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番外編短編・新しいレシピブック
真っ白な自由帳が欲しい。
最近、修司はそう思うようになっていた。今も自炊を続けているが、妻のレシピブック以外のものも作る事が多くなってきた。クロ子の餌も手作りしているし、記録用に欲しい。
という事で駅ビルの中にある雑貨屋に向かった。ノートや筆記具なども豊富に置いてある。
いかにも女性が好みそうな可愛いデザインのノートも多い。
「うーむ」
そんな可愛いのは、いらないんだが。しばらく店内を見ていたら、表紙も中見も全部白いノートがあるのに気づいた。
A4サイズでリング式、紙質やめくった感じも悪くない。
問題は修司はあまり絵が上手ではないという事だが、写真を撮って貼り付けても良いはずだ。
「よし!」
ノートを買うと、これから書く様々なレシピを想像し、修司の目も輝いていた。




