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やっぱりお酒が1番だろう。風呂には。
そう考えながら湯船に浸かっていたら、イムルが、マスターーーー、と叫びながら私にダイレクトアタックしてきた。
何事?!!
イムルは泣きじゃくりながら、最近寂しいと言ってきた。
あれ?
毎日イムルと風呂に入っていたよね?
そう思い、私が今抱いている物を見る。
私が抱いていたのは、物体化した私自身の魔力だった。
えええぇぇーーー。
となると、イムルを放っていた事に。
ごめんよ、イムル。
今日からまた一緒に寝ようね。
2人には不死竜を貸せばいいか。




