エピローグのプロローグ
満月の閏の日のことである。
幼子を寝かせようとエミーおばちゃんと孫のポピーがベットで話をしている。
ポピー坊や「ねえ、おばちゃん?」
エミーおばあちゃん「なんだい?ポピー」
ポピー坊や「今日も、あの話してくれる?」
エミーおばちゃん「今日のポピーはいい子じゃあなかったからねぇ。難しいわねぇ」
ポピー坊や「えーいやだよー。ききたいよ。今日の事はごめんなさい。いい子になるからはなしてよー」
とおばちゃんの肩をゆらしながら、ポピー坊やはねだった。
「しょうがない子ねー。じゃあ話してあげましょうか」
「今日はどこから話せばよかったかしらねー。えーと・・・ロングロング」
エミーおばちゃんの話がはじまった
ワクワクしながら聞くポピー坊や「今日はいつより昔の話らしいぞ?」・・・
「ロングロングロングロングロングロングろんぐronnguronngu]
ポピー坊や「すっごい昔だな。マンモス?恐竜?」
おばちゃんの前置きで幼子の冒険心と好機心がくすぐられる。
エミーおばちゃん「ろんぐぐーぐー・・・zZZZZZZZぐー」
バシバシとエミーおばたちゃんの肩を叩きながら、
「ちょっとおばちゃん。おばちゃんってば。ねちゃいやだよ。まだ話してないじゃん。おきてよ」
ポピー坊やはエミーおばちゃんを起こした。
鼻ちょうちんをパチンっと割って、エミーおばちゃんは起きた。
「あらあらあら。ポピーはやんちゃですこと」
ポピー坊や「あらあらじゃないよー。おばちゃん。ねてたよぉー」
エミーおばちゃん「まあ私ったら。今日新しいぬか床できゅうりとかぶをつけて、今年につけたラッキョが美味しくてついたくさん食べちゃったもんだから、疲れちゃって・・・ごめんねポピー」
ポピー「うふふふ。食いしん坊なおばちゃんだね」
エミーおばちゃんは、幼子の頭をヨシヨシとなでて話はじめた。
いつの間にか、満月は雲に覆われて、深々と雪がふりはじめていた。
そして、
リゴーン、リゴーン
と鐘の音が深夜を告げる。
現実と夢の境界の合図だ。今日も一日が終わり、壮大な物語が始まる。
once upon a time・・・




