確かにそこにはエロスがあった。前(バニティ)後(サダン)
お姉ちゃんとはエロいものじゃなきゃいけない。そういうものだ。
ガタン!大きな音を立ててドアが開かれる。
バニティ「姉ちゃん、知り合いとちょっと話してくんない?っえ!?」
ベル「サダン!」
居ない!それに今の叫び声は!?やばいぞ、まさかもう向かって!?急いで戻らなければ!
走ってもといた部屋へ行くと立ち尽くしているベルがいた。話を聞くと部屋がいきなり暗くなり、光源魔術を使ったときにはサダンがどこかに行っていたらしい、前振りもなく突然どこかにいくなど【自界飛ばし】でしか不可能だ。しかし、あの色欲の王が一人の男に対してそんなに特別な事するか?クソ!確認する手段がない!しかもあいつはとんでもない爆弾をかかえてる!持って3分、せめて生きて帰ってこいよ、サダン、、、。
バニティが姉を呼びに行って数十秒経ったころ、事件が起きた。いきなり明かりが消えたのである、それだけでなく、突然後ろから抱きつかれて気がついたら明らかに地獄と言う雰囲気の世界に飛んでいた、え?何が起きたか分からないって?俺もだよ!と言うデジャヴは置いておいて、とりあえず目の前の気の抜けた格好の女に話しかける。
サダン「おいそこのあんた!ここが何処か分かるか?」
ラゥスト「えぇ、分かるわ、だって、、、」
何だ?この女、いきなりニヤつき始めて、あっでもよく見ずともめちゃくちゃ可愛いな、しかもちょっと魔王に似てる気、、が、、、まさか!
ラゥスト「私がここの王なんですもの!」
しまった!こいつ魔王の姉だ!逃げないと!
ラゥスト「どうして何も話さないの?どうしてそんなに怯えるの?貴方はこんなにも、美しいオーラを持っているのに!」
美しいオーラ?なにを言っているんだ?あぁクッソ、頭が痛い、、、!なにをした?ぐっ、意識が、、、!
起きた、何度目かも考えたくないがまた気絶したらしい。ふと横を見るとあの女がいた。しかし何故こいつはあんな事をしたのだろう。魔王もそうだが、いきなり相手を巻き込み説明をしないまま事を終わらせるあたり魔王の一族は全員ボッチなんだろうか
ラゥスト「君今とんでもなく失礼な事を考えなかったかい?」
サダン「いやいや、何のことかわからないネ。それより、随分フランクに話すようになったな、俺も大概だが。」
ラゥスト「マジで全然予想と合ってなかったからねぇ、興冷めしたわ、本当。」
何だこいつ、今度は意味がわからないことを言って態度まで腑抜け始めたぞ?そもそも、こいつに連れられてあんなことになったってのに何で俺が興冷めしたとか言われなければいけないんだ。、、、しかしなんだろう、服装は同じ、髪のボサ付き方も同じで、ここまで雰囲気が違うのは何か、こう、、、変ないやらしさがあると言うか。さっきは半目でニヤついた感じとかの寄りかかって来る軽いメンヘラ感があったが、今は妙にエロい落ち着きと言うか、ダルがってると言うか。、、、そうか!こいつ今汗ばんでるんだ!火照った事で少し外した胸のチャックによる裸でも下着姿でも演出出来ない「ちょっと脱いでる感」がこの独特の雰囲気を、、、
ラゥスト「あのさ、暇ならゲームしない?色々話しながらさ。」
サダン「いきなりだな、まぁいいか、気になることもあるし。」
ラゥスト「よし!じゃあアスファルト・バトラーズ用意するから待ってて!」
なんだ?そこはかとなくあのゲームの面影があるぞ?そもそもこの世界にゲームが有る事自体おかしいんじゃないか?そんな事を思いながら彼女、、、そういえば名前聞いてなかったな、がゲームを起動するのを待つ。
ゲーム「CA☓☓CON!」
モロじゃねぇか!!




