表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
キライの向こう側  作者: 村松希美


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2/7

第二章 接触と衝突






 ゴールデンウィーク前。新しいクラスにも少しずつ慣れ、グループ活動や係決めが始まった。

 彩花(あやか)は図書委員を希望していたのに、なぜかくじ引きで「学級新聞係」に選ばれてしまった。

 しかも、ペアはよりによって――陽人(はると)


「やった!彩花と一緒か!」

 陽人は無邪気に喜んでいたけれど、彩花は机の下で拳を握りしめる。


(なんで私が……よりによって、あんたと……)


 新聞作りの話し合いが始まると、陽人は次々とアイデアを出した。

 「クラスの人気ランキング」とか「変顔選手権」とか。

 教室中が笑いに包まれるが、彩花だけは冷めた顔をしていた。


「……ふざけてるだけじゃん。そんなの新聞じゃないし」


 ぽつりと呟くと、陽人が驚いたようにこちらを見る。

「え? でも、楽しいほうがいいだろ?」

「新聞は記録なんだから、ちゃんとまじめに書くべきだと思う」

「いやいや! まじめすぎると誰も読まないって!」


 その後も言い合いは続いた。

 陽人は「楽しさ」を大事にして、彩花は「正しさ」を大事にした。

 どちらも引かない。


 放課後、二人で残って記事の案をまとめることになった。

 陽人は机に広げたノートに落書きのようなアイデアを書き並べ、彩花は黙々と行事予定や先生へのインタビュー案をノートに書き込んでいた。


「なあ、そんなに俺のこと嫌い?」

 突然、陽人が笑いながら尋ねてきた。

 図星を突かれた彩花は、ペンを止めてしまう。


「……別に」

「いや、絶対嫌ってるだろ。目が言ってる」

「うるさい」


 陽人は肩をすくめて笑った。けれど、その目はどこか寂しげだった。

 彩花は気づかないふりをして、必死にノートに視線を落とした。


(私は、あんたを嫌ってる。……そう思わなきゃ、母さんを守れない)


 窓の外では夕焼けが赤く空を染めていた。

 彩花の心もまた、赤くざわついていた。







読んでいただき、ありがとうございます。


第一章の後書きのような感じで、アイデアを出したら、AIが書いてくれました。


私がAIを使っている事情は、分かる人には分かる話。都市伝説?で述べています。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ