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第五話 変えられない過去


私たちはあの日、イゾラ州を強襲した…


イザベル「…アリーは俺と一緒に正面から突っ込む」

イザベル「アナベルは周りを警戒しつつイゾラ州内部にフレイズ族を連れてこい」

アリー「…わかった」

イザベル「それと、しくじるなよ」

イザベル「これは、俺らフレイズ族にとっての、新たな勝利への架け橋になるんだからな」

アナベル「…分かった」


あの日、私たちは人類最大の殺戮を犯そうとした…

本当にそんなことを望んだのか…


…望むわけない…


私たちだって…仲良く暮らしたい…皆で笑って…暮らしたい…

でも…従わないと…家族が殺される…

私たちの私情で…家族が殺される…


どっちに転んでも地獄だった…

従えば罪のない人たちを大量殺戮して…

従わなければ関係ない家族が殺された…

私たちに…味方なんていなかった…


私たちは…認められたかったの…

私たちの…家族に…そして…フレイズ族に…


ルイス「…ちっ、うるせえ」

カイル「…君たちのしたことは、どれだけ弁明しようと、どれだけ言おうと変わらない」

カイル「君たちはイゾラ州を襲撃し、計50万人を殺害した計画の首謀者だ」

アリー「…分かってる…分かってるよ…」

レイン「…おい、イザベル」

イザベル「…何だ…」

レイン「…あの日、訓練場で教えてくれたよな」

レイン「…例えどれだけ血に濡れても、俺たちは仲間だって」

イザベル「…あぁ…」

レイン「…お前たちのした過去は変えられない…これからも、ずっと」

レイン「たとえ2000年経っても、5000年経っても」

レイン「お前たちは史上最悪の殺戮者になる」

イザベル「…っ」

レイン「…だがな、俺はまだ信じてるぜ」

イザベル「…ぇ…?」

レイン「お前らが、俺たちと一緒に戦ってくれる事をよ」

アリー「…レイン…」

レイン「…そんでさ、見つけようぜ」

レイン「本物の、お前らを」


アリー「…レイン…!」

イザベル「ありがとう…ありがとう…!!」

スベラル「…私は許してないから」

アリー「…許してほしいとは思わない…」

アリー「…ただ…謝りたかった…それだけなの…」


次回 勝負はここから


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