↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
36/36

36.急進化

(。・ω・。)そろそろ進めないとヤバイかな……

さて……。フィルを頭に乗せたままプレーンコドラを置いてきたかったのだが、流石にそんな訳にはいかないわけで。プレーンコドラもこちらをフィルのパートナーだと気づいたようだ。嫌々かもしれないけどこれは戦力増強になるのかな。プレーンコドラをブルーコドラに進化させることにしよう。


「きゅう!」

「ガフゥ!ガフゥ!」


ダメだ聞いてない。ちゃんとした同意がないと進化とかさせられないものらしい。フィルは蛹の頃からちゃんと仲間だと認識してくれてたからこうやって進化させられてきたんだけど……。参ったな。こりゃ。戦力どころか足引っ張るぞこれ。


こういうときってどうすればいいんですか?頭の上に乗っていたフィルを肩の上に移しながら考える。肩の上に移し終えると、フィルが私の首もとにすりすり頬擦りする。くすぐったいな。


「ガフゥ!!!」


一度吠えると突如プレーンコドラの体に変化が生じ始めた。背中から数本のトゲが生え揃い、サイズも膝下くらいの大きさからドラ○エのコドラくらいの大きさに進化した。体表は青く二足歩行でその姿は肉食恐竜のようだ。


ブルーコドラに進化したのか。どんなステータスかもわからないし何が起こってるのかわかんねぇ……


〈ブルーコドラに進化しました。レベルが規定に達したので進化先、グロードラゴンを解放しました。未解放はリトルワイバーン、ストーンリザードです。〉


レベルが13ということでなんか進化先まで解放してた。この状態でこっちに敵対したら少々まずいのでは……。


「ぎゃーう!」


と思った矢先にブルーコドラの体が再び変化し始める。え..ちょっとまて。ランクすらわかってないんだぞ。そんな私の心の叫びなど気にすることなく勝手に体が変化していく。自分でも進化の時っていうのはわかってるのだろうか。フィルは私の思考とタイミングを合わせてくれているからよくわかってなかったが。あとはフィルもロットドラゴンにはなりたくないと思ってるのだろうか。


ブルーコドラ(だったもの)に再び目を向けると、頭に爪状の鶏冠を持った肉食恐竜のような姿をした青いドラゴンに姿を変えていた。これがグロードラゴン...なのか。解説頼むわ。


グロードラゴン(ランクD)

硬いトサカを頭に持つモンスター。そのトサカを使った頭突き攻撃を得意としており、熟練のグロードラゴンは木をへし折り岩をも砕くといわれ恐れられている。


ふぁっ!?頭突きが得意なドラゴンってちょいまちぃ!考える前にグロードラゴンが突っ込んできた。その頭突きをかわしグロードラゴンを睨む。一方のグロードラゴンは目の前の木の幹にぶつかると涙目になりながらこちらを睨む。完全に敵対してるわこれ。


「ギギギギ...!!」


ちょっとどうすればいいかわかんない。これ倒しちゃっていいよね。もしかしたらフィルに被害が及ぶかもしれない。そうなると私はこいつをゆるさない。パートナーだもの。エゴかも知れないけど。


「ギィィィィィ!!」


再びグロードラゴンが私に突進してくる。なんだなんだ。どうしてこうなっているのか私には理解できない。さっきまで敵意とかなかったよね?


「きゅう!」

「ギィィィィィ……」


フィルが一鳴きすると突進速度が少し落ちた気がした。どうやらグロードラゴンはフィルのことを親だと思ってる可能性が高い。だから障害である私を退かそうと企んでる(?)わけか。


「きゅう!!」

「ギィッ!?」


フィルはグロードラゴンの元に飛ぶと思い切りタックルする。威力は恐らくグロードラゴンのものより低いけれど、あのコウモリ戦から戦闘に出すようにしている。生まれたばかりのドラゴンの方がランクが高いとはいっても戦闘量の差か。タックルによってグロードラゴンが吹っ飛ばされた。


「ギィィィィィ……!!」

「きゅう!」


グロードラゴンの動きが止まり、フィルがグロードラゴンの元へ向かった。その瞬間にグロードラゴンの目付きが鋭くなった気がする。そして奴は私に全力疾走で飛びかかってきた。


「ギィィィィィァァァァァァ!!?」


恐らく本気だったのだろう。グロードラゴンの体は大きく飛んで向かい側の木に激突した。え?私?かわしたに決まってるじゃないですかやだなー。


ブブブブブブブブブブ…………


グロードラゴンがぶつかった木の上から一匹の黒と黄色の縞模様をした何かが降りてくる。……ってあれ蜂じゃね?サイズは人の頭くらいと明らかに大きいけど……一応チェックかけときますか。


ニードルベア-ビー(ランクE)

気性が荒い蜂の一種として知られ、危害が加えられたと認識した瞬間に襲いかかってくる。熊のようにずんぐりとした体からこのような名がつけられた。


はい蜂です本当にありがとうございました。


ブブブブブブブブブブ……ヴワァァァァァ!!


羽音が変わったかと思えばニードルベア-ビーの降りてきた木から複数の蜂が降りてきた。数はそんなに多くない。グロードラゴンを見ているからおいていけば助かるけど、見てしまった以上ほおっておけるものじゃない。



今日も厄日かよ。

(。・ω・。)ブクマ20件ありがとうございます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。