第2話 骸骨の支配者
デュエルパートです
かなり長いです。
テンプレ展開、クサいセリフ、初心者が苦手な方はブラウザバック推奨です。
「続いて『オオトカゲ』でシールドを破壊!」
「くっ…、来た!シールドスペル発動『スケルトンの呪い』!このカードの効果は墓地に骸骨ユニットが3体以上いるときに発動出来る!デッキから骸骨ユニットを2体墓地へ送ることで相手のユニット2体を破壊ゾーンへ送る!俺は『骸骨の魔術師』と『骸骨の鮫』を墓地へ送り、『オオトカゲ』と『キングヴァイパー』を破壊ゾーンへ送る!」
「手札から、ファストスペル『爬虫類の加護』発動、ファストスペルは自分のターンならどんなタイミングでも発動出来る。『キングヴァイパー』を対象にこのカードを使う。このカードの対象になったユニットは次の自分のターンまでアタックが800下がる、そしてこのスペル以外のスペル、ラクエウスの効果を受けない!」
「…チッ、全除去は出来なかったか。」
「助かりました、カードを1枚セット、ターンエンドです。」
(困ったな、即終わらせるつもりがアタックの高いユニットが手札にこねぇ、アイツを使いたくないし、耐えるしかないのか?俺の手札は2枚、黒服の伏せカードは罠の可能性が非常に高い、次のドローでほぼ決まるな、行くぞ!)
「俺のターン、ドロー!(くっ、このターンで逆転は無理か)ユニットを裏側守備表示でセット、カードを1枚伏せてターンエンド。」
空には少しずつ厚い雲がかかってきている。黒服に連れて行かれそうになっていた二人の少年から涙はなくなっていたが、霊児を不安そうな目で見つめている。
「お兄ちゃん大丈夫かな?」
「わかんないよ、でも、応援しよう!頑張れお兄ちゃん!」
(お前らは、お前達は早くここから逃げろ!)
「ふん、あれだけ強がっていたのも口だけですか。では本気を出させて頂きましょう。私のターン、ドロー!この瞬間、キングヴァイパーの攻撃力は元に戻る!」
(黒服の目付きが変わった!?)
「まずは魔法、『蛇の猛毒』を発動!相手に500ポイントのダメージを与える!」
「何!?うわぁ!」
「更にもう1枚『蛇の猛毒』を発動!」
「くっ…」
「まだまだァ!私は『キングヴァイパー』をリリース!」
「リリースだと?何をする気だ!?」
「見ていれば分かる!私は手札からこのユニットを特殊召喚する!全ての蛇を従えし大蛇よ、今その忌まわしき姿を現し、敵に恐怖を与えたまえ!君臨せよ!ランク10!『タイラントキングコブラ』!」
「攻撃力3500だと!?」
「それだけではない!『タイラントキングコブラ』が守備表示のユニットを攻撃して破壊したとき、このユニットの攻撃力が破壊したユニットの守備力を上回った分だけ相手ライフにダメージを与える!覚悟しろ!『タイラントキングコブラ』で裏側表示のユニットに攻撃!スネークギガバイト!」
「リバースされた『骸骨の盾士』の反転効果発動、相手ユニットの攻撃力アタックをそのターンの間だけ500下げる。」
「だがそのユニットの守備力は2000、よって1000ポイントのダメージを受けてもらう!」
「グハッ…」
「『タイラントキングコブラ』の更なる効果発動!このユニットが戦闘でユニットを破壊した時に発動出来る、1ターンに一度破壊ゾーンのライフ4のユニット1体の効果を無効にし、攻撃力を300ポイント上げて特殊召喚する!破壊ゾーンより甦れ!『オオトカゲ』!そしてそのままダイレクトアタック!」
「うわぁぁぁぁ!」
「私はこれでターンエンドです。」
「お兄ちゃんがピンチだよ…」
「うん、もうライフが100しか残ってない」
「僕達、助かるのかな?」
河川敷近くの家にはもう灯りがついていた。道路の車はワイパーを動かしながらスピードを出して走っている。
「くそ、俺のターン、ドロー!この瞬間、盾使い(ガーディアン)の効果は切れる。」
「もう諦めたら如何です?今諦めればそこの子供二人のうちどちらかは諦めm」
「いや!俺は諦めねえ!もうデュエルで誰も傷つける訳には行かないんだ!手札から魔法発動、『ツインボーンブーメラン』!自分の場に一つ前のターン以前に伏せられたセットカードが1枚以上場にある時、そのカードの中から1枚を破壊して発動出来る!相手の攻撃力2000以下のユニット1体と、装備魔法罠ゾーンのカードを1枚を破壊する!」
「ふん、これくらい今の状況からしたら大したことはない。」
「そして今破壊した『スケルトンチャージャー』の効果発動!このカードが効果で破壊されたとき、デッキから1枚ドローする。それがユニットだった場合、更に1枚ドロー出来る!」
(よし!)
「俺がドローしたカードはユニット!よってもう1枚ドロー!」
(…っ!なぜお前が来た!お前は誰かを必ず…)
(勝ちたくないのか?霊児)
(この声、まさかネクロマンサー!?)
(そうだ、勝ちたくないのか?確かに私の力は怖いだろう。ただ、あの少年二人を助けたくないのか?)
(くそ!分かったよ!)
「行くぞ。(頼む、暴走しないでくれ)墓地に骸骨ユニットが5体以上いるとき、このユニットは特殊召喚出来る!死者を司る魔導師よ、今その魂を操り、その力を解き放て!現れろ!ランク10『骸骨の支配者 ネクロマンサー』!」
「ネクロマンサー、やはりか。」
(しかし、やつの攻撃力は0、何をするつもりだ?)
「ネクロマンサーの召喚時効果発動!このユニットの攻撃力は相手のターン終了時まで墓地にいる骸骨ユニットの攻撃力の合計分上昇する!」
「なんだと!」
「墓地にいる『骸骨』ユニットは、甲虫、蜻蛉、魚、兵士、魔術師、鮫、盾士そしてキングヴァイパーの効果でデッキの上から墓地へ送られた鷹、鷲、そして剣士の計10体!よってその攻撃力の合計、12000をネクロマンサーの攻撃力に加える!」
「攻撃力が…私の『タイラントキングコブラ』を、上回っただと…!し、しかし私にはまだシールドが…」
「へへっ、ネクロマンサーのもう一つの効果!攻撃力が上昇したとき、相手のシールドを全て破壊する!そして破壊したシールドは手札に行かずに墓地へ送られ、効果も発動できなくなる!」
「やったぁ!」
「お兄ちゃんの勝ちだ!」
「こいつらを誘拐しようとした罪は償ってもらうぜ、ネクロマンサーで『タイラントキングコブラ』に攻撃!スピリットバーストォ!」
「うわぁぁぁぁ!」
デュエルが終わるとすぐに黒服は逃げ出した。
「かっ、勝った…」
「お兄ちゃん、「ありがとう!」、バイバイ!」
「お、おう、気を付けろよ…」
(か、帰ろう…)
「やっぱりな、へっ霊児のやつ、デッキ捨ててなかったじゃねえか。またアイツとカードスピリッツが楽しめるぜ。」




