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今日はどんな日【雑記】  作者: 駿河晴星


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【SS】違和感

 いつからだったか、私は違和感を覚えるようになった。

 

 人間として接しているときはいい。男と女。性別というフィルターを通してみられるとき、私はひどく違和感を覚える。男と女が恋をして、結婚をして、子どもを産むのが当然なのだと、正しいのだと、そうしなければならないという考え方が、どうしても受け入れられない。


「A子ちゃんと、Bくんはきっと気が合うよ」


「二人はお似合いだと思う」


 聞きたくない。なぜ、ひとりでいてはいけないのか。ひとりでいる人に対して、相手を見つけようとするのか。そうすることが、なぜ自然だと思っているのか。


 生物として正しいのだと思う。自分が少数派であることは自覚している。昔にも、私みたいな人はきっといただろう。ただ、そうした人が子孫を残すことはない。だから、ずっと少数派。


 生まれた子どもに罪はない。幸せになってほしいと思う。けれども、いい加減、この連鎖を止めてもいいのではないか。この世に、もうすでに、いくらでも苦しんでいる人はいるのに、なぜせっせと増やそうとする? その時の感情で、自分が寂しいからと、なぜ増やそうとする?


 最後の一人にならないから、そんな勝手のことが言えるんだ。そうかもしれない。飢えの苦しみもしらないから、勝手なことが言えるのかもしれない。でも、誰だって、苦しいのに。なぜ、産み落とそうとするのか。


 どうか、当たり前だと思わないでほしい。幸せの手段だと思わないでほしい。その価値観を押し付けないでほしい。男と女の区分けでみないでほしい。私は、ただ人間として呼吸をして生きているだけだ。



2022.1.4(令和4年1月4日)

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