表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
95/100

19歳男性の場合 part12

しばらくすると自然に目が覚めた。時計を見るとたったのは1時間程度。隣では当然のようにしおりは寝ている。自分は少しだけ、外に出たくなった。星が綺麗だったから。しおりを起こさないようにゆっくりと、ベッドから降りた。自分は振り返り、しおりに一言だけ告げた。


「ありがとう。大切な人。さようなら。」


しおりのおでこに軽く口づけを交わした。寝ているはずのしおりの頬には涙が道を作っていた。


深夜の住宅街。あかりは街灯しかなく、そのあかりだけが自分を照らしていた。少しだけ一人で歩いていると、後ろに気配を感じた。


「しおりいるんだろ?もう時間なのか?」


自分の後ろにはさっきまでベッドの上で一緒に寝ていた大切な人と全く同じ人がいた。でも、その人はさっきの人とは違う。もう一人の大切な人。この世界ではない、元いた世界の大切な人。


「いいえ。まだ時間はあります。」


「そうか。よかった。最後の時間はお前と一緒にいたかったから。少し歩こうか。」


自分はしおりと二人で並んである場所に向かった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ