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なろうアンチの征く異世界生活  作者: アンチくん
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え?ゼウス君可愛いじゃないですか、秋野瀬君。作者が自分で作ったキャラにそんなこと言うんですか?うー!ゼウス君は可愛いです!異論は認めません!

ゼウス・ザ・リヴァース・ヘル・メイデンは黒いメタリックな見た目で硬いです。この世界の最硬鉱石の約25倍の硬度を持っており、そのくせスライムみたいに柔らかく、どこまでも伸びます。そして、最大の特徴は、その体に数多の拷問器具を内蔵しており、勿論材質は自身の体。つまり絶対に壊れない拷問器具で色々な拷問が出来るね!

あ、あれは!


「イヤァァアアアアアアァァァァァアアァァアアッ!!!」


レイラが!黒い化け物に喰われている!


「レイラ!今助けるからな!」


すると、化け物はコポコポと音を鳴らしながら顔のようなものを作り出し、ギラリとこちらを睨んだ。


『キサマモ、ノゾイタ!ユウ、ザイ!』


そして、こちらに向かってその赤黒い塊を飛ばしてきた。


「くっ!なんなんだ!お前は!」


『ワレハ、グレイス、サマ、ヨリ、ツクラレシ、ゴウモンキ。ゼウス、ザ、リヴァース、ヘル、メイデン。アルジサマニ、フケイ、ブレイヲ、ハタライタモノニ、《刑》ヲ、ショス!』


「こちらが何をしたと言うんだ!」


『アルジサマノ、セイタンナル、オンミヲ、ソノケガラワシイ、マナコデ、ハイカンシタ、コトダ。』


「そ、それは悪いと思っている!だがここまでする必要はないだろう!」


『ニンゲンフゼイガ、オンミヲミルコトスラ、カタハライタシ、セイタンナルオンミヲミルコトナド、ワレデスラ、ミルコトガムズカシイトイウノニ!』


「そこまでだ、メイデン。」


「ッ!?キミは!」


「我が名は、グレイス・テラ・マリエー↑ギル!」


『オンミヨ、ダイジョウブデスカ?』


「ああ、ご苦労だった。よく守り通したな。」


『ハ!オンミガウゴケヌトキ、ワレノミナラズ、ウロボロスモ、ベルゼビュートモ、バハムートモクルデショウ。』


「スターは来ないのか?」


『アヤツハ、アルジガキケンナトキニシカ、コナイデショウ。』


「とにかく、もうその娘は返してやれ。治せるだろう?」


『ヨロシイノデスカ?コノムスメハ、オンミノダイジナ、ゴシンジョヲノゾカレタノデスヨ?』


「まあ良いだろう。⋯⋯!?いや、待て、そうだな。やはり罰を与えるべきだ。何か考えておく。今は離すんだ。」


『ショウチイタシマシタ。オンミノミココロノママニ。』


「助かる。さてと⋯⋯えぇ?ちょっとだけだぞ。」


そんなやり取りがあり、やっと事態が収まったかと思うと、何かさっきの少女、幼女?がこちらに歩いて来た、しかし、さっきまでの化け物と話していた時の前向きに凛とした表情はなく、その前の凍った人形のような無表情になっていた。これは謝った方がいいだろう。下着を覗いてしまったのは事実だ。


「さっきは、すまなかったね。」


相変わらず無表情なままこちらに歩いてくる。いや、少し目が渦を巻いて、光を失っている様な⋯⋯

それに気づいた時には既に遅かった。


「【銀之凱聖正史炉腕アガートラーム

【クロノス】

剣之刻グラディウス】」


気づけば、身体中にあらゆる剣があらゆる方向から刺さっていた。


「グハァッ!!」


「うるさいですねぇ⋯⋯ねぇ。もういいです。

さっきの娘も後でビンタぐらいしてやりましょう。取り敢えず貴方は、痛い目を見てもらわないと。


【骸殻】」


すると、少女の周りに黄金の歯車が現れた。その歯車は、少女へとはめ込まれ、装着された。鎧の様に歯車が形を作っていく。しかし、その過程は腕で終了した。


「一応。代償はありますからね。いきなりフルクォーターは使いませんよ。というわけで!」


まずい!避けなければ!っ!?体が動かない。


「カットイン秘奥義に避けられちゃダメですからね。グラディウスで拘束効果のある剣を特にぶっ刺しましたよ!では!


バドブレイカー!」


「ぐぅッ!!」


秘奥義


「フッ!


テヤッ!


ハッ!


セイッ!


うおりゃぁぁぁ!


うぉぉおおおおおお!」


+マター・デストラクト


「マター!デストラクトッ!!


蘇生エンジェルシャワー(適当)】


この位で許してあげましょう。次にまた私の下着を見れば、今度はラグナロクで斬りますよ。」


「わ、分かった!もうそんなことはしない!神に誓ってだ!」


「その神様より上のナニカにこんな身体にされたんですけどね⋯⋯いや、分かりませんけど。秋野瀬君。もういいです。」


この御方に無礼は働かないでおこう⋯⋯

そう、固く決意した瞬間であった。

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