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山
「よし、コモン!」
「今から街に戻るぞ!」
「わかった!」
空を見上げると、やはり山の方角だけ明るい。
嫌でも理解せざるを得ない。
あれは夢でもなく、現実で起こっていることなのだと。
裸足で山を下りながら、街を目指す。
「コモン、さっき言ってた噴火ってなんだ?」
「うん、おばさんがいってたことだけど、昔、今みたいに山から火が出ることがあったんだって。だから、火が出ることじゃないかな。」
「ナニィッ!」
「あれ全部火だっていうのか?」
「多分ね!」
走りながら叫んでいる。
息が続きそうにない。
苦しい。
脇腹が痛い。
しかしどうにかしてソーマまで戻ってくることができた。
通りではみな異変を察知してか、時刻に関係なく外出していた。
そして、例の山を見つめるのだった。




