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神様の暇つぶし  作者: けんしょ~
それぞれの日常
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男勇者と男Aの邂逅

前振り長かった

ようやく出会います


ミスがあったのでちょっと直しました

Side:男A

「後はグレゴリウスさんの手紙をギルドに届けて終わりだね♪」

スゴイ熱気を伴ったパレードが終わり人が減った大通りで今後の確認。人が減ったと言ってもまだかなりいるけど…

「今行って平気なの?お昼時だけど」

「そうなんだよね~。お昼どっかで食べてから行こうか。どこがイイ?」

「初めてだから分かんないからロザリーに任せるよ」

肩をすくめて戦力外宣言。俺の常識の無さを舐めるな…言ってて悲しくなってきた…

「じゃあ、テキトーに探してみよっか♪」

また手引っ張られる。もう慣れたな。さて何食べようか…



Side:男勇者

「ようやく終わった~」

騎士隊舎で宛がわれた部屋のソファに倒れこんでしまう。フカフカ~

「だらしないよ、勇人。あれくらいで」

素人に3時間のパレードは酷だと思うんだ。とゆうかあんた自分の部屋に帰れ。

「フレイヤ様、勇人様は初めてなのですから。勇者といえ初めてでは所詮この程度ですよ」

「フォローするなら普通にしてくれ~。上げて落とされるのが1番辛い」

「知ってますが?」

「弄りの基本だね」

もうヤダ…

「この後って自由でいいのか?実際に街を見てみたいんだけど」

半分は本音。見たこと無い街って探検したくなる。向こうの世界でもこんな街行った事なかったし。もう半分はこの2人から離れたい、だ。

「いいけど、騒ぎになるよ?せめて変装していきな」

「服と髪の色だけでも意外と分からないモノですから。こちらをどうぞ」

そう言って普通の服と帽子と…短剣を貰った…何故?

「ジュワユースは目立ち過ぎますから、護身用にこちらをお持ち下さい。普通の剣だとその服に合いませんし」

おお、流石メイドさん。普段は俺の事弄ってばかりだけどこうゆう時はちゃんと考えて用意してくれるなんて…俺メイドさんのこと誤解してたよ!


Side:姫巫女

メイドさんが普通に勇人の要望に応えてる…何かあるね。

「じゃ、着替えたら街に行ってくる。飯は街でテキトーに食ってくるよ」

ホクホク顔で部屋の奥に行ってしまったね。もう少し疑う事を覚えて貰わないとね。いい加減、権力欲に取り付かれてるバカを処分するのにも疲れてきたからね。さて、

「メイドさん、何するつもりなんだい?」

「もちろん、尾行です」

無表情で楽しそうとゆう離れ業を演じながら普通の服を2着…良く判ってるじゃないか。

「ふふふ、流石、私の専属なだけは有る」

「恐れ入ります」

さて、どうなるかね…



Side:男A

とりあえず良さげな店を見つけるために街を探索してみる事に成った。この街は人の出入りが激しいだけあって店も良く変わるらしい。なのでロザリーも珍しそうに眺めている。

「お嬢ちゃん達ぃ。どっからきたのぉ」

「お兄ちゃん達と楽しいトコ行かないかい?」

何か…スッゴイ分かり易いチンピラ(デブとガリ)に絡まれた…いや、きっと違う人に声掛けてるんだろう。うん、きっとそうだ。

「綺麗な黒髪だねぇ。ちょっと触らせてよぉ」

「やっ、来ないで!」

はぁ~、やっぱ俺たちか。

「オジサン、俺の連れに触らないでくれない?」

「ジル…」

ウルッた瞳でこっち見ない!ロザリーならコイツら簡単に丸焼きに出来るでしょうが。

「お嬢ちゃん、女の子が『俺』なんて言わない方がいいよ?それはそれで可愛いけど…ジュル」

なんてキモいガリだ…ん?

「あれ、…のトコの…」「誰か止めてやんなよ…」「嫌だよ、自分で…」「…にゃ関わりたくねえ…」「騎士だって黙認してるし…」「可哀相に…」

成る程、権力者縁のヤツか…面倒臭い…息も臭いが。

「ふひゃひゃ、怯えちゃって。ますます可愛い」

ひそひそ話を聞いてたら勘違いされてしまった。

「さぁ、お兄ちゃん達とぉ来ようねぇ」

「はぁ~」

バシッ!

伸ばして来たデブの腕を払う…だって普通にキモいし。

「って!この、優しくしてりゃ調子こいてんじゃぁねえぇぞぉ!」

ん?こっちに突っ込んで来る人がいるな


「何してやがる!その子達嫌がってんだろうが!!」


「あっ?うるせー!誰だテメー!」

ん?あの顔はさっきの勇者か?

「ジル、…どうしよう?」

怯えた様子で3人を見ている…仕方ないか。

「平気だよ。最悪チンピラ2人は叩きのめすから。ロザリーは心配しなくても平気」

「…うん♪」

森の獣達の方が遥かにやばいし、肉屋とか赤ヒゲとかは化物だしでこれくらいじゃ驚く事もできない。安心したのかロザリーの声もいつもの調子に戻ったみたいだ。

「邪魔すんじゃねぇー!」

デブが勇者に殴り掛かった。その間にガリがこっちに来てる。人質にでもするつもりかな?

「このっ!」

勇者甘いな。なるべく怪我させない様に戦ってる。俺なら、

「雷槍!」

「ぎゃあぁぁぁあぁぁぁああっっ!!」

ガリ撃破。殺してはないよ?周りの人たちが唖然としてる…何か2人変な雰囲気の女の人がいるな…

ドスンっ!

「こんな所か。君達、怪我は無い?」

勇者はデブを倒した。イケメンスマイル発動。女性達は魅了された。男性達は嫉妬している。アホな事言ってないで…

「ありがとうございます。俺達に怪我はありません」

「あ、ありがとうございました~」

ロザリーは照れてるんじゃなくて俺の手見てました…殺してないってば。

「そう、よかった」

本心からそう思っている顔だな。コイツの召喚に巻き込まれたと思うと…特に何も思う事はないな…正直どうでもイイし…

「ロザリー、行こう。いい加減お腹減ったよ」

「うん、そうだね…」

だから殺してないっつの…

「君らもまだなのかい?俺もなんだ。一緒に食べないかい?」

「いいですよ~」

あ、ロザリーが先にOKしちゃった…ふぅ、ヤな流れになってきたな~…


ありがちなやられキャラの活躍でした


今後も出番のあるモブキャラにしたいです

…無理ですね。出る予定無いですし…

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