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国営会社『黒葬』~秘密結社は暗躍し、世界の闇を『処理』する~  作者: ゆにろく
Ⅱ 南極古代都市『アトランティス』編
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第69話 蘇る記憶

ほんとのほんとに遅くなりました。

申し訳ありません。余裕ができたので少しずつまた執筆できると思います。

「じゃあ、ちょっとやってみますね」


『電磁波の方は、このハイドが調整します』


「よろしくお願いします」


 各々が調査を再開し、燈太は『アトランティス』の至るところに建てられた建造物の内部を調査することにした。建造物へ向けハイドが電磁波を放射する。その電磁波の反射を燈太は能力でキャッチし、能力に備えついている情報変換で内部の構造を把握するのだ。原理としてはツチノコを探したときと同じで、今回は音波でなく電磁波で行うというだけだ。

 まあ、結局は電磁波の反射をキャッチする役がコンピュータのハイドか、『超現象保持者ホルダー』の燈太かという違いなので、大した結果は見込めないが、試せることは試したい。それに誤差程度だが、精度は燈太の能力を介した方が高いはずだ。

 先に調査していたハイドによると、建物の中には、球状の空洞があると言っていた。


「紅蓮さん、『オリハルコン』に触れなければ能力は使えるんですよね?」


「ん? ああ、そうだ」


 オリハルコンからほんの少し離れる。触れていなけば能力発動するし、問題はない。


「お願いします」


『お任せを!』


 指と指を合わせ能力を行使した。


 瞬間――




 美しい景色。

 緑が生い茂り、川は流れ、高度な建築技術を持って作られた建物がいくつも並ぶ。

 人々は笑みを浮かべ、各々は与えられた役割を果たし、豊かに幸せに暮らしていた。

 人々は言葉を使う必要はなく――




 燈太は我に返った。


「!」


『どうかしました?』


「え」


 頭に何かが飛び込んできた。能力を使った直後だ。

 何が起きた。


『何か、わかりましたか? 建物の情報は』


「なんか、面白いもんでもみっけたか?」


 紅蓮も燈太に尋ねた。


「今、能力を使ったら頭に何かイメージ……?みたいなものが飛び込んできました」


「……そりゃほんとか?」


「えぇ。ここじゃないどこか……。建物も青色じゃなかったです」


「なるホド……」


 頷いたのは、突然現れた幽嶋である。


「うわっ!」

「ほんと好きですねそういうの……」


 今だ慣れない燈太に対して、慣れてしまったのか紅蓮の反応は薄かった。


「紅蓮クンはつれまセンねぇ。驚かないとやりがいがないデスよ」


「んなことはどうでもいいんすよ。そんなことより、燈太が建造物の近くで能力使ったらなんか変なもん見えたらしいです」


「奇遇デスね。私は私で面白いもの見つけました」


「というと?」


「地下へ続く巨大な階段デス」

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