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規律の厳しい学校で起こるいじめ
透を中心にクラスが行ういじめは小さく分かりづらいが、確実に亜夏の心を蝕んでいく。
まず、朝一でツバや水滴をかけ、彼女の読書の時間を台無しにする。
彼女の横を通るたびに椅子や机を軽く蹴る。
移動時間は軽く突き飛ばす。
昼食は食堂で上手いこと最後に並ばせる。
昼休みは本領発揮。
クラス全体が亜夏の悪口を始める。
「ゴミ」
「臭い」
「生きてる価値ない」
「死ね」
たまらなく他の教室へ逃げ出す亜夏を追いかけ、そこでも悪口を言う。
私はそれを黙って見ている。
いろんな意味でクールなのだ。
ちなみに亜夏は私の次に成績がいい。
私が来るまでは一番だった。
それがいじめの原因。
じゃあ、なぜ私はいじめられない?




