戦闘の後
「気を失うとは・・・なんと弱き主よの。これでは私の活動出来る時間も限られてくるではないか」
ソノラは気を失ったアルスを見て呆れていた。それを見た久世が大声で叫んだ。
「貴様は一体何者だ!」
「まぁまぁそう吠えるなよ久世・・・お嬢ちゃんでいいのか?どこの惑星から来た地球外生命体か教えてもらいたいんだけど?なんせ君みたいな種族は初めてなもんで」
ジーノは探るようにソノラに問いかけた。
「地球外生命体?何を偉そうに・・・それをお前らが言うのか?笑わせる。そんなことよりこの程度のことで気を失っている其奴をどうにかしてやってくれ。こんなんでも我が主。正気を保ってもらわねば困るからの」
「そんなことはわかっている。彼を病院へ今すぐ搬送する。だが君も一緒に来てもらうぞ。聞きたいことが山ほどある」
そう言って久世は気を失っているアルスを軽々と持ち上げた。
「聞きたいこと?こちらと貴様たちに話すことなどないわ!さっさっと・・・其奴を・・・どうにか・・・むにゃむにゃ」
先程まで高飛車にテンポ良く喋っていたソノラは急にウトウトし始めた。
「・・・全く・・・足りぬわ・・」
そう言うと少女は体を滑らかに変形させアルスの腹元に巻き付いた。そして元の状態に戻った。
「なんなんだ一体?」
「まぁ、わからないことを考えても仕方ないさ。帰って東郷さんに報告しようぜ。彼奴らもエスカ事件に関わっているみたいだしな。危機一髪だったけどこのガキが何やかんやで倒してくれたんだ。ラッキーだったぜ」
ジーノは後大男と少年を縛り上げながらそういった。
「・・・そうだな。では私は病院に行ってくる。後は任せた」
「あいよ!お前も早めにオフィスに合流しろよ。俺だけじゃ説明しきれないからな」
「わかった」




