5/10
水色
爪 デニムみたいな水色した
まっすぐ伸ばした先は遠いよ
空 デニムみたいな水色した
空気が 歪んで雨催い
昼があるゆえ夜が愛しい
脚が一本もげた虫が跳ねてる
根拠のない信仰は僕を意味なく強くしたんだ
君はきっと答えない ただ控えめに笑うだけで
でも知っているでしょ、知っているでしょ
空の青さも高さもいいことも悪いこともいじわるなことも嘘もほんとうも嬉しいことも悲しいことも
それに上手に対処する方法も
つま先から染みる水はみるみる伝って
まっすぐ伸ばした脚に染み込む
爪 デニムみたいな水色した
空 デニムみたいな水色した




