謁見後。密談
【サブタイトル】
謁見後
【本文】
謁見後
「それでは褒美も含めてこの後お話をしましょう」
大臣たちが何か言いたげだったが王女が強引に終わらせた。
控えの間の所に通されて。
「ダイスケさん説明をお願いします」
もう、パターン化してるよ。
何を説明すればいいの、
ありすぎてわからんよーー
「何で悪名高いナナミ大臣を誘うのよ!」
「彼女は散々童貞ばかりを狙って評判悪いのよ!」
「金と権力で殆ど泣き寝入りで誰も止めれない、
王女派の有力者だから王女も頭を痛めてるそうです」
「ギルド長と並んで評判良くないです」
「おい、本人ここにいるだろう」
「事実だ」
長介師弟、息がピッタリじゃん。
「彼女、私とステータスが全く一緒何です。
啓示でしょう。
有能だし、下半身と政治能力は別物です。
政治は多くの人が関係する重要な仕事です、
品性は関係ないです。
有能で国と人々の事考えれる人物なら」
そうなのだ過去の歴史で愚鈍と言われる人物程、
優しく善良な人間が多い。
感情で考えて、決断が出来ない、
非情な事をしないは冷酷な決断が出来ず、
放置して悪化させる。
政治は調整と決断の仕事。
暗殺で一人の有力な敵大将を殺し戦争をせずに終わらすのと、
正々堂々と何万の軍勢を率いて数千の犠牲を出して、
勝つ英雄とどちらが優秀、なのだろうか?
その数千の人には家族もいて愛する夫、
父を失う事で多くの人が悲しむ、
数万の軍勢を数か月戦闘させるには、
巨額の費用が必要、
それを税として国民から取り立てる事になる。
租税はとりやすい農民から取る事になる、
食料が不足して、
食料相場は上がり、貧しい人程食べれずに餓え死ぬ。
金で人の命をとか、批判されるが、
人の命と金はマス(大きな視点)で考えれば同じになる。
「彼女以外に大したステータスは居ませんでした。
皆、金で全職業を選択し、
それを多分養殖でレベルを上げての人間ばかり、
王女の一番の家臣は彼女です」
レベルは金を積めば、優秀冒険者に連れて行ってもらい、
戦闘を視てるだけでも上がる。
レベル8でLV3魔法を覚えれるので、
そこ迄なら冒険者を金で雇えば貴族なら簡単に成れる。
他の貴族は判で押したようにレベル8だった。
衛兵もたいしたのも居ない、
それでギルドと指導権争いなんだから、
身分に胡坐かいてる無能。
「二人で個室は・・」
「魔族に対する対応策を聞かれて、
あんなに人が居る中で喋ったら情報駄々洩れじゃないですか!」
皆、疑って悪かったの感じになってる・・・
本当はその通りなんですけど(笑)
「女性達で周回路を周ったのは私達を囮にしたという事ですか」
レイは冷静を装い聞いた。
「はい、その通りです。
しかし、今回は完全に安全なので問題は無いと思います」
「そうですね、師匠の【転身】がありますし、
あれだけ弓部隊援護あれば保険は完全です。
【鑑定】の目を使えて不意打ちは無いですし、
私とビビの攻撃魔法なら全滅は確実ですしね」
「ビビは3体の速度上げゴーレムとリンが護衛して、
レイは私が絶対に守るつもりだったです」
レイは笑った。
ケンと接近戦同等なんだから、
護られるは私の方だからかな????
「装備が奪われてるが決定的な証拠の意味は?」
「作戦の失敗は誰かに負わせておかないと、
誰か別の後ろで糸引く者に言い訳できません。
斥候の無能さで情報が間違っていて、
人間に裏をかかれた、
斥候が盗んだ装備を相手に見せて説明が必要ですから、
装備を奪って見せしめに殺したのです」
「これで後ろで糸引く者の存在が証明されました。」
「人類が絶滅は少し妄想が過ぎるのでは?」
ケンは言った。
「それはそうですが全て悪い方向進めば未来では有り得る話です。
まー百年ぐらいかかる話ですけど。」
「正直私はどちらでも良いのです。
決めるのはケンです。
パーティとしてそれを阻止する行動をするなら、
同じパーティメンバーして手伝います。
私たちが生きてる間は人は全滅しないでしょうから、
別に他の人生を謳歌しても良いです。」
「ただ、王女に弓を捧げた時、デーブハーゲンに私は居ません。
貴方が王女に捧げて『ずっと護り続ける』と誓いをした事になり、
自然とそれをしたは、啓示では無いのでしょうか」
ケンは最高の笑顔をして。
「勿論、王女を護り、王国を護り、人類を護ります」
「みんな、ついてきてくれるかな?」
デーブハーゲンのメンバー、爽やかな笑顔で頷いた。
ちょっと感動してしまった。
長介に、その瞳を見て言った
「私を支えてくれませんか」
突然、エクスカリバーが喉元に抜かれた。
えっ!
「ダイスケに剣を捧げる」
あたふたしてると
「その人間に一生仕えるの騎士の作法だ、
剣を握ってる拳を掴み、相手の首に剣を向けさせて、
その拳にキスをすれば、その者は生涯お前の臣下だ」
オカーさんが優しい表情で教えてくれた。
長介の拳を握り、剣の向きを変えて、
その拳にキスをした。
「女性の拳にキスをしたの初めてです」
実際は拳だけでなく女性にキスは初めてです。
「私もキスされるの初めてだ」
真っ赤になって長介は言った。
チェリーがソワソワしてる。
「チェリーさんデーブハーゲンに入って下さいませんか?」
「はい」
皆を見渡すと笑顔で頷いてる、
皆が、
「宜しく」
「歓迎するよ」
「これで男女が均等になりますね」
「チェリー嬉しいよーー」
ビビ、目に泪がうかんでいる・・・
「それではギルド支援の答えは囮をきわだせる為、
男性ばかりの弟子を立たせて。
モテモテリア充大魔法使いを魔族に警戒で残したという事か」
モテモテリア充は間違ってる気が・・・
「あの時点では魔族と分かりませんでしたが、
裏で誰かが糸を引くで、どう出るか、
分からないので、
最も経験がある『・老・練・』魔法使いに残って貰い、
対応して頂きたく考えてました。
それに一番攻撃与えると効率が良いのは、
ギルド自身ですから、
どれだけ食料にダメージを与えようと、
流通、運輸を止めておかないと、
兵糧攻めは出来ないですから・・・
ギルドこそ不測の事態に対応できる組織ですから、
今後もよろしく御願いします」
「ダイちゃん、いいわ~~
今度、全然弟子をとらないサボりの頭硬い、
年増暴力剣士が居ない時に二人きりで・・・」
エクスカリバーが首に・・・
「おまえが年増だろ」
64歳が39歳に年増のそれはないよね。
他は事実だから良いのか???
「ジュジュちゃん。神剣は洒落にならないから」
オカーさん、額に汗が・・・
「ダイスケ、50mとはっきりさせるのは不味いぜ」
シークは教えてくれた。
この世界では数値は曖昧にしておき、約束するのは常識だそうだ。
少しでも超えると、不正、違反になって、
騒動になってしまう、
曖昧にしておくと争いにならない、
悪意を持って違反したら窃盗になり盗賊がついてしまう。
それだと20mくらいしかみな怖がって採取しないそうだ。
そうなんだよね、
嘘ついて自分の利益を主張するから、
最初の契約で細かい事を決めて違反した嘘つき者を、
証拠を突き付けて裁判で白黒つけるが当たり前になってるんだよね、
元の世界は・・・
「わかりました。教えて下さり有り難う御座います。」
「後、時空の【転移】でだが、
魔族だろうが同じ法則を使っている以上、
最大距離は1kmで長距離移動難しいぞ」
「そうなんですか・・・ありがとうございます。」
そうなると・・・・
「お待たせしました。こちらにお越しください」
迎えがきたので皆がついて行き大臣の執務室に行った。
------------------------- 第80部分開始 -------------------------
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密談
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密談
中に入ると屏風があり、いきなり中が見えない様になっていた。
質素な執務室という感じだが、
急いで備品を運び込み、そうした感じが・・・
ソファーがベットになりそうな椅子だった、
そして、その前は全面、鏡で、天井にには、
シャンデリアの様な中空構造ガラス製の物があった、
この中にライトを入れれば星空の感じになるは推測出来た。
ギルドの待機室と同じ壁が二重構造になっていて、
中で風盾の魔法が騒音をたててる。
防音も完璧ですね。
ラブホなの?
行った事も無いけどエロ物の知識ですけど!
「お持たせして申し訳ありませんでした。
皆さんどうぞ座って下さい」
ナナミさん急いで色々指示して慌てて感がわかるんですけど・・・
王女が情けない感一杯でジト目してるんですけど・・・
「ここなら、内密な話も出来ますし、
王女の寝室とはいかないですから」
「あのー、
そこのスライムはジャイアントスライムです。
知性があるのでそれを設置した魔獣使いの念話、
感覚共有で音情報駄々洩れですよ。
色んな声とかも・・・」
「え!」
トイレとして使っていた三つのボックスをナナミは持ってきた。
「この箱の個体が使役獣がついてます」
中世のトイレ、
今の椅子に座るような西洋式は、
元々、椅子がおまるの形で溜まったら、
それを捨てる方式だったからで窓から平気でそれを捨て、
シルクハット二階から目立つ為、
サンルーフ、外套、日傘はかからない為、
そのお陰(?)で生まれた物だった。
一応礼儀として「いくぞ」声をかけて、
下に人が歩いて居ると「ちょっと待て」
楽しいやり取りがあったそうだ・・・
ハイヒールは当初男も履いて、糞を踏まない為で、
道路の中央側に女性もそれで出来た習慣だった。
町中糞尿だらけでペストが蔓延して当然の衛生環境だった。
王族もそれを庭に捨て、
ベルサイユ宮殿は274個のその椅子式トイレがあり、
それを庭に捨てていた。
その為、貴族女性はフープスカート
(貴族の女性が履いてるやたらデカい奴)
は屈んで直ぐに用を足せる為、
それを履き下着は着けなかった。
下着のパンティは近年になって出来た物で、
メイドが掃除などで屈んだり、高い所を掃除で、
下半身を男に見せるので男がヤル・・・ので、
女の主人がメイドに履かせた物。
中世時代の王族貴族は王宮でして、
中は酷い臭いで香水をつけるが文化として広まった。
使用人なども庭でして、
その為に庭園は巨大につくり植木も迷路の様につくった。
エチケットはフランス語で「立て札」が元の意味、
それに立ち入り禁止と書いて庭師が使った。
庭師がお仕事をしてるとその場所でアホが力(笑)仕事をしようとする。
「エチケット(立札!)」と叫ぶ
ここから、今の『人としての礼儀』の意味となった。
この世界では基本は西洋中世だがスライムがいて、
それらの問題は全て解決、
まさに神が与えし生物だった。
トイレは部屋の隅に屏風で隠されているが、
中世と同じ、
スライムボックスが椅子の様になるのでそれにする。
臭いも音も出ない。
大抵、三つありトイレのスライムはそれ専用となる。
最初は全部少し壁から離してあり、蓋が開いてる、
それを右から使っていく。
尿は98%が水で後は2%ぐらい尿素、
尿素は無機物から、最初に化合された有機物、
つまり、全ての生命は尿の素から始まっている・・・
という事で浄化、分解は簡単に出来、数分で色もなくなる。
普通に水分を多く飲んでるとおしっこ透明だし・・・
なのでその場所に置いて蓋を下げておく、
大の場合は人の糞は80%が水分でスライムは最初に水分を採りで、
自分の1時間前にした物が薄っすら判るぐらいなので壁につけて蓋下げて置く。
しかし、2つだけだと消化に時間がかかる事になり、
生理的に汚いので三つぐらいを使い、
壁についてる、
開けてある、
右から使うで判断して使用してる。
基本ベビースライムはよじ登れないので蓋を開けても大丈夫、
水色で中はしたばかりでも薄っすら程度なので、
その使い方で問題は無かった。
持ってきた三つはナナミの話しでは、
今朝は使って無いので皆で見ても問題が無いとの事だった。
個体を見ると青に近い水色だった。
ベビーが水色、普通スライムが青、ヒールスライムが緑、
ポイズンスライムが紫、アシッドスライムが赤と、
一般的な物は皆常識で知っていた。
「ジャイアントスライムは魔族領にしか居ないし、
珍しいわ、でも、人より大きいで有名なのよ・・・
あ、これコアが少し大きい、ベビーじゃない、
これはカットして小さくしてるわ!」
「それじゃ、今この会話も聞いてる可能性が・・・」
「ナナミさん直ぐ、メイドを集めて、
王女の部屋も確認してスライム持って来て下さい」
「分かった」
ナナミは凄い速度で部屋を出てメイドや衛兵に指示を出していた。
「私の会話や、夜の・・・」
王女、震えていた。
怖かったのか、怒りなのか、判断できないが、
ショックを受けていたのはみて取れた。
「調べて、真相がわかる迄、ご判断・・ご心配は無用ですよ」
カットして小さくしてるので毎日の作業。
ここに出入りできる人間しかありえない、
魔族領の貴重種が此処に偶然いる訳ない。
ビビの話しだと、スライムは全て知性が0なので使役出来ないが、
成長はするので監視してワザと弱い個体を襲わせて、
人の手で強くして知力が上がれば使役出来るかも、との事。
只、元がゼロだと成長もゼロが圧倒的に多い事で、
この地区に居るスライムでは事実上出来ない。
だから、この地方ではスライムは使役出来ない・・・
常識だから、ナナミや王女も気がつかなかったのだ。
「一人行方が分からないメイドがいる、城の通行を緊急で止めて探させてる。
王女部屋のスライムだ見てくれ」
「ダメーー」
王女が叫んだ!
あ、朝、したんだ・・・
皆が思った。
ビビだけが確認した全部ベビーで問題無かった。
王女、心底、ほっとした表情をした。
ナナミの部屋のジャイアントスライムをメニュー確認して言った。
「この個体だけレベル8で、
後はレベル1で処女&童貞がついてますから分裂したのでしょう」
ダイスケのメニュー確認に二人は驚いていたが、
それを踏まえて色を薄くで水を与えてカットしていたのだろうとビビは説明してくれた。
レベル8迄は成長させやすいので、
それを幾度となく繰り返し知力が上がった個体を造り、
使役した、
分裂は色の微妙な違いを察せ無い為、
お揃いで最初から揃えて持って来て設置したとビビは推測した。
王女派、王の政策、情報を盗もうとしていたは確実だった。
「助かりました、そのような策略が潜んでいたとは・・・」
「この件でもお礼をしないといけないですね・・・」
少しバタバタしたたがスライムを外に出して。
会談が始まった。
「褒美での採取権、借地権については、
城の防衛に寄与するという事で了承してもよいのですが、
二つ程、
制限を着けさせて下さい。
一つは採取の結果、
森で無く草原、荒れ地になった場合は権利を停止します。
採取出来ないので問題無いと思います。
後、両方の権利はあくまで王国に使役する賢者様のパーティに与えます。
ダイスケさまが死亡、離脱、賢者の称号を無くした場合は権利を停止します。」
最初は制限は酷い採取は認めないだから問題は無い。
後のは、デーブハーゲンを自分の部下にすると同じで、
基本、自由が制限されるが国の援助が期待できるとも言える、
国家権力の力は大きいのであらゆる面で役にはたつが・・・
「ケンはどう考えますか?」
「はい、よろしいと思いますよ、
50mを「概ね」でお願いしたいですね、
お互いにトラブルは困るので」
「はい、それはこちらもそう考えます」
「ギルドは、今回はギルド依頼してある、
巡回任務でそれを発見対処ですから契約の範囲と言えます。
が、何分、敵の作戦規模が大きく、
王女様が撃退と言っても、
その兵はギルドの人間であった事でもあり、
そして、その兵をサポートされた功績も認め、
金貨20枚を下賜・・」
「それは矢などの経費は別なんだろうね?」
「込みです。」
「それじゃ少ないだろう!
100人の弓兵、
サポートも100人くらいで一人頭小金貨じゃないか!
剣王迄出て、王女の指揮も剣王が補佐が大きいだろう、
それじゃ、次回こんな事があったら、
ギルド員は手伝わない者でるかも知れんぞ」
提示された額は少ないと思われたが、
サポート100人は嘘では無いが、
少ししただけの人間も含めてだろう、
経費も矢ぐらいだし、
弓は貸出であろうし、
その手間賃、貸出料金を請求なんだろうけど・・・
経費は言い値で追加できる、
ある意味美味しい部分、
賃料、使用料を言い出したら、
望みの金額にできる・・・
組織の人間としては当然の交渉かな?
「了解したしました。
経費を別途で請求してください。
ただし、次回以降のギルド員の参加を、
ギルド長としてお約束お願いします」
「それなら、有難く頂かせて貰おう」
ナナミさんは全部分かってる。
この人有能だ。
結局、侵攻されたら参加をギルドに取り付けてる、
で王女側は得してる。
ギルドは王女と敵対してもメリット無いし、
街を護らなければ自分たちの命も危ないのだから、
護衛任務を受けざるおえないが、
その場合の褒賞は経費請求が認めらるなら言い値にできる。
その先鞭をつけたと言う意味では評価できる。
流石、年なだけある・・・二人とも。
「それでは賢者様。
王女様にご教示をお願い致します。」
ナナミは跪いて言った。
王女も跪いた・・・・
えー変な事言えないじゃん!!
困るよ俺は、そう言うの・・・・




