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第1話 エクストラルハイパージェネレーション・ヒールで怪異が蒸発した件

初めまして!頁裏(げつり)と申します!(≧▽≦)

とにかく僕が一番見たいスカッとする展開を、限界まで詰め込んでみました!

1話3分でサクッと読めるので、ぜひ健二の無敵の夢に付き合ってやってください!

毎日20時に更新します! 応援オネシャス!٩(ˊᗜˋ)و*


_______________



大型トラックのライトが視界を埋め尽くす。鼓膜を裂く制動音。次の瞬間、骨が軋む強烈な衝撃が全身を襲った――。


だが、痛みは来ない。


目を開けると、果てのない白い空間にぽつんと立っていた。


「どこだ、ここ……? 俺、死んだのか?」


光の粒子を纏い、音もなく彼女が現れた。神々しい光を放つ絶世の美女。白磁のように透き通る肌の女性だ。


「あんた……誰?」


「私は、世界を統べる神です。あなたは善行ポイントが規定値を超えましたので、次の世界への転生対象に選ばれました。特別な能力を授けます」


女神が指先をこちらに向ける。


――【アカシック・インフィニティ】。


脳内に絶対的な能力名が刻印された。


『マキシマム・マナ(消費MPゼロ)』

『パーフェクト・マジック(全魔法網羅)』

『オール・クリエイション(全物質生成)』


膨大なマニュアルが、「使える」という確信と共に脳へ直接流れ込んでくる。


「なるほど、ネット小説の異世界転生か」


女神が満足そうに微笑んだ。


「そうです。10億分の1の確率で選ばれた善人よ。自由に生きなさい。何者もあなたの障害にはならないでしょう」


視界が光に包まれ、白い空間が遠ざかる。


◇


見渡す限りの青々とした草原。

草の青生臭い匂いと、頬を撫でる風。足元では角の生えたウサギが草を食んでいる。


「地球にそっくりだな」


人里を探し、街道を歩いて数十分。

前方から、地を震わせる咆哮と悲鳴が響いた。


木々の隙間から覗く。そこは地獄絵図だった。


巨大な棍棒を振り回す醜悪な怪異。蹂躙される馬車隊。吹き飛ぶ護衛の兵士たち。


「ぎゃああああ! くるな、くるなぁっ!」


高級な絹服を着た商人が、地面を這い回っている。


「……よし、試してみるか」


脳内のマニュアルに従い、手のひらを怪異に向ける。最もランクの高い魔法をイメージした。掌に白い魔力が収束する。


「エクストラルハイパージェネレーション・ヒール!」


視界が真っ白な光で埋め尽くされた。

超高出力の光線が商隊を包み、次の瞬間、巨大な怪異は塵一つ残さず蒸発していた。


「あれ? 思ってたのと違うけど……まあいっか」


首を傾げる俺の足元へ、商隊の代表らしき男が拝むように這い寄ってきた。


「お、おお……神よ……! あなたは命の恩人です!」


「いや、ただの旅人です。困っている人を助けただけですよ」


「なんと……高潔な御方だ……!」


本当に試しただけなのだが、商人は勝手に感動している。

俺、なんかやっちゃいました?


……まあ、助かったならそれでいいか。


こうして俺は、命を救った大商人という、街での絶対的な後ろ盾を手に入れたのだった。


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