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第4話 角大豚の討伐依頼

腰を落とす。両手を正面の胸辺りまで持ってくる。


そして、肩の力を抜く。


右手に握られた短剣の重さを感じる。


いい感じだ。


「来たら言って~~」


僕が木で出来た監視塔の上にいるゼノンに軽く声をかけた。


「来るぞ!!」


「おっ」


説明しよう。

僕たちが今がいる所は、村の外れにある山々の入り口付近の所、最近ここから暴走した〈角大豚〉の出現が目撃されたらしく、本来は村の警備の僕らが討伐することになった。

 思うが、こういうのは冒険者の仕事じゃないのか?、村の警備にやらせる事かね。


「アスタル!!、一匹じゃないぞ!!群れだ!!五匹はいるぞ!!」


あっ、そうそう。〈角大豚〉の説明もしておこう。

〈角大豚〉その名の通り、角が生えたバカでかい豚だ。大きさは3~5Mほどだ。

普段は群れとか作る性格じゃないんだけど、なんで群れてるんだろうなぁ~。


「おい!!ぼーっとすんなって!!アスタル!!しっかりしろ!!」


あっ、今、僕がいる所は山の葉に手を伸ばせばつきそうな位の近さの所だ。


「アスタル!!やばいって!!もう2Mもないぞ!!」


「分かった」


すると、目の前の木が見たことも無いように僕の方に大きく倒れてきた。

なるほど、この木の後ろから角大豚が来てるな、前の木ごと突っ込んできたのか。


ブヒィィィ!!!!!


「すまんな。ちゃんと糧にするからな」


木が倒れて来る間、僕は腰を更に落とし右手に持っていた短剣を縦に振った。


シンッ!


そして、横に移動し横から角大豚の横に周った。


残り、四匹。角大豚の首が短剣の斜線に入った。


地面を蹴り、突っ込みながら一匹の首を切った。


その勢いを切らさずに再び、地面を蹴る。


縦のWを描く様に移動し首に標準を入れ短剣で切り落とす。


「よし。討伐完了」


僕は短剣を後ろの腰ベルトにつけている鞘に収納した。


「ふ~~~帰るか。」


僕は後ろを振り返り監視塔の上にいるゼノンに声をかけた。


「(え~~~!!!!、見、見えなかった!!!。今の一瞬で倒したのか??、ありえるのか?。目の前で起こってるからあり得てるんだけど…。マジかよ、一瞬で五頭の角大豚が血の海になりやがった…)」


なにをやっているんだ?、目を見開いたまま固まってるけど風に当たってお腹でも壊したのか??。


「ゼノン?、早く帰ろう~!!」


「!・・お、おう」


ゼノンは僕の方を向き、軽く手を上げ監視塔についているハシゴに手をかけ、足をかけ、降りてこようした。


こう見ると、意外と監視塔って高いなぁ。僕には無理だな…。


「なぁ、アスタル?、角大豚は硬かったか?」


「いや、普通だったけど」


「・・・・そうか」

(一応、皮が堅くて刃が通らないから、★3に認定されてるんだけどな・・・。)



ゼノンがハシゴから降りてきた



「アスタル」



ゼノンが僕の肩を触った



「どうした?」



「お前、勇者になれよ」



「イヤだよ」



「そうか。一緒に仕事頑張ろうな」



―アスタルとゼノンの仕事は続いていく――


。。。面白ければ、ブックマーク、評価をお願いします。

感想!!!アドバイスお願いします!!

この物語はフィクションです、実際のモノとは関係ありません( ^ω^)・・・




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