第18話
佳純に夜の予定を聞いたら、二つ返事でオッケーがきた。
「お待たせ」
横峯くんと佳純と合流して、これから居酒屋に向かう。
「初めまして。前橋佳純です。穂乃果のご近所さんです」
「穂乃果の同僚の横峯です。今日は来てくれてありがとう!」
ハイテンションの横峯くんは置いといて、佳純と歩く。
「実はね、昨日、また、蓮くんに家に誘われたの」
「なかなかのチャラ男だな。穂乃果、蓮くん、本当に大丈夫なの?」
「蓮くんと連絡が取れなくてさ。心配になって会いに行ったんだけど、そのに元カノがいて……」
「はあ?意味わかんないんだけど」
「そっちは怪しい感じではなかったんだよ?でも……」
別れ際に軽くハグしてチュッてされたなんて、私までチャラいみたいで、言えなかった。
「かっこいいのは分かるけど、蓮くんには気を付けなね?付き合うって言っても人によってテンションは様々だからさ」
「うん」
横峯くんが雑居ビルの小さなエレベーターに乗った。
「うちらはいつもココって決めてんの」
「へえ。何で?」
「気を遣わなくていいから」
「気を?誰に?」
「だから今日は正直、失敗した」
「は?なに言ってんの?」
「女の子が二人も来てくれるんなら、店変えればよかった!まじ、やっちまった」
自分は彼女いるし、私たちを恋愛対象とみなしてなくても女子扱いしてくれるんだ。
こちらはカクヨムにて(一日4話)の先行投稿をしています。
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