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底辺のおっさんは、悪臭を放つ綺麗なモノを見た!

 今回は嘔吐などの汚い描写があります。


 相変わらず顕現リアライズ出来ない。

 歌の秘密とやらはホルダーに聞くと直ぐに判明した。

 なんともその発想は無かったな、うん。

 ホルダーを使って過去に見た番組や映画等を再び見ると言う発想は俺には無かった。

 二ノ宮さんや朝丘にホルダーの『視て知る』能力を教えられた下井が「見た事あれば何でも見直せるん?」と言い出して試した事が発端らしく世界最大の動画投稿サイトにアップロードされた各種の動画や映画、TV番組等々を毎晩見ているらしい。

 畜生カッツォ!! 俺だって、ドリルなロボのアレとか死に戻りのアレとかGプラのアレとかゴブリンを皆殺しにするアレとかハリウッド映画の高層ビル火災のアレとか宇宙戦争のシリーズのアレとか指輪を火山に捨てに行くアレのシリーズとか見てーよ畜生カッツォ!!


 それはさておき、完成した『あしゅらデーモン(仮)』をみんなに見せ、明日の朝に顕現リアライズすると俺は伝えるのだが。

「モッさんはエグい事すんなぁ。

 無理矢理2つにする必要有ったん? 山羊のままで『搾乳用』とか書いて試すとか、鶏に『単独で卵を産む』とか書くとか、家畜として試せたんじゃ無い?」

 なんだと······ その『ダンボールGダム』な発想は無かった··· 俺には『「俺がGダムだ!!」「そうだね、君の着ているダンボールにガンD書いてあるね」』的な発想は全っく無かったよ、下井。

 コイツ天才的なアホなの?

「大体、あしゅらって悪役だけど、封印を解く為に自ら自分の身体を真っ二つに引き裂いて死んだ作品も有ったし、元は一組の夫婦だったのを改造された悲惨なキャラじゃん。

 モッさんエグいわー、鬼畜よ、鬼畜!」

 鬼畜言うな小鬼ゴブリンめ!

「やっちまったモンは仕方無いので、予定通りに明日、コイツ等の顕現リアライズするから。

 2体なのは分離合体するギミックがあるからだ」

「あしゅらにする必要有ったん? 初めから白のみ黒のみで良く無い?」

うるせぇ、畜生カッツォ!! って小鬼の畜生だった下井は。

「ヨウ殿!! ヨウ殿は何処か!!」

入口の方からシブの声がしたのでこの場の全員で様子を見に行くと、慌てた様子のシブがヨウに詰めよる。

「ヨウ殿!! 二ノ宮嬢が泉にて待つ故、身体を拭く物と服を持って行って下され。

 む、主、このシブ、喫緊故に二ノ宮嬢と唯今戻りました、喫緊の事故に帰還の知らせが遅くなり申し訳御座いません」

ヨウに何か頼みシブは俺に土下座する。

 全くシブは硬いな···二ノ宮さんがどうした? ケガか? いや、それは無い、カドゥも連れて行ってる。

 ならなんだ? 未知の毒か? 強敵に敗走してみんなバラバラになったのか? まさか瀕死の重症とかか? 異臭がして吐き気がする、まさか、まさか、ふざけんな! 俺の半分も生きて無い子供だぞ!

「あ、主、お待ちくだされー」

俺はシブの静止の声を無視して泉へと走った。

「二ノ宮さん!!」

 未だに残る藪を掻き分け泉へと息を切らし名前を呼びながら走った俺が目にしたモノは白に近い肌色の『尻と言う名の桃』ケツとも呼ぶそれと黒い髪だった。

 全裸で泉に入り尻を突き出す様に両腕を泉の内に沈めていた彼女が姿勢を但しながら俺の方へと振り返り、俺達は見つめ会う。

 傷の無い白い肌、無傷だな、胸にあるマグロ饅2つ、おっぱいプリンとも呼ぶそれもある、股には池袋の黄色いカラーギャングのボスが持ちネタにしている、ルート3(子供は知らなくて良い事)も無事な様子だが、なんだ? この悪臭は気持ちわる! 横浜中華街の下水道掃除した時より酷い匂いだぞ、これ。

 無理、もうダメ、吐く。

「に、にゃーーーーー!!」

俺が四つん這いで嘔吐すると同時に二ノ宮さんの奇声染みた悲鳴が響き渡った。





 Q : 何故ヨウだけ呼ばれたのか?

 A : 破壊的な悪臭をどうにか出来るのがヨウだけだから。

 Q : 何故にこの破壊的な悪臭が蔓延しているのか?

 A : 逃亡する『ノーマルゴブリン』が投擲した、未熟なドリアンより臭い『未熟なミミの実』をパンチで打ち砕いたから。

 Q : 何故シブが呼びに来たのか?

 A : 破壊的な悪臭を洞窟内に運ばない為と二ノ宮さんの護衛。

 Q : 二ノ宮さんが全裸で泉にいたのは何故か?

 A : 服や髪にも破壊的な悪臭が染み付いたから。

 Q : 何故シブが伝令を頼まずに洞窟内に入り込んだのか?

 A : 見張りのシゴとシロリも俺の作業場に来たから。

 以上が事故の理由だった、畜生カッツォ!!

 唯一の救いは、二ノ宮さんが暴れたりせずに「じ、事故だし心配してくれたんだから、お、お互いに忘よ」で済ませてくれた事なのだが、ヨウ以外に戦闘能力皆無の女性陣も集まり下井アホがニヤニヤと嗤いながら「モッさん、モッさん、良いモン見れたんかい? ん? ホルダーせんせに頼みゃー見放題ですなぁ」とぼざいたので二ノ宮さんに吊られた。

 アホめが、あー、でも、なんだ、普通に綺麗だったな。

 なんだかんだで、ヨウの魔法で脱臭して貰った今は、二ノ宮さんはふて寝し、シブは洞窟の入口でシゴとシロリに説教をし、俺達は集まって作業を再開してみんなの帰りを待った。

にゃーと鳴いたよ、二ノ宮さん。


 バッカー○の続きが出ない···

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