↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
浅知恵 南 の 副業日記  作者: kominamu
株式投資編
PR
4/13

今度こそ、株へ

今日は、朝から証券会社の窓口の前に座っています。そして、ついに私が呼ばれました!!よしと気合いをいれた私、窓口の前には、女性がいます。


「今日はどの様なご用件でしょうか」


「株式投資に来ました」


私の言葉に目が点になっているんだけど、一体どうしたの?そう思っているけど、とにかく株式投資をしないと


「あっ、大丈夫、お金は持ってきているから」


すると彼女は右目をしかめ私をしばらく見ていた。な、何よ、私なんか変なこといった?そう思っていると彼女は口を開いた。


「あの~口座はお持ちでしょうか?」


「口座って?」


なによ、いきないため息をついて、こら、横の人とヒソヒソと話をしないでよ。私の心の叫びは届くはずもなく、彼女は顔を上げこう言った。


「口座がないと株の取引はできないのですが」


「そうなんですか。口座なんて持っていないんですけど、どうしたらいいですか?」


すると、彼女は、すっとある用紙を差し出してきた。そこには、申し込み用紙と書かれていた。私はなにも考えずに記入する内容を聞きながら、書き込んでいくと、やがて、それなりに、空欄を埋め込むことがだ来たんだけど、印鑑の欄がと悩んでいると神様がいたんです。偶然にも私の鞄に印鑑があった。やったと思って、印鑑を押し書類を出すと


「入金はおいくらですか?」


「あ・・・はい、ここに」


なけなしのへそくり、10万円を出すと彼女は、目を丸くしていた。そして、横からクスクスと笑いをこらえる声が聞こえてきた。ど・・・どうしたのよ!一体なにがおかしいのよ。そう思っていると彼女は、無言のまま、私の10万円を手にして、数え始めた。


「10万円ですね」


「はい」


「番号25で呼びますので、しばらくお待ちください。」


「はい」


待つこと数分、整理番号25番の方と呼ばれ、そそくさとさっきの所へいくと書類の束をもらった。


「これで口座ができました」


「ありがとうございます」


これで、株式投資完了!!後は、待つだけね、私は、書類を受けとると彼女の行動にも気づかないまま、証券会社をあとにした。もう心は、超有頂天、だって、これで株式投資ができたんだもん、これで家計の足しになる。やっと株式デビューよ。でも、こんなに簡単に株式投資ができるなんて、そう有頂天になっている私は思わず奮発してしまった。


 「みなみ・・・機嫌がいいね。」


 旦那様の一言に振り返った私、笑みがこぼれて痛んだと思うの


 「えっ?そうかしら」


 「その顔、それに、今日のおかずもいつもとなんか違うね」


 「そんなんじゃないわよ。今日はたまたま、特売日だったのよ」


 「そうか?」


 「そうよ」


 「まっ・・・いっか・・・」

 いかんいかん、顔が完全に微笑んでしまっている。しかも、今日の献立は、トンカツしかも、いつもより上等なお肉を勝ってきているんだもんって・・・旦那様には、そんなこと言えないから・・・こうして、月曜日つけた家計簿は、今週も赤字だった。けど大丈夫よ。今頃、株式投資がうまく言っているはずよ。




 そんな私に現実がやって来たのは数日後、証券を訪れたときだった。


「あの~この間、口座を作ったものですけど、どのくらい増えてますか?」


受付の女の子はぎょっとした顔を見せた。その顔を見ている私は完全に有頂天で満面の笑みを浮かべていたに違いない。


「失礼ですけど、お客様、なにか株を購入されました」


「へ?」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。