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俺はガチで中二病なんかじゃない!!  作者: のとに館長
島田 零 編
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悪魔の召喚に手順なんてあんの?by綾子←即刻部長辞めなさいby零

結局査定をやることになった。

でも肝心の部長は悪魔を召喚出来ない。

ならば圭介が召喚する以外方法は無かったが、どうやって召喚するかが問題であった。


左目を開ければ即悪魔召喚出来るのだか、これでは悪魔を召喚出来る部員が入っただけであって活動記録には部長悪魔召喚とは書けない。


簡単に言えば悪魔研究部部長が悪魔を召喚することが今回の査定なので圭介が悪魔を召喚しても意味がないのだ。だから綾子は考えた。そして出た結論は、圭介の悪魔を副会長にバレないように綾子が召喚させるという結論が出た。


「いいか小野田」


珍しく厨二呼ばわりしない綾子


「まず私たちはこの円のなかに入る。そして目の前の三角の所に悪魔を召喚させる。零は私たちの後ろに居させとけば小野田が眼帯を外すとこは見られない。どうだ完璧だろ!」


「何となく理解しました。そんで、悪魔を出すタイミングは?」


「私が持っているこの杖をおもいっきり床に突くからその時に出せ」


そして綾子は零の方を向き


「お待たせいたしました。これより悪魔研究部の召喚術を開始します」


と言ってななめ45°のお辞儀をした。圭介も後につられてお辞儀した。













部室のカーテンを閉めて一切光が入らないようにした。その結果異様に位室内、そして緊張感が漂っていた。

綾子が


「んじゃいくよ」


といって呪文らしいものを唱えた。

そして杖をおもいっきり床に突いた。

圭介は零にバレないように眼帯を外し左目を開いた。上手く三角の上に召喚できた。


ボロボロのマントを羽織りダサい鎌をもち骸骨の顔をした悪魔、死神を召喚。零は特に無反応ではあったが圭介はいつ見ても忌々しいと感じていた。そして綾子は


「さぁ我に従え!」


と言って下手な演技をした。


「はい、やめー」


っといきなり零が叫んだ。


「全然駄目ね。あなた一体何してたの?召喚の仕方間違ってるし、我に従え!って聞いてる方が恥ずかしい」


といって部屋の電気をつけた。


「円の外に出たにも関わらずその悪魔さんが襲って来ないのは誰かと契約でも結んでるのかしら」


何と零は全てを見破っていた。というよりは見破れるほど綾子の演技はグダグダだった。


こんな部長に従ってる圭介は何だか急に恥ずかしくなった。


「流石は零。全部お見通しって訳だね…かんぱ」


「これで査定を終わります」


「いしたってえぇぇぇぇ!!」


「結果は後日お伝えします」


綾子の頭の中が真っ白になった。そして圭介は


「この部活終わったな」


っと言って鼻で笑った。






次の日の放課後、圭介は部室に向かった。おそらく今日が最後の部活だろぅっと呟いた。


そして部室に入ると綾子ではなく零が居た。零が


「部長は?」


と聞いてきたので


「さぁ?」


っと返した。すると零は


「余り時間が無いから結果だけ言うわ。貴方達の悪魔研究部は今回の査定に合格しましたのでメンバーさえ集まれば正式な部として認めます」


そして零は部室を出た。その10分後に綾子は現れた。まさしく魂を抜かれた状態だった。


「よう小野田、今日が最後だな」


力なく言った。圭介は驚いた。いつもノベル読んでばっかの部長がこんなにも部活が無くなるだけで落ち込むとは思ってもいなかったからだ。


でもそんな落ち込みもすぐに解消される言葉を圭介は笑顔で言った。


「部長、部活は無くならないそうですよ。さっき副会長から聞きました」


綾子は信じられなかった。更に圭介は


「後メンバーさえ集まれば正式な部として認めるそうですよ」


綾子は頬を叩いた。そして部室の窓を開けて


「やああああああああああああったあーーーーー!!」


その時の綾子は好きなライトノベルの新刊を買うときよりも喜んだそうだ。


「いやー、信じてたよ零がこの部活を再生不能にすることは無いって信ずぃいてたや」


興奮しまくって噛んだ。そして綾子は


「さぁ今日はパーティーだ!どーんとラノベを読めるぞ!アハハハ!」


圭介はこの瞬間彼女が何でこの部活を創ったのがわからなくなった。そして後ろから


「何でラノベなんか読んでるのかしら…人がこんなにも優しく査定したのに…」


その声はまさに悪魔が囁いているのかと言うぐらい恐ろしかった。


「れれれれれ零!?」


綾子がかなり焦って言った。後ろの声の主は零だとわかっても凄まじい殺気を感じたので圭介は後ろを振り向かなかった。


「お仕置きが必要ね…。悪魔研究部部長代理 三島(みしま) 綾子(あやこ)!!」


悲痛な叫びが学校に伝わった。






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