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魔王の娘様は反抗期の様です  作者: タキオス
勇者装備捜索編
13/14

12話:アレ?私の身バレ速過ぎ!?

少しティナのキャラが変わってますがこれは別にキャラ崩壊ではないですよ。

威厳とかそんなもの何ですからね、勘違いしないでください。



頭が痛い、そしてダルい。


私は何をしていたか、酒を飲みすぎて倒れたか?

何となく二日酔いにも似た症状がある。


あぁ・・・ボーッとする。


もういい加減答え合わせをしよう。

現実を見ようか。


「捕まったんだったな・・・」


そう私は捕まった。

それはこの手首足首に掛かっているジャラジャラとした鎖が物語っている。


「目覚めましたかな、終焉の巫女姫、魔王の娘よ」


何処か演技染みており、何処か偉そうで、何処かイラつく大体50代後半だろう男が立っている。


「ここは何処?」

「我が城の北の塔ですよ魔王の娘」


魔王の娘・・・、思いっきり身バレしてますねコレ。

しかも国絡みなどと、お父様たちが聞けば失望されるかしら。


「我が城と言っても今は息子の物ですg「そんな事はどうでもいい、何故私の事を知っている?、目的は何だ」


本当にイラつく人間だ。

しかしどうやらこの国の王族の様だな、無駄に身分が高くて始末が悪い。


──まぁ私には関係ないがな!!


「君の存在はお告げによってし知ったのだよ。あと目的だったか?」

「2度も言わせてくれるなよ人間」


魔王の娘だと知って行う事だきっと大層なものだろうよ、いやそうでなくては困るというもの。

さて、何だろうか。


「来たるべきその時まで、──私の息子の妃になってもらう。これが君を呼んだ理由だよ」

「は?」


このオヤジは何と言った?

妃?、つまり結婚しろということか?

馬鹿なのか、いや馬鹿なのだろう。

冗談だとしても血痕は残るがな。


「それを息子は?」

「知らないな、知る必要もまだ無いだろう、この国の為になる事だ」


息子も受け入れようとこの男は言っている。

しかし本当に命知らずだと思うね、なんせ魔王の娘を人間が嫁にとろうなんてね。

まぁ、人質にされたらお父様たちでも手を出しにくいでしょうが。

本当に家族には弱いですからねウチは。


「だが私はそのつもりは無いぞ、何処に嫁候補を拘束する親が居る」

「元より君の意思など気にはしていない、我が国の為に自分から妃になるのか、抗った末息子の所有物となり妃になるかだ」


何という理不尽でしょう、私より悪魔らしい人間だ。

と言うより息子好きすぎでしょう・・・、怖すぎ。


「嫌だ、と言ったら?」


男は不敵に笑う、心底楽しそうに、私を嘲笑うかのように・・・、マジこの人間ウゼェ!!


「そうなってしまうとですねぇ」

「勿体ぶるな、どうせ脅しや暴力だろう?」


男はやはりクイッと口角を上げる、ムカつく上にゲスいとは恐れ入った。


じゃあラースたちは私にとっての人質、私はラースたちにとっての人質と言うわけか。


「その顔は、思い至ったかね?」

「滅ぼされたいか人間!、私の気まぐれで生きているとは思ってないのか?」

「これはこれは貴女様の温情痛み入ります」


本当に大袈裟な動きをする男だ、舞台俳優にでもなったらどうだろう、きっと良い道化になるだろうよ。


「ですが、果たしてその鎖壊せますかね?」


答えは無理だろう、壊せるものなら既にそうしている、なんたってこんなにも苛立っているのだからな、仲間を人質に、私を息子の妃に、戦争の道具に、許せる内容なわけが無い。


「しかし、こうも強情ですと無理矢理にでも行う必要がありますね」

「やってみなさい、そして自身の力の無さに落胆しなさい」


するとどうだろう、この男急に鎧、の腕部分か?

取り出し装着している・・・


あれはヤバい代物だ、目の前の男が20代程にまで若返っている。

間違えなくただの鎧ではない!


「さて問題です、この鎧は何でしょう?」


腕を広げて質問したするこの男、非っ常〜に殴りたい、だがしかし、あれは間違えなくただの鎧では済まされないほどに強い気配を感じる。


──ラースの剣に似たような


「まさっ痛ァ!?」

「時間ギレです。」


先程のおちゃらけた雰囲気を感じさせない冷たい声が耳に響く、耳障りだ。


「カフッケホッケホ・・・」

「さぁ、まだyesは貰えませんかそうですか」

「ふざけッ痛ァ・・・」


嫁候補を傷物にする気か、あぁ・・・痛いな。

服とか体とかにも能力回してるのにね、これで素だったら結構やばかったかも。


・・・・・・誰か、助けて。





全く、今日はよく驚く日だ。

ティナが攫われて、そのティナは魔王の娘・・・それもその魔王と言う枠組みの中でも強者で発言力があると言われる大魔王、その娘。


それも家出してきたとかなんとか。


「それで?、ティナをさらった奴らは何が目的なんだっていうんだ?」

「戦争、ですかねぇ・・・」


恐らくは、とシャルロットは淡々という態度を示しているが、やはり心配なのだろうその目に光は無い。


「すると自ずと犯人像が見えてきますねぇ」

「王国側の陰謀・・・か?」


何処の国にも闇があるらしい、魔王の娘を盾に戦争を始めよう、つまりはこうなのだろう。


ここまで栄えていて今更何を望むのか・・・


「さて、どうするか・・・」

「助けるしかないでしょう」

「事はそんな単純な話ではないでしょう、少し冷静になってください」


レモの言い分には筋が通っている、シャルロットはただ感情論をぶつけているだけ。

気持ちはわかる、何て綺麗事は言えないだろう、何せ彼女はティナとの付き合いが私よりずっと長い。


きっと彼女の中では、自身への恥ずかしさや情けなさ、ティナへの心配で一杯いっぱい何だろう。

落ち着けと言うほうが酷というもの。


だが・・・


「焦ってもいい結果は導き出せない、落ち着くんだシャルロット」

「・・・すみませんでした」


苦虫をかみ潰したような顔で答える、けれど落ち着いてもらわないと計画の一つも作れないからな。


「では作戦会議を始めようか」




暴力表現はあえて控えめです。


人によっては腹パンだったりビンタだったり、はたまたガスで攻めている可能性も・・・まぁ様々ですね。

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