表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/9

第八話 サイコと最高な猿

凪によって練習を抜けさせられ、コンビニに連れ出される仁宮。ふと、仁宮は自分の過去について語り始める…。

「…で?僕にこんな猿を?」


「見くびるな。こいつは少年の皮を被った悪魔だ。」


俺を差し置いて、凪先輩と大久保さんが喋っていた。


「…はぁ。君は荷物を誰かに持たせてリーダー面なんて…頭お花畑だな。」


「そう言ってお前も持ちたくないんだろ。」


「…そうさ。僕は孤高を愛する一匹狼さ。」


「…とにかく、俺には扱いきれない。戦闘凶のお前にぴったりだ。」


「分かったよ~…うん。」


凪先輩は気だるげに答えた。


「じゃあ仁宮、こいつが今日からお前の師匠だ。」


そう言って大久保さんは去っていった。


「…よろしくお願いします。」


「別にいいよ、僕は年上年下とか。君の方が先に入ったしタメ口でいいよ。」


「…はい。」


凪先輩は少し怖かった。何があるか分からない暗闇を覗くような気分だ。そして、凪先輩は口を開いた。


「…お昼だし、軽食買いに行こうか。お金は僕が払うよ。」


「えぇ!?」


開いた口が塞がらなかった。


「練習は明日もできる。それとも練習したかった?」


「…おなかがすきました。」


「そっか。」




一時間後


「…美味しいです……!」


「だ~か~ら~!敬語じゃなくていいって!」


俺は凪の買ってくれたパンにかぶりついた。そのとき、凪は質問した。


「…仁宮君はさ、どうやってここまで育ったの?」


俺は答えた。


「………おじいちゃんだよ。俺がまだ幼いときに近所のおじいちゃんが拾ってくれてさ。親戚の家を盥回しにされてたんだよ。」


「………すまんな。」


凪は少し気まずそうに、申し訳なさそうに謝った。


「いえ、むしろ過去を思い出せてよかったよ。それと…」


俺は斧を取り出した。


「これ、おじいちゃんが薪割りの練習用に作ってくれたんだ。おじいちゃんは昔、元軍隊の父から色々教わったんだって。」


凪「…そうか。また聞かせてくれよ。」


仁宮「…はい!」


凪は…俺の斧を眺めているようにも見えた。

八話!あと一話で入隊篇完結っすよ!?ここまで読んでいただいた皆様ありがとうございます…!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ