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万能の一部  作者: hope
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8/13

山

「よし、コモン!」

「今から街に戻るぞ!」

「わかった!」


空を見上げると、やはり山の方角だけ明るい。

嫌でも理解せざるを得ない。

あれは夢でもなく、現実で起こっていることなのだと。


裸足で山を下りながら、街を目指す。


「コモン、さっき言ってた噴火ってなんだ?」

「うん、おばさんがいってたことだけど、昔、今みたいに山から火が出ることがあったんだって。だから、火が出ることじゃないかな。」

「ナニィッ!」

「あれ全部火だっていうのか?」

「多分ね!」


走りながら叫んでいる。

息が続きそうにない。

苦しい。

脇腹が痛い。


しかしどうにかしてソーマまで戻ってくることができた。

通りではみな異変を察知してか、時刻に関係なく外出していた。

そして、例の山を見つめるのだった。

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