいこは早く寝ましょう!by圭介←悪い子は夜這いをしましょう。by零←それはお前だけだ!by圭介
修学旅行前日、小野田 圭介は旅行の支度をしていた。
「えーと着替えOK、歯ブラシOK、洗顔フォームは明日入れよう」
キャリーバックの中に荷物をつめる。
4泊5日の修学旅行。京都、奈良、大阪、兵庫のオール関西ツアー。とても楽しみにしている。
時刻は11時、普段より早く寝ることにした。
ベッドで眠る圭介。そこに黒い影が忍び寄る。その黒い影は圭介のベッドの中に潜り込んだ。
違和感を感じた圭介は中を覗く。すると長い髪の女性がいた。
「何してんだ零」
やや呆れながら言う。
島田 零。明彩学園生徒会長。付き合いたいランキング1位の美女である。
「夜這いかしら」
「出てけ」
ベッドの中から零を引きずり出す圭介。
「良いじゃない。明日から圭介とは離ればなれになるのよ…」
「たった5日間だけだろ」
「その間に圭介は他の人と付き合うかもしれないのよ。考えただけで恐ろしい。それなら私が奪えばいいて思ったのよ」
「その思い込み変え直した方がいい…」
少し怖いと感じた圭介。
「とにかく明日早いんだからもう寝ろよ」
そう言って圭介は部屋から零を追い出した。
しかし、その日の夜は何度も零が忍び込んできたので、圭介は満足に睡眠が取れぬまま朝を向かえたのだった。
明彩学園の校門前に女のような男が立っていた。学園の生徒はその男を見ると即座に学園の中に入って行く。とても怪しいのだ。
「遅いわね小野田圭介って子は」
銀色の腕時計を見て言った。
「ちょっと君何やってるのかな?」
怪しい男に明彩学園の教師達が話しかけてきた。
「人を待ってるの。小野田圭介って子よ」
怪しい男は教師達に言った。
「どのような関係で?」
教師の一人が聞いてきた。
「良いからさっさと教えてちょうだい」
怪しい男は教師の胯間を強く握る。
「何やってるんだ君!」
「離さないか!」
他の教師達が怪しい男を取り抑えようとしたが、怪しい男は二人の教師を睨み付けた。すると二人の教師は行きなり倒れた。
二人の教師はとても苦しそうにしている。口から泡を吹き出し痙攣していた。
「早く教えなさい。でないと握り潰すわよ!!」
更に力を入れる。
「今…二年生は修学旅行に行っててテテテ!ここには居ないんだ!」
「何処に居るのよ!」
「京都…」
教師は気絶した。
沢山のギャラリー達が集まって来た。
「京都ねぇ…」
怪しい男はギャラリーの中にいた男子生徒に聞いた。
「ねぇあなた。京都は何処にあるのかしら?」
「多分あっちです」
怪しい男は男子の指差した方向を見た。
そして背中から大きな白い羽を生やして男子の指差した方向に飛んでいった。
ギャラリー達は唖然としていた。
明南駅
そこで明彩学園二年生達が集まっていた。
先生からの話を聞いた後いよいよ新幹線に乗って京都に向かう。
さてここで圭介の(所属している)班をご紹介しよう。
班長 大坂 四郎
小野田 圭介
青葉 よしね
佐々木 茜
橘 安海
宮本 結愛
氏家 顋
の計7名である。
そしてこの修学旅行が圭介史上最も修羅場になるとはまだ誰も知らない。




