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妖精貴族 ~生まれ変わりの妖精無双~  作者:


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自由な身体と家族の驚愕

遂にリーリアの家族が登場!

今後の作中の関係で一部、フルネームで書いてますがその後は若干名前を略しているので気にしないで下さいな!


今、私はとても驚いた顔をしてるんだろう。

だって私の目の前に、精霊…しかも、もっとも上位の冠位精霊が居るのだから。


「どうしましたか?マスター」


氷の冠位精霊「シャール」

それが私の召喚出来た妖精だ。


「あ、いや。少し驚いちゃって。だってあっさりと冠位精霊が出てしまって…」

「当たり前でしょう。マスターは「エレメンタルマスター」なのですから」

「エレメンタルマスター?」


少し気になった言葉があったので聞いてみる事した。


「あぁ。そうでしたね。人の世でエレメンタルマスターが生まれたのはは1000万年ぶりですからね。エレメンタルマスターは精霊使いの中でも稀有な存在で()()の契約で必ず冠位精霊と契約できるんですよ。精霊使い最強の役職とも言われてました」


そうなんだ…ん?


「ねぇ…()()の契約ってどうゆう事?」

「エレメンタルマスターは他の精霊使いと違い、契約出来る精霊の数に限りがないんですよ。つまり、次は冠位ではないかも知れませんが再び召喚が行えます」

「え」


つまり、魔力がある限り、ずっと精霊の契約数が増やせるて事?

えっと確かこうゆうのって…そうだ「チート」じゃないのかな?


「色々凄い事になりそうなんだけど…」

「なるでしょうね1000万年前に居たエレメンタルマスターは妖精の力を借りて国を建ててましたし」


想像以上に凄い事やってた。


「それよりもマスターはまだ子供でしょう?そろそろ寝ないと明日に響きますよ」

「あ。確かに…」


明日も早くからメイドのお迎えがあるし、早く寝ないといけないんでした。

でも…


「あなたはどうするの?どうせなら一旦隠れて欲しいけど…」

「なら、魔力体になってマスターの魔力と一時的同化します」


妖精の身体って便利ですね


——————————————————————————


「お嬢様、朝食の時間でございます」


メイドの声を聴き、意識が覚醒する。


「おはよう。リーテ」

「おはようございます。お嬢様。リビングで旦那様方がお待ちですよ」


リーテは慣れた手つきで私を持ち上げ


「あれ?」

「どうしました?」

「いえ…お嬢様、背でも伸びましたかね?昨日より少しだけ大きく見えて…」


そんな事を聞きながらリーテは人押し馬車に私を乗せてリビングへ連れて行ってくれる。

その間、私はシャールとお話する事にします。


(えっと…シャール。聞こえますか)

(はい。問題無く)


魔力体となり、私の魔力内に居るシャールが反応してくれた。


(今日はね、シャールの事をお父様とお母様に紹介したいの。その時に私が歩けるようになった事も話すつもりよ)

(確かに、マスターは妖精契約の恩得で歩けるようになりましたしね)


今日の予定を話しつつ、リビングで待つ私の家族の所へ私は連れて行ってもらっている。

そして見慣れた廊下に視線が行く


(…生まれ変わって足だけはどうにもならなかったけど、喋れるようになって、手を動かせて…こんな幸せな家庭に生まれ変われて…私は幸運だな)


もしも、この世界に神が居るなら私は精一杯のお礼を言いたい。

この世界に生まれ変わって、そして今度は自由に出来る。

望めば何処までも行けるようになった。

お友達も出来た。

優しい人達と知り合いになれた。

だから、今度は…


——————————————————————————


「お嬢様、どうかされましたか?」


リーテに話しかけられハッとする。

いけない。考え事しすぎてたみたい。

気づけば私はリビングの部屋に入る扉前に居たのだ。


「ごめんなさい。少し考え事をしてたの」

「そうですか。では、行きましょうか」


リーテは一度、車いすから手を放し、リビングの扉を開く。

そこには、見慣れた家族と召使い達の顔があった。


「遅かったじゃないかリーリア。心配したぞ」


この世界での私の父親である「アガラ・ベテル・アファント」が安心したような顔つきで私にそう話しかけてきた。


「すみません。昨日は寝るのが少し遅れてしまって」

「あら?なにかあったの?お母様が聞いてあげましょうか?」


今度は母親の「サーラ・ベテル・アファント」が私に声をかける。


「俺も聞くぞ!大事な妹に何かあったらいけないからな」

「右に同じです~」


兄である「クラウン・ベテル・アファント」と姉である「シャナ・ベテル・アファント」も反応する。


「お父様もお母様もありがとうございます。私は特になにもないですよ。だからお兄様とお姉様も安心してください」


私の一言でも不安な姿を見せるが、なにせ昨日はシャールを呼んだんだからね。

シャール曰く、精霊は召喚すると同時に魔力だけでなく体力もかなり持ってかれるらしく、寝始めた所までは良かったけどあんまりよく眠れはしなかったんですよね…


「まぁ、取り合えず食事にしよう。詳しく話すのは食べながらだ。リーテ、リーリアを椅子に」

「あ、お父様。それは大丈夫ですわ」


普段、お父様はリーテに頼んで私を人押し馬車から降ろして席に移動させてくれるけど今日はその必要はない。

だって、歩きたいからね。


「よっ…」


手に力を入れて両足で地に立つ。

その姿を見て、シャナお姉様が目を丸くする。

続いて少し歩いて見せた。

今度はアガラお父様の口があんぐりと開いた。

そのまま歩いて行って、私は席に座る。


「さ、皆で食事の時間にしましょう。お父様」

「いやいやいや流石に無理があるだろ!!!」


クラウンお兄様から突っ込まれた。


「…リーリア。貴方、いつから、動かせるように」


サーラお母様が涙を流す。

私は、寝る前に人押し馬車についてる荷物入れに入れていた「精霊召喚 見習い編」を持ってきた。


「実は昨日、ウルドーさんからお土産にこの本を貰ったんです!」

「それって…精霊の」


シャナお姉様が私の事を凝視する。

そして、私の背後が凍り付く。

周りの家族の護衛が反応する。


「それで、昨日やってみたんです。お父様…今までありがとうございます。でももう大丈夫です」


私の後ろにあの時と同じ光景が広がる。

サーラお母様は目を見開いて私を見つめる。

アガラお父様はまだ開いた口が塞がってない。

シャナお姉様とクラウンお兄様は驚愕している。

私はその状況でこう言った。


「私、精霊使いになれたんです。それも、飛び切り凄い精霊使いに」


背後に氷の冠位精霊「シャール」を呼んで、私は笑顔でそう言った。

呼び出した時の氷は溶けて、代わりに何か暖かい感情が私の中に生まれた瞬間だった。


なぁんでメイン作よりサブ作の方が書けるんじゃあ!!

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