カ↓メ↑ーンライダー!モミジ!アーマーターイム!ナナセ!二人で一人の仮面ライダー
仮面ライダーネタ多スギィ!淫夢もね
私の名前は七瀬寛観⋯⋯そう、名前はね⋯⋯⋯
私の本当の名前⋯⋯私は⋯⋯秋野瀬紅葉、紅葉の姉だ。
身体は七瀬、意識は紅葉、その名も、名探偵ヒロミ!
まあふざけんのは大概にして、困ったことにね。これがまた、めんどくせえんだわ。説明めんどいから下に書くね。
死にました→なんか目覚めたら七瀬って女の子の身体に→なんか唐突に七瀬本体の意識も戻りました→七瀬はなんか弟に惚れてるっぽい→弟死にました←今ココ
⋯⋯⋯⋯ナニコレ?
2も大概だけど3がおかしい!何で本体が意識取り戻すの?4も複雑だけど5でちょっと今現実逃避中あーもう。ベルトさん!運転交代してくれ⋯⋯⋯⋯
『⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯あ』
⋯⋯あれ?
やべえかも?
『秋野瀬⋯君が⋯⋯し、死ん⋯っ!』
ちょっと!ベルトさん!
ぷっぷー
OK進ノ介!⋯⋯なに!?
う!?こんな時にッ!拒絶反応ッ!?
あぁ⋯違う⋯⋯これは、俺を止めようとするパパの思い出⋯
くぅッ!認めるか⋯認めるものかッ!!俺を否定する思い出など要らぬ!
全部燃やして力と変われえぇぇぇぇぇ!!!⋯⋯⋯⋯
『秋野瀬君が⋯⋯秋野瀬君が⋯⋯⋯わ、私の⋯せいで⋯⋯⋯』
落ち着いて!!まだ死んだってわけじゃ!ない確率の方が低いけど、ていうか間違いなく、死んだパティーンだけど!!
『秋野瀬君⋯⋯秋野瀬君⋯⋯秋野瀬君⋯⋯』
《電球が割れる音》
ヤベーイ!
アンコントロールスイッチが入ってまいりました!クソっラビラビタンタンはねぇんだよ!
『秋野瀬君が⋯⋯死んだ⋯⋯⋯⋯私の⋯せいで⋯⋯』
ヤンモード入っ⋯ちゃ⋯ったぁ!そっかァ、入っちゃったかァ(諦め)。
『なら、私も⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯逝かないと。』
まてまてマテ茶、その理屈はおかしい。早まるな!過度な自責は身を滅ぼすぞ。
『お前、うるさいよ。』
え?ミカァ!?
『さっきからなんなんです?秋野瀬君のお姉さん?』
あ、聞こえちゃってた系?いや、そのつもりで言ってたんだけど。
『お姉さんは秋野瀬君が死んじゃって何とも思わないんですか?』
そ、それは⋯⋯
『弟の死に、何も心の動かない姉なんですか?』
そ、そんなわけ!
『なら、逝けますよね?』
いや、そういうけどさ、死ぬってほんとに苦しいんだよ?全身バキボキしてグチャグチャにされるのって。ホントだよ!
『大丈夫です。これからやるのはそんな苦しむ方法じゃないですから。』
⋯⋯え?
『ちょっとくすぐったいと思いますけど、痛みは一瞬、一緒なんです。はやく行かないと、秋野瀬君が行っちゃう。』
でも⋯⋯⋯でもでも!
『そんなに死ぬのがいやですか。弟も居ない世界で1人で悲しく生きたいんですか?』
ピシッ⋯⋯
そんな音がした気がした。
「そんなわけないじゃないッ!!」
周りの大衆がこちらを見てくる。でもそんなのどうでもいい。
「紅葉が居ない世界なんて嫌!紅葉と語り合えないなんて、喧嘩したり、笑いあったり出来ないなんて、そんなの、もう嫌ッ!!」
『ちゃんと⋯⋯言えたじゃないですか⋯聞けてよかったですよ。』
「ベルトさんッ!運転交代!」
『ハイハイ、行きますよ!』
そして、懐から包丁が出てきた。え?
「イクヨー( 棒 )」
え?ちょ、ちょっと待ってください!待って!助けて!待ってください!お願いします!!ああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
いつまでも覚えてる
何もかも変わっても
一つだけ一つだけ
ありふれたものだけど
見せてやる輝きに
満ちたその一つだけ
いつまでもいつまでも
守ってゆく・・・・・・
これがKMNライダーですか