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いい男参上

えー、普段はこぅアタシ達はバカバカしいお笑いでお時間を取っているんですけど。


リレー形式で今回やってる噺はね、人情噺ってやつでございまして。


先先代の古今亭志ん生師匠の得意なんですけども。


これアレだな、師匠に勝てねぇななんて思っているのかこの噺やる人少なくなっちゃいまして。


だったらね、こぅ改造して簡単なのやってもらおうじゃねぇかなんてんでこの作者さんがネ?



ぇ、まぁ、んなこたどうでもいいんですがね。



ぇー、そうですな、八百屋の旦那が仕入れしくじりまして。



で今でこそツイッターかなんかでひろめて誰か買ってもらえるんですけど、昔はどうしようもない。


さぁどうしよぅなんて頭抱えているところに計算終えた与太郎やって来ました。


やがて何があったか理解した与太郎。


あの時代劇見た事ありますかな?


長い棒の両かわにタライ括りつけて、タライにカボチャたくさん詰みましてぇ、そこらにあった板に値段書きましてな。


あいさつを今でいうフリップみたいのに書き込みまして。



お?与太ちゃん売りに行ってくれるってぇよ。


母ちゃん小銭入れと弁当頼むよ。


お茶だ弁当箱だと大変な騒ぎ。


本編では与太郎では無くて力の無い頼りない若旦那なんですけど、

与太郎は馬鹿力の持ち主なんで軽々と持ち上げるとコクン!


可愛らしくうなづくってぇとスタスタと歩き始めます。


と、向こうからさかなやがやってきて。



八百屋のおじさん声かけますな。


この子初めて天秤棒担いだんだ、たぶん身体交わせないから路地から一度出て来んなよ。


魚屋さんうなづくってぇと天秤棒ぱあっ!


与太郎の頭越しに投げますと、自分はくるっ。


与太郎の頭の上宙返りして天秤棒パシッ。


思わずおじさん声かけますな、よっ、流石隠密同心


魚屋の姉さん慌てて近寄って。


旦那なんで知ってるんです?



なんて言っているところに旦那がね。


アタシ夜目覚めちゃってね、当たり屋の夜泣き蕎麦でもたぐろうかと思って外見たらさ、あーた達が5人揃って横並びで歩いてんだもの、そりゃびっくりしますよ。


死してしかばね拾うものなしなんて物騒な話聞こえてくるしね。


思わずアタシ後つけちゃたもの。


でもって屋敷内から出逢え出逢えが聞こえてきて。


隣の屋敷の人達と一緒に覗いたら隠密同心!なんて聞こえて来るから。


あっちゃー


隠密同心、頭抱えておりますけれども。



そうこうしてるうちにも与太郎脇目も振らずスタスタスタスタ。




田んぼの脇通りまして、本編ではここで若旦那が吉原思い出しておしまいなんてなりましてな。


題名も唐茄子屋、政談が無いんですな。


チョイと長すぎるんですかな?



与太郎まちかどに座ってフリップ両手に持って、あー、とかうーとか唸り始めますってぇと、通りすがりの人達がポツポツ買って行きます。



そうこうしてるうちにいい男が1人通りかかりまして。




おぅおぅ(こういう)人が一生懸命働いているのを素通りするわけにはいけねぇ、なんてんでな。


周りに声かけますてぇとその良い男、かなり顔の広い人でして。



あら金さん、あーた八百屋さんの手伝いするのかい?


あーら金さん、あーたの頼みじゃ仕方ないね。


唐茄子ふたーつ残して驚異的な売り上げ。


Amazonランキング1位みたいな。



昼になって腹の減った与太郎、近所で水でももらおうとふらふら致しますてぇとおかみさんに声かけられまして。




2つ5文で唐茄子売りますてーと庭先借りまして、お水もらいまして。


ふと見るてぇと子どもが指加えて見ております。


与太郎、子どもにおにぎり上げて、頭撫でておりますってぇとポツポツとおかみさん自分の苦労話を始めました。


口ぃ聞けない与太郎だからこそおかみさんグチいえたんですな。


サムライのおかみさんは普通そんなこと言ってらんないですから。




与太郎、やがて財布ごと置いて、メモぉ置いて、そのまま家を後に致します。



そのあと気が付いたおかみさんが追いかけて、大家に金を取られるのは本編とおんなし流れでございまして、長くなりすぎたんで次の師匠が時計見てますんで、今回はここまで、ありがとうございました。

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