クロノス有能伝説の始まりや!伝説って?ああ!
畑を超え、更に奥の森まで直進〇軍してきたところで、いきなり右から何かが飛び出してきた。
それは、
「WRYYYYYY!」
巨大なハリネズミ?だった。
というかWRYYYYYYってDI〇様かっての。
(あのハリネズミ、邪魔で通れませんね。)
うーん、そうだ!アレを使おう!
《俺の黒歴史はやめてくれよ!》
違う違う。アレさ!
「【クロノス】」
すると、自身の周りにカチカチと秒針を刻む時計と歯車が現れた。そして⋯⋯どうしよ?
「GYOOOOO!」
うわ!やば!どうやって時止めんの!
全然わからん!
《た、多分その時計のどれか押せばいいと思う。俺のなろうアンチ脳が拒絶反応を起こしてる!》
な、なるほど!ええーと、この白いヤツ!
カチ、カチ、カチ、カチ⋯⋯ガタン、ガキ、ゴン、ゴン、シュー⋯⋯⋯ガキン!カタカタカタ、カチ、カチカチカチカチカチカチカチ⋯⋯
え!何か!体が、速く、動⋯い⋯て、ヤバ⋯い!制御⋯⋯出来ない!
(変わって下さい。)
おう!ベルトさん!
-----+-----
ふう⋯⋯⋯
「GYOOOO!」
うるさいですねぇ⋯⋯死になさい。
速くなった体の動きはおそらく自身の時を加速させているのでしょうね。説明もなんかそう書いてましたし。ならば、有効活用しましょうか!
「ふっ!てやっ!はッ!せいッ!」
(うぉぉりゃああああぁっ!)
《うぉぉおおおおおおおッ!》
「マター・デス⋯⋯うるさいですよっ!!」
「GU!?GUOO!!」
辺りに落ちている謎のキラキラした石を拾い、投げる。拾っては、投げる。これを繰り返すだけ。でも、それは加速された身体の動きから休みも与えず全方位から発射される石ころ。石ころと言えどもただでは済まないだろう。なんにせよまずこの世界の生物である以上、アイツに勝ち目はない。
「GURR!GYAAAAA!」
「うるさいっ!黙りなさい!」
そして最後に目に向かって石を投げ、下に潜り込み、
サマーソルトキック!
「GYAAAAA!!⋯⋯」
ふぃー。
やっと終わりましたか⋯⋯。
《こ、怖ぇ⋯⋯》
(そ、それな⋯⋯)
《なにあれ、千本ノックじゃん!》
(飛び道具いっぱい使って最後に近ずいてサマーソルトとか、待ち〇イルじゃん!いや、待ってないけど。)
ん?何か言いましたか?
《(いえ、何も)》
よろしい。
その後もドラゴンやらゴリラやら来ましたが、難なく退けました。その道中【世界】の生物創造を試してみましたが、色んな特性を持つスライム、モヤモヤな霧を出す羊、目ん玉だらけの球体、のっぺらぼうな黒い人形、影から出てくる変幻自在な刃、いやー色々作れすぎて楽しくなってざっと100体位創っちゃいました。
そのうち、敵は寄り付かなくなり、逃げ惑う様になりました。これなら、村にも着きそうですね。
お、見えてきましたよ!
あ、そう言えば、敵⋯⋯はまだ居ますね⋯⋯どうしましょう⋯⋯あ、一人食べられそうに⋯⋯
「【クロノス】」
はいタッチ。
時が止まります。
ダッシュで割り込みます。
取り敢えずアッパーします。
《そして時は動き出す!》
「GYAAA!」
「うるさいですねぇ⋯⋯」
ではここで【世界】で創造した酸性スライムを使いましょう。
「【硫酸投入】」
(《うわあ》)
「うるさいです。せっかく生物を殺す汚れ仕事をしてやってるのに、なんですかその声は⋯⋯⋯⋯」
《いや、だって⋯⋯硫酸は不味いでしょ》
(硫酸投入しちゃいかんでしょ)
いいんです。
《あ、そうだ!敵多いから、ノート行っちゃお!》
(お、おい!待て!それだけはやめてくれ!頼む!)
そうですね⋯⋯確かに敵が多いので一掃する必要がありますね。
(いや、時間止めれるから、一掃できるから!)
何かの拍子に動き出すかもしれないですよ?
(なら、尚更今すぐ一掃するべき、死にたくないならそうすべき。)
《おいィ?スキルの条件、代償も分からない今、謙虚に行くべき、死にたくないならそうすべき。》
(なら尚更俺の黒歴史よりも別の方が代償とかないだろ!)
《今のとこちゃんと使えると言われているからね。それに、性能テストするべき、そうすべ⋯⋯っていつまで言うねん!ってことでよろしく〜》
「はい。」
(ちょっと待てよ!はい。じゃないが。もっと慎重に行くべきだ!そう思うだろう!?七瀬!条件も代償も分からない変なスキルを使うのは危険だと!)
「はい。」
(なら何故!)
大丈夫です。私、秋野瀬君を信じてますから。
(七瀬⋯⋯なら、約束してくれ。使う時は合図をくれ。耳を塞いで口を開けるから。)
「え?しょうがないですね⋯⋯秋野瀬君。耳を塞いで口を開けてくださいね。」
(おうよ!行くぜ!せーの!)
「【終焉皇神之聖裁ⅹ救世聖人之原罪】(ラグナロク・ジャッジメサイア・シン)!!」
(⋯⋯⋯⋯グハッ⋯⋯)
秋野瀬君⋯⋯決して無駄にはしません⋯⋯
そして、ラグナロ⋯⋯長いですね⋯⋯
黒歴史⋯⋯
ノート⋯⋯
ジャガーノートとか、いいですね。呼びやすい。
「ほうほう⋯⋯そう来ましたか。」
ジャガーノートが発動すると、目の前に複数のパネルが浮かび上がりました。
えーと⋯⋯
【加速崩壊時帝秒針】⋯⋯
【唯一無二之絶対不逃拷問器具】⋯⋯
【腐食之群蟲晶群王】⋯⋯
【無限喰牙源流呑世蛇龍】⋯⋯
【救世之神浄堕妹天使】⋯⋯
【終局之時空破壊星煌原初砲撃】⋯⋯
【遊戯之永劫安楽心守檻】⋯⋯
【銀之凱聖正史炉腕】⋯⋯
おっ、これいいじゃないですか。
流石ですね秋野瀬君。
「ならば⋯⋯
【銀之凱聖正史炉腕】
これなら手加減出来ますね。」
そして、左腕の銀の装甲を引き上げ、内部のパネルにデータを打ち込む。《風魔法》っと。
【自動攻撃システムを起動します。】
OK。そして、左手を振るう。
激しい暴風が吹き荒れたが、不思議と、この身や、後ろの村人?達は無事な様です。
《不思議ですね〜。》
はい。そうですね。そして、血の雨が降ってきます。達成感がありますね。全部アガートラームがやったことですが。
ピロリロリン⋯⋯
ん?あっナビですか。森の途中で案内を切っていたんでしたね。
「改めまして、ナビゲーションを終了します。」
はい。お疲れ様でした。
シンフォギア終わってしまったよ⋯⋯じゃけんXD UNLIMITEDやりましょうね〜。