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神様の暇つぶし  作者: けんしょ~
それぞれの日常
30/140

神様の本音

神様の話は極力いっぺんに出していく予定です

Side:主神

「あれ?なんか同じ人間が連続じゃね?」

「本当ですね。どうゆう事なのでしょうか」

ふっふっふ、驚いてる驚いてる。

「お父様、説明してください」

「おうよ!」

く~、これだよコレ!やっぱ父親として娘には頼りにされるってイイぜ~。感動!

「…フリッグたん、何か優しくね?いつもなら『気持ち悪い顔しないでください』くらい言ってるのに。…もしかして、男Aと何かあったっしょ!」

「失礼ですね。私は何時も暴言を吐いている訳ではありませんよ。少々肩の荷が下りたのと鬱憤晴らしが出来ただけです」

「男Aで?やっぱり随分と入れ込んでね?ワザワザ夢で会っちゃうくらいだし」

「そうですね。自分が担当している世界くらいの愛着はあるかもしれません。まぁ、母性本能が刺激されたとか、そうゆう類の事でしょう」

「はぁー、はぁー…」

「まぁイイけど。あの主神様どする?ちょっと過去例を見ない程にトリップしちゃってるけど」

「放っておきましょう。じき目を覚ますでしょう」

よし!フリッグのために、パパ頑張っちゃうぞ~♪

「よ~し、皆の衆!俺様がこれからありがた~い説明をしてやる。この状況をパパッと理解できる優れモノだ。心して聞くよーに!」

「あ、起きた」

「永遠に眠っていれば良かったのに」

「えっ、ちょっ、フリッグ?いったいどうしたと…」

なんだ?ナニカシテシマッタノカ…わからん…ナニモワカラン…

「お父様、速く説明を」

「お、おぉ。この見方になった理由、それは」

「それは…」

おお、ダルは食い付いて来てるぞ。フリッグは…

「ふむ、次はあの男ですか…ふぅ…」

「フリッグゥゥゥゥゥゥーーーーーーっっっ!お父さんは、お父さんはあんな、あんな男認めないからなぁぁぁぁぁぁっっっ!!!」

「ちょっ、フリッグたん、男A見て賢者タイムはちょっとまずいっしょ。主神様暴走しちゃったお」

「はぁ、面倒ですね……フリッグ、お父さんの事、ダ~イスキ♡」

「ぐはっ!」

ドサッ

「フリッグたんの幼女声、はぁ、はぁ」

「全く、何故私が汚物変態コンビの相手などしなければならないのか…お父様、起きて下さい」

…うぅ、何だ、何か、スゴク幸せな気分だ…俺の心が満ち足りている…

世界が、世界が輝いている…あはは、世界ってこんなに綺麗だったのか…

「お父様速く起きて下さい。そして説明を」

「あ、ああ。おはようフリッグ。で、説明って何のだ?」

「女勇者の話が続いた理由です」

ん?ああ、そういえばそんなことしたな。

「いやな、単純に覚えてらんなかったからこうしてみた」

前のだと誰が何やってたか覚えてらんなかったからな~。

「本当にそれだけですか?」

「ふっふっふっ、そんなわけねぇだろ?もちろん、別の理由が有る!」

ここまで引っ張ったら食い付いて…

「どうでもいいので速く話して下さい…はぁ…」

「あ、はい、すいません、調子乗りました」

何か本気で相手にされてない…これはキツイぜ…

「はぁ、はぁ、フリッグたんの幼女ボイス」

何かダルがやべぇ…あいつが世界の管理人の1人って、ヤバくないか…

「速く話して下さい。話が進みません」

「お、おう。1人を見る時間を増やした理由、それは…

俺の出番を増やすためだっ!!」

「………………死ねばいいのに」

グハァッ!

最近神様の変態化が激しいです…

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