表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夢見の悪い幻想録  作者: ごまみりん
5/85

顔合わせ・前編

東方キャラの喋り方が分からない…。



ここまでの夢見の悪い幻想録!!

久しぶりに日本に帰ってきたら、うさんくさい女妖怪に絡まれて仕事を頼まれてしまった佐山亮!!しかも仕事をするのは幻想郷という異世界みたいな所!!佐山亮の運命や如何に!!そんなことよりおうどん食べたい!!どーん!!










「誰に向かって喋ってるのよ?」


「読者ですよ。」


「…………メタイわね…。」


「そんな日もありますよ。」


「………………うどん…好きなの?」


「…………好きですね。」


そんなことを喋っているうちに、家が見えてきた。


「あれが、私達の家よ。あなたにもあそこに住んでもらうわ。」

八雲邸は外見からは想像もつかない程広かった。八雲紫の能力で空間を広げているのだそうだ。


「藍は出掛けているようね。まずはあなたの部屋ね。さぁ、あがって。」


「お邪魔します。」



しばらく廊下を歩き、ある部屋の前で立ち止まった。


「ここがあなたの部屋よ。」


襖を開けるとそこには見事な和室があった。


「いいんですか?こんなに立派な和室…。一介の人間、雇われの護衛に。」


「いいわ。それに見合う働きを期待してるのよ。」



「………………善処します。」


「私からささやかなプレゼントを二つ程用意したわ。まず、押し入れを開けてみなさい。」


八雲紫の言われるがまま押し入れを開ける。そこには大量の銃と弾薬があった。


「あなたが外の世界で好んで使っていた装備よ。」


僕は押し入れの中の銃を手に取った。HK416、フォアグリップとダットサイトとサプレッサーが付いたカスタム。よく使っていた銃だ。他にも、SCARーL、MP7A1等の馴染み深い銃がたくさんあった。


「お気に召されたかしら?」


「えぇ、とても。ありがとうございます。」


「何よりだわ。次ぎはクローゼットね。」


そう言って八雲紫はクローゼットをコンコンと叩いた。和室には若干不釣り合いなクローゼットを開ける。大量のスーツがあった。


「これは…?」


「あなたがこれから一生着る服よ。」


「………………MIB(メンインブラック)好きなんですか?」


「……………好きね。」


仕事中はスーツを着ろという。この職場は制服勤務のようだ。八雲紫を部屋の外に追い出しスーツに着替え、押し入れの中のハンドガンーシグザウエル P226とナイフ、特殊警棒を装備する。


部屋の外で待っていた八雲紫に声をかけると


「中々、様になってるじゃない。」

と言った。正直悪い気はしなかった。



「さて、それじゃあなたの同僚に会いに行きましょうか。」


部屋を出て廊下を歩いていると八雲紫が言った。


「同僚……?チームで仕事をするんですか?」


「いえ、あなたのサポートよ。」


どういう事か聞こうとすると、声が聞こえた。


「その盟友が例の護衛?」


声の主は青い服を着て緑色のリュックサックを持ち、同じ緑色の帽子を被っている女の子だった。


「彼女は河城にとり。河童よ。」


「…………………は?」


今、この人はなんて言った?あ、妖怪か…。じゃなくて、河童…?え…河童なの?この子が?僕の知っている河童がこんなにかわいい訳ない。


「おーい?盟友?どうしたの〜?」

目の前の河童?の声で我に帰った。


「あぁ…、すみません、イメージと違って随分と可愛い河童だなと思って。」


「かっ…かっかわい…かわいい…」

「佐山亮です。よろしくお願いします。」


「あっ…あぁ、よろしく盟友…。」

「亮でいい。」


「よろしく…。亮。私の事もにとりでいいから。」


「わかった。それで、にとりはどんなサポートを?」


「私は亮専属の戦術オペレーター兼エンジニアだよ。そのスーツも紫と一緒に作ったんだ。」


「スーツを…?」


「うん。スーツの内ポケットに手を入れて、亮の部屋の押し入れの中にある武器や弾薬を何でもいいからイメージしてみて。」


僕は押し入れの中にあったMP7A1をイメージした。すると僕の手の中にはイメージしたMP7A1なあった。


「亮の部屋の押し入れの武器庫とスーツの内ポケットを紫の能力で繋げてるんだ。サイズに関係無く亮の武器庫の中にあれば何でも出せるよ。」


「こぉぉぉぉれこそぉぉぉ、八雲印のスキマポケット!!」


「紫、うるさい。」


ダメだ、この妖怪…。早くなんとかしないと…。


「それに、そのスーツは防刄、防弾、対魔法性能も高くなっているから。きっと亮を守ってくれるよ。」


「ありがとう。」


「いや、いいよ。盟友だからね。」



「幻想郷の科学力は世界一ィィィィィィ!!!」


「紫!!ほんとうっさい!!!」


ダメだ、この妖怪ホントに早くどうにかしないと…。



「所で、にとりはどこにすんでいるんだ?」


「あぁ…。私は元々妖怪の山って所に住んでいたんだけど、そこを追い出されちゃってね…。今は紫の家の離れが自宅兼工房だよ。」


確かに廊下を歩いている時に離れがあった。あそこが、にとりの自宅兼工房なのだろう。


「悪いね。変なこと聞いちゃって。」

「いいけど、どうして私の家?」


「装備品のメンテナンスだったり開発、作戦の確認とか。通信手段があるかは分からないけど直接話せれば尚いいからな。」


「そういう事ね。いつでもいいよ!!」


「ありがとう。」



「それにしても藍、遅いわねぇ…。どこ行ってるのかしら…?にとり、藍がどこ行ったか知らないかしら?」


八雲紫が言った。


「藍さんだったら、人里に買い物に行ったはずだよ?」


「そう、わかったわ。藍が戻ってきたら呼ぶわ。それまで自由にしてて。」


「わかりました。」


「またね、亮!!」










八雲紫と河城にとりと別れ僕は部屋に戻った。畳の上に寝転ぶと藺草の香りがした。何となく呟いた。




「いい部屋だな…。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ