表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
りなの本棚  作者: りな
5/7

飛行機の龍樹4

 ある日、格納庫に帰って来ると、いつものようにツバメが待っていた。

 が、今日のツバメは元気がない。

「どうしたの? 今日は元気がないみたいだけど」

「もうすぐ秋だから、お別れしなければならないんだ」

「えっ!!」

「オレたちツバメは、冬が近づくと日本にはいられないんだ」

「そうか。もうそんな季節なんだね」

 せっかく友達になったツバメと別れなくちゃいけないなんて……僕は悲しくなってしまった。

「もっといっしょにいたかったのに」

「大丈夫。春になったらまた会いに来るから」

「そうか。じゃあ来年また会えるんだね」

 その後、ツバメは格納庫にこなくなった。

 でもツバメとの約束を胸にしまいながら、僕は今日も日本の空を飛び回っています。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ