俺の学校では査定が有る。by圭介←何で零なのよ…by綾子←仕方…ありません。by鳴子←お前らここで愚痴るな!by圭介
放課後、圭介は部室へ向かった。
部屋に入るとそこには見知らぬ女子がいた。おかっぱ頭で地味なオーラを出していた。
「…」
目が合っても何も言って来なかった。圭介は
「あの、どちら様?」
すると地味子は余り口を開かずに言った。
「…査定…。」
成る程、これが噂の査定か。圭介は地味子に
「査定って何するんですか?」
少し笑みを浮かべて言った。
「…活動…報告。」
そして、地味子は手元に有るファイルを整頓した。あのファイルがここの部活の活動記録かっと少し感心しながら見ていた。
ちゃんと活動記録を書いていた事に感心した。なんと言ってもうちの部長はすぐに暴力を振るう凶暴女、
一言で言えば怪獣ゴ〇ラをイメージ出来る程である。いつか口から光線出るんじゃないかっと時折思った。
そんな部長が活動記録を書いていた何て感動ものだ。部屋のドアが開いた音がしたのでドアを見たらそこにはやはりゴ〇ラではなくオカルト部(悪魔研究部)部長 三島 綾子が現れた。
「さぁて今週の悪魔研究部は…いよいよ悪魔を召喚!?美人部長と冴えない厨二が奇跡を起こす!」
やっぱりあんたの方が中二病だよ!
っと言いたかったが査定の手前何も言わない方がいいと圭介は感じた。
そんな空気の読めない部長は
「あんた何してんの?さっさと召喚の準備しな。」
と言って自分は窓側に有る椅子に座っていつも通りに本を読んだ。
今日は『私の弟がこんなに格好いいわけがない』という人気ライトノベルを読んでいた。
そんな部長に言う。
「今査定やってんだから本読まねぇ方がいいんじゃね?」
綾子はきょとんとした。
「何言ってんの?査定何てまだやってないじゃん。」
圭介は呆気にとられたが少し強気に言う。
「今あそこにいる女性が俺たちの活動記録を査定してるんだよ!そんな本読んでいたら失礼だろ!」
圭介は地味子に指を指した。すると綾子から意外な言葉が出た。
「あー、あの子。あの子はオカルト部部長の飯島 鳴子ちゃんだよ。」
「えっ!?でもここの部活の部長はお前だろ?」
「私は悪魔研究部の部長。」
話が理解出来ない。
「ところで貴様。さっきこの素晴らしいライトノベルを侮辱したな。そんな本だと…貴様これは侮辱もいいところだ!!」
部長が貴様と言う時はキレている時だ、圭介はそのライトノベルの角で頭を殴られた。
悪魔研究部は元々単独部活であったが今年の4月からオカルト部に吸収された。
理由は悪魔研究部が3月の査定で合格を貰えなかったからである。だから本来ならば悪魔研究部と言うのは存在していないのだ。そのため同じ部活の中で部長が二人居ることになってしまったのだった。
「でも良いことも有ったんだよ。オカルト部の部長が悪魔研究部のとついでに査定してもらえるから消える事は無いのよ。」
圭介は涙を滲ませて聞いた。
「それに査定は生徒会がやるものよ。」
「そんなこと聞いて無かったから。」
「んー、ならば仕方がない。確かまだ圭介は生徒会委員を見たことがないんだっけ?あいつらの特徴は胸元に生徒会って書いたバッチを着けてんだよ。」
するとドアをノックする音がした。そしてこちらの返事も無いままドアが開いた。
「生徒会執行部副会長 島田 零です。オカルト部の査定に参りました。」
現れたのは黒く美しいロングヘアーでスタイルよく割と巨乳でこれまたうちの部長とは全くほど遠い、顔は部長以上に美人な人が現れた。
そして二人の部長はそろって言った。
「会長じゃ無いのー!?」
「会長…では無いのですか…。」
圭介はこの時この言葉の意味を理解出来なかった。




